世の中の社会課題をビジネス化する思考のイノベーション性

2020年9月21日

ビジネス

世の中の社会課題を解決するビジネスを立ち上げることが、イノベーションであると聞いて少し疑問を持った、ユゲタです。 ITが社会の当たり前になってきて、第一次産業である、農業、林業、水産業でも、ITの力を使わずにはなかなか難しくなってくるほど、社会に根づいている状態です。 でも、日本はこうしたIT利用に、先進国の中では、まだまだ遅れているIT発展途上国です。 あまり政治の話はしたくはないですが、国のITレベルは、政治に関わる人のITリテラシに比例していると考えてもいいかもしれませんね。

世の中の社会課題について

http://andomitsunobu.net/?p=8713 リンクのページは「今一度社会課題を整理しよう! 社会的課題・社会的問題一覧まとめ」という、非常に参考になる記事ですが、 13ジャンルに分類して、さらにNPO法人の主要活動などもリストアップしてくれています。 これは、いい記事ですね。非常に参考になります。 こうした社会課題を解決することを「イノベーション」と言う人がいますが、確かにこれまで考えられても居なかった事で社会課題を解決することはイノベーションを感じますが、単純に既知の社会課題を解決するだけのことではイノベーションと呼んでしまうのはいかがなものかと考えてしまいます。 そもそも「イノベーション」とは、技術革新の事ですからね。 これまで誰もやらなかった方法で行う事が重要で、この点を単にITを使うだけで、誰もやったことがなかったかのように言っているなんちゃってイノベーションの話を聞くと、どうしても、頭の中で「?」マークが浮かんできてしまいます。

それでも社会課題は意味がある

なんとなく、NPO活動なんかをディスっているように聞こえてますが、全然そうした意味ではなく、慈善活動にしても、ビジネスにしても、既存の社会課題を解決するという事は、非常に素晴らしい行為だと思っています。 何よりその活動により誰かが、救われたり助かったりするということは、人として喜ばしい事だと考えられますよね。 また、既存の社会課題だけじゃなく、見えていない社会課題も世の中にはたくさんあり、普段生活をしていて、なんか腑に落ちない感じの事があれば、ボクはすぐにメモ帳に書き溜めているんですが、小さな社会課題を解決する事でも十分に意義があると考えています。 そうした時に、ITを使うと、これまで苦労していた事やできなかった事が、サラっとできてしまうということは、ITエンジニアならではの視点があるからですね。 ITリテラシが低い人が、ITを使って社会課題を解決するという事は、果たしてどのくらい可能なのかも、実は興味のある課題でもありますけどね・・・

転職する人は社会の役に立ちたいと思っているから!?

https://doda.jp/promo/ranking/002.html デューダさんのサイトで「働く理由ランキング」というのが発表されています。 上位にお金が理由は理解できますが、「社会」という言葉が多く使われていることにも気が付きます。 これは転職をする時の理由と同じ傾向があり、「給与」「社会貢献」というのは、当たり前のように出てくる単語です。 でも、ここだけの話、転職する人の理由は9割以上が「人間関係」なんですけどね・・・ それって、社会課題の「イジメ」と同じなんですけど、社会課題を解決する事を目的としている企業で、転職率が高いという組織があったとしたら、かなりの仮面をかぶっている可能性が高いので、企業をみる視点としても活用できるかもしれませんね。

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