会社というコミュニティ

2017年11月17日

コミュニケーション ビジネス 日記

この記事をご覧のみなさんは、最近流行りの何かのコミュニティに属していますか? 僕が良く参加するエンジニアセミナーなどでは、プログラム言語コミュニティ、サーバーエンジニアコミュニティ、AIを勉強したい人コミュニティなど、たくさんのコミュニティがあり、自分でも管理しきれないほど、参加していますが、その中で存在感を感じられるのは、2つぐらいです。 こうしたコミュニティに参加するとどこのコミュニティでも、「仕事を活性化するためにコミュニティに参加しよう」とか、「自分の知識を増やすためにいろんなコミュニティにどんどん参加しよう」というような事が叫ばれています。 もしかすると、いま現在ひとつもコミュニティに参加していないという人もいると思いますが、はたして沢山のコミュニティに参加する事にどういう意味があるのか少し考えてみたいと思います。

コミュニティに参加する意義

コミュニティに参加するというのは、それぞれの集会に参加するというだけではなく、そのコミュニティの目的に対してメンバーみんなで活動するというのが本来の目的なのだが、エンジニアコミュニティに関しては、セミナーやら講義やらに参加するだけの場合が多く感じます。 その後に懇親会があり、名刺交換して、知人が増えたように感じる程度がほとんどで、僕の経験からすると、そこからその後連絡を取って、情報交換したり、個人的に飲みに行ったりするというのは、数人ぐらいしかいません。 もちろん、コミュニティに参加すると、毎回感じるのは、そのコミュニティの中心にいる人達は非常に魅力的な人が多く、そうした人たちと繋がりたいと考える人が集まるというスタイルのコミュニティが多いのも今時のスタイルかもしれませんね。

SNSとコミュニティ

FaceBookやTwitterといった、手軽にコミュニティに参加できるサービスは非常に便利です。 それぞれのコミュニティ毎にルールがあり、混乱する時もありますが、参加者のコメントなどを一望できるという環境に重宝することも少なくありません。 リアルなコミュニティに参加するのはちょっと・・・と気後れしている人は、是非SNSコミュニティに積極的に参加してみましょう。 お互いに顔を知らなくても、考え方は結構通じるという事が感じられるはずです。

会社コミュニティ

そもそも、こうしたコミュニティの話をする時に、会社という組織は、あまりコミュニティと呼ばないのは何故なのだろう?と考え、会社こそが自分の属性ている最たるコミュニティと考えると、色々と物事がうまく進むのではないかという考え方をお伝えします。 まず、趣味などのコミュニティは、仕事とは切り離して、自分の思考と合う人同士が仲良くするというお友達コミュニティのニュアンスが強いのですが、会社も、自分に合うからその会社に努めているはずです。 もしそうでなければ、今の時代は転職天国と言われるぐらい、日本国内で向上心さえあれば、転職に困ることはありません。 合わない会社に居続けるよりも、肌感の合う会社をいち早く見つけ、転職してしまう方がいいでしょう。 しかし、色々な事情で会社に属していて色々と納得行かない事も多くあるという人が多く、転職をするまでの事情ではないと考えると、会社という組織にうまく溶け込んで置かなければいけません。 こうした時に、会社という組織がちゃんとコミュニティとして、方向性とルールを持っているかが重要です。 会社としての就業規定などは、法人であれば整えているとは思いますが、現在に沿っているかどうかを精査し続けている会社は非常に少ないです。 会社創業時に作られた、古いしきたりを未だにルールと称して守り続けなければならないという囚われの会社などは、従業員が不幸せになる可能性も高いはずです。 コミュニティを成り立たせたければ、キチンとコミュニティの意義として、ビジョンを掲げ、コミュニティに参加する人の同意や共感を得て、 参加する誰もがメリットを感じられる活動をするという運用をすることが重要です。 今現在、会社組織での問題を抱えていて、それを解決する術が無くコミュニティに逃げているというタイプの人もたくさん話しを聞くことがあります。 会社コミュニティは、経営者だけでなく、従業員全体で考えるべきテーマだと思うので、こういう意識のある会社は、全員が社内組織の事を「自分毎」として捉えますが、逆に問題の多い会社は、従業員の全てが「他人事」の感覚にあるので、自分たちでどちらの体質なのかを見極めてみましょう。

家庭コミュニティ

もう一つ、ほとんどの人が必ず属しているコミュニティが「家庭コミュニティ」です。 「実家のオトンとオカンは好かん」という尖った若者も多いかもしれませんが、家庭コミュニティがうまく運用されている人は、それ以外のコミュニティもうまく活用できているケースが多いです。 人のコミュニティの基本は家庭コミュニティにあると言っても過言ではないでしょう。 家の外と家の中で、性格が変わるようなタイプの人は、自分は器用に立ち回っていると考えているかもしれませんが、その行為自体が自分にとって非常に大きなストレスになっているはずです。 そして、多くの人が、家の外に視野を向けがちですが、どちらかに問題が発生した場合、もう片方にも問題がある場合も多く、両方に問題がある場合、片方が解決すると、もう片方も解決する事も、よくあります。 これは、結局人という人格は一つの為、家の中に居ようが外に居ようが、気分は同じという事なんですね。 ずっと同じ自分でいられる事がいかにストレスを貯めずに、居心地がいい環境かという事を自分に言い聞かせてみると、それぞれのコミュニテイで自分がどのように立ち回れば良いのかが見えてくると思います。 会社コミュニティがなんとなくうまくいかないと感じる人は是非、家庭コミュニティを上手く行かせて見るように考えてみましょう。 一人暮らしで家庭がないという人は、お一人様から、お二人様以上になる事を目指してみませんか?

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