フィリップ・K・ディックの「エレクトリック・ドリームズ」

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Amazonプライムでオススメされていたムービーに「フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ」というのがあり、気になったので見て見たところ、かなりのクオリティに驚かされました。
 

タイトルを見て見たくなる人も多いと思いますが、「フィリップ・K・ディック」を知らない人の為に少しだけ説明しておきますが、
 

近未来映画として有名な「ブレードランナー」や「トータルリコール」「マイノリティリポート」というSFの中でも超有名なこうした映画の原作者です。
 

数多くのSF小説を執筆されているので、それを全10話のドラマ化したらしいのですが、かなり味の出ている仕上がりで、SF映画が好きな人はどれも面白く見る事ができます。
 

ちなみに、字幕版と日本語翻訳版がありますが、翻訳のクオリティもなかなか良かったですよ。
 

フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ | AmazonPrimeVideo

フィリップ・K・ディックの魅力

スターウォーズやスタートレックのような、ザ・SF映画というよりは、人の深層心理やサスペンスに近いストーリー展開のSFのフィリップ・K・ディック作品ですが、こうした作品を半世紀以上前に書いていたという事が一番の衝撃ですよね。
 

Wikipedia
 

wikipediaにも彼のページがあり、作品の多くを見ると、映画化されている作品の多さと、レンタルビデオショップや、公開時のテレビCMなどを覚えているのもあり、改めて素晴らしい作家であった事がよくわかります。
 

エレクトリック・ドリームズについて

このドラマは2016年から、10エピソードが製作されて、2017年に公開されたそうですが、amazonの評価で星4.5という驚異的に高い評価をもらっている所から、「見なきゃ損」というレベルだという事が伺えます。
 

とりあえず、見るかどうか迷っている人は、第1話だけでも見て見るといいでしょう。
 

シリーズドラマという事ですが、10話それぞれがオムニバス構成になっており、1話完結している話なので、好きな話だけ見るという事も可能です。
 

ちなみに、第1話は「真生活」というタイトルで、夢と現実がどっちがどっちか分からなくなるという心理的にパニクってしまうような話ですが、「これぞ、フィリップ・K・ディック!!」という内容が、ファンにとっては納得できる作品になっています。
 

そして、もう一つの特徴は、彼の作品は多くがアンハッピーで終わる事が多いという点です。
 

見終わった後に、悶々としてしまう感じの作品もありますが、その後、自分で色々と考えてしまうというのも、大きな特徴なのでしょうね。
 

もちろん、「もっと気持ちのいい終わり方があるのにな〜」という作品もありますが、映画化されているものは、監督さんの気持ち次第で、ハッピーエンドになっているものも多くありますが、彼の本質は、アンハッピーエンドでも、ちゃんと話の本筋である、テーマをしっかり伝えているという事がよくわかります。
 

二度見る面白さ

シリーズの後半の話は、比較的話を理解する前にエンディングロールが流れる話がいくつかあり、見終わった後に唖然としてしまう事がありました。
 

これらの作品は2回見る事で、伝えたいテーマや、隠されたメッセージがよく分かるものも多いです。
 

個人的には、自動運転の自動車や、未来の携帯電話、便利な暮らしを表現しているIT機器やガジェットなどを見ると言うもう一つの楽しみもあり、
 

作品内で映像化され、よくできているそうしたアイデアを楽しんでいたりします。
 

未来と過去や、異次元の話、ある一つの違和感のある単語だったりを追求していて、世の中にある矛盾と照らし合わせると非常に面白く感じるというのも、彼の作品の特徴です。
 

もちろん、監督さんの意図が入っているので、最近の政治的な事件を参考にしている作品もあったり、世界的な事件を明らかに元にしているというのも、今現代で見ていても、シンパシーを感じる点なのかもしれません。
 

シリーズとしては、第2シーズンも作って欲しいと思っていますが、まずは、この第1シーズンと、今までの映画を改めて見直したいと考えてしまいました。

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