規約は読まない方が悪いのか?

2015年4月30日

日記

インターネットでサービスを利用する時に、登録を行う場合に、しつこいぐらいに個人情報規定の同意を求めてくる。 そして、膨大な量の規約書と言うのが、画面に表示される。 見た目は、画面半分ぐらいなのだが、スクロール仕様になっており、3桁では済まないピクセルサイズが中には書き込まれている。 一体、この文章を読んでいる人はどの程度いるのだろう?

読む人、見たこと無い説

基本的にそのサービスに登録しないとサービスが使え無い。 友達もそのサービスを既に使っている。 メールアドレスを登録するだけなので、問題があれば、捨てアドにすればいい。 ぐらいのレベルで、規約を読まずに登録しますが、一体規約にはどんな内容が書かれているのでしょう?

規約はどんな物に書かれているのか?

家電量販店で購入した物。 インターネットで会社運営しているサービス。 携帯電話などの契約書とセットになっている物。 施設を利用する時のパンフレットにも、書かれている場合があります。 身の回りのほとんどの物に対して規約や契約が存在します。 意識したことがありますか?

版権商売

規約や契約と聞くと、版権というのが思い当たりますが、これは著作権の事で、作家やアーティストが稼いでいる印税などが、これにより、報酬を得られる仕組みです。 因みに、JASRACという、カラオケでよく聞くこの名称は、小林亜星さんが、音楽関係者に、版権を保護して、利益を還元するという会社を立ち上げて出来上がったらしいです。 何だが、今では当たり前になっているので、革命的な事だったんですね。

規約と契約は何が違うのか?

契約とは、1対1で行う事で、規約とは、1対複数の時の書面だそうです。 きっと、あなたが勤めている会社にも規約書が存在するはずなので、是非、隅から隅まで読んでみる事をお勧めします。 もしかすると、知らなかったら損をする事が書かれているかもしれませんよ。

契約書を読みなれるコツ

実は僕もそんなに書面は読ま無いんですが、以前、法務部所のある会社に勤めていた時に、法務担当の人に、契約書の読むポイントというのを教わった事があるのです。 それは、日本の契約書は、大項目の章仕立てになっており、内容は、大体どれも同じ事が多いそうです。 ただ、不動産と、ウェブサービスの様な、全く異なる案件では、項目も全く違うので、どういうジャンルにどういう項目があるかを知っておく事は必要ですが、見れば大体わかる事が多いです。 重要なのは、「損害賠償請求」「著作権」「有効期限」というような、いわゆる、自分に落ち度があると、金額請求されたり、訴えられたりしてしまうという点です。 少なくても落ち度があった時どうなるかを見ておけば何かの時に対応ができるというわけです。 また、どんな時に落ち度とされるのかが、周りの章に書かれていると思います。 こちらの権利の範囲も書かれているので、細かく見る必要はありそうですよね。

何故契約書はこんなに回りくどく書かれているのか?

僕は法務の知識は無いので、詳細は分かりませんが、公的な文章を見ると、大体こんな感じで書かれている物がほとんどです。 もしかしたら、将来、コギャル言葉で書かれる規約書などが登場するかもしれませんが、公式文章の扱いになるかどうかは分かりませんが。 まずは、こんな物ということで諦めて読みましょう。 そして、読みなれるとこれはこれで、楽に読める物になります。

身に降りかかる危険回避策

とにかく、チェックペン片手に、片っ端から規約書、契約書、約款などを読みあさってみてはいかがでしょうか? 契約について詳しくなれると、世の中、得する事は多いと思いますよ。

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