4月10日は「フォントの日」なんです。

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2017年4月10日から、毎年4/10は「フォントの日」という事で業界がこの日を盛り上げようという事で、火付け役のAdobe社が毎年イベントを開催しているとの事で、2018年4月10日に赤坂のYahooロッジに参加してみました。
 

WEBエンジニアである僕は、以前ゲームグラフィッカーとして、デザインアプリも触っており、色々な記事ページの出稿データを作ったりもした経験があり、多少のDTPを理解しているつもりでいましたが、このフォントの日イベントに集まった人たちは、ガチのタイポグラフィ関連の人たちが集まってきていたようで、かなりのアウェー感を味わってきました。
 

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フォント業界での当たり前は何も知りません

冒頭、おきまりの「フォント川柳」ではじまり、フォントの奥深さを堪能したつもりですが、奥深さなど何一つ分からないままイベント開催で、とても戸惑いましたが、
 

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次のセッションで、フォント業界で活躍する女性デザイナーが華やかなトークをしてくれて、会場もかなり和んでいました。
 

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次のセッションは、フォント業界の重鎮ブレインたちが、「フォントの未来」について語っていたのですが、大学教授の方で、若干ウザいキャラの人がいたので、会場もみんなドン引きしていて、ここだけはなんとなくの一体感を感じていました。
 

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最後は、フォントクイズとフォントトリビアで一気に会場が盛り上がり、業界のオタク人達が浮き彫りになり、全く分からなかった僕も非常に楽しめました。
 

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もし、来年もフォントの日イベントに参加するとしたら、フォント名を頭に叩き込み、クイズ参加できるようにしてくるぐらいの予習活動は必須だと感じましたね。

フォントの未来

このトークセッションは、エンジニアの僕としては非常に興味深かったので、今回のブログのテーマはここを書かせていただきます。
 

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まず、登壇者の方が言われていたのは「海外のフォントと日本のフォントの差」ですが、初めは意味が分からなかったのですが、海外は英数字と記号ぐらいの数十文字程度に対して、日本語は2万文字、これで何が変わるかというと、「WEBフォント」というインターネットで昔から存在する技術において、通常はパソコンやスマートフォンにあらかじめ組み込まれているフォントが利用されるところを、
 

WEBフォントを使えば、ページ毎にイメージにあったフォントデザインを使う事ができるのですが、海外フォントであれば、大した容量ではないところが、日本語フォントは膨大な漢字が含まれているため、すさまじい容量をダウンロードする事になります。
 

僕の知っているサービスでデザイナーの要望でWEBフォントを使ってしまったおかげで、本番でのWEBページの読み込みで、毎回20MBのフォントデータをダウンロードするWEBサイトが出来上がって、ページ表示するのに、かなりの時間がかかるページになってしまい、担当者が頭を抱えていたのを思い出しました。
 

これを技術的に可能にするには、全ての漢字の要素が詰まった「永」の時のフォントデータを読み込めば、残りの文字は、デザインデータではなく、漢字の構成データだけを保持しておけば、それぞれの漢字のデザインが再構成されて結果フォントとして表示できるような仕組みが考えられます。
 

理論上は可能でも、これにはOS側に漢字の基本構造データを保持しておかなければいけないので、その仕組みはまだ存在していません。
 

フォントという技術ジャンルを通り越して、OS側のフォントの仕組みそのものを変更しなければいけなくなるため、現時点ではフォント業界だけで手が出せない状態なのですね。
 

他にも、VRやARなどの際に、周囲の光の加減や、見る角度によって文字を適切なデザインに変更するような最適化技術などが今後は必要になります。
 

もちろん、これも、海外フォントと日本語フォントなどの問題もあるため、クリアする課題が山積みな状態である事を教えていただきました。
 

この辺はフォント業界の問題ではなく、今後の技術革新で日本国内でIT発展のためにオープンイノベーションとして、それぞれの課題で解決できる組織を募って、1つずつの課題解決をしていく国内で会社という枠を超えた活動が必要不可欠になるでしょうね。
 

そして、まだこの活動ができていないため、一刻も早くこうした活動をし始めた組織が、今後の未来のイニシアチブを握ることは容易に想像できます。
 

それはAdobe社なのか、Google社なのか、それとも、どこかの小さなベンチャー企業なのかは、まだわかりませんが、かなりおもしろい研究と明るい未来が存在するでしょうね。
 

ん?うちの会社でやればいいじゃないか?・・・やるか!

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