エンジニア必見、経営者の喜ぶサービスの作り方

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今回はエンジニアではなく、経営者視点で見てみることにします。
 

この記事の背景を説明すると、色々な企業(WEBサービス系)のお悩み相談を聞いていると、大体の社長さんが、
「早くサービスを立ち上げたいのに、システム構築が遅くて仕方がない、なんとかならないか?」
という調子だ。
 

エンジニアからしてみれば、設計、デザイン、コーディング、デバッグ、環境設計・・・などなど簡単にサービスが作れると思っている経営者はおかしいだろ!と考えがちですが、そもそもその経営者の元で働いている人がこんなセリフを言っているとしたら、それ自体が問題なのです。

何が正しくて何が間違っているのか?

もちろん、無茶振り経営者の言いなりにシステム構築を行う事は避けなければいけませんが、こうしたもどかしさを持っている経営者が勝算を持っているとしたらどうでしょう?
 

きっとその経営者は、他の経営者と話をしていて、「そのサービスうまく行くはずだよ!」とか、「はやくやっちゃいなよ」とか言われているはずです。
 

言われれば言われるほど、早くやりたくて仕方がなくなるでしょう。人間だもの。
 

そして、ここで問題になるのが、そんな社長の多くはITやらシステムがよく分からない。
 

でも自分は、「アイデアやビジネスにおける商売感だけは人一倍」とタカをくくっている社長であれば、なおさらエンジニアのケツを叩きたくもなるでしょうね。
 

こういう事を知ってか知らずか、エンジニアは、その社長から(または、中間管理職を経由して)「〇〇なサービスを作ってよ」と言われ、「は?」となります。
 

簡単に作ってと言われても、データベース設計をしないといけないし、細かな仕様を決めていかないといけないから、「まずは1ヶ月欲しい」と考えがちです。
 

そして、言いっ放しの社長は、出来上がりを首を長くして待ち、エンジニアは中途半端な仕様を言われるがままに作って行くことになります。
 

でも、この流れ、全く上手く言っていない非常にお手本のような流れなのです。
そして、僕の相談を受ける会社は大体においてこの流れになっているようです。
中には、社長がキチンと画面イメージなどを手書きしたりパワポで綺麗に作ったりするケースもありますが、1番の失敗は、エンジニアが作ることに納得していない事なのです。
 

言われた通りのモノを作ればいいという思考でやっている社長がいたとしたら、それはそれで問題なのですが・・・
 

しかし、これは、こうした社長やアイデアマンの人がエンジニアに物事を伝えきれていないという事が問題ではなく、エンジニアが、自分が納得できない仕事を請け負ってしまう事に問題があると考えましょう。

受け皿のエンジニア

ITに疎い社長の元で働くエンジニアは、多くが社長のサービスアイデアのお悩み相談役になっているケースが多いです。
 

社長「ねえ、〇〇君(エンジニアに対して)、△△ってサービス作れる?」
エンジニア「◇◇のモジュールを使えば簡単にできますよ」
社長「じゃあ、今やってる作業は後回しでもいいから、できるだけ早く作って見てよ」
エンジニア「わ、わかりました・・・」
 

危険ですねえこの流れ、確かにエンジニアが技術的に可能という風に受け答えしたし、簡単にできると言った手前、社長は、すぐにできてしまうと考えてしまうのも頷けます。
 

まず、社長が考えなければいけないのは、エンジニアは、基本的にコミュニケーションが下手くそであるという事。
この会話で仕事をキチンと割り当てたつもりになってはいけません。
でも、「来週までに」とか、「いつまでにできる?」とか言わなかったのは、ある程度エンジニアを信頼している証拠なのかもしれませんね。
 

そしてエンジニアに関しては、社長の言う事に逆らえるはずが無いと考えがちですが、これから作るサービスって作る過程でどんな面白みがあるか、考えているのでしょうか?
 

仕事と割り切って、言われたものを作るというエンジニアはもはや、会社のお荷物でしかありません。
 

なぜなら、自分の作るサービスに熱が入らない開発は、熱の入った開発には足元にも及ばないからです。
 

自ら使って見たい!
誰が使っても面白い!
特定の人が使うと確実に今よりも便利になる!

 

こうした思考を持たずに開発を行うと、きっと自分も辛い思いをするだけでしょう。
 

そして、逆にこうした想いを持って作ると、開発スピードも速い上、開発作業自体が楽しくて仕方が無くなるでしょう。 
 

言いなりの受け皿エンジニアである事に気がついたエンジニアは、即刻考えを改めるようにしましょう。
 

許される環境にないエンジニア

え?派遣エンジニアのため、現場でそんな事を言ってられない?
 

確かに、設計書が上から舞い降りてきて、それに従ってプログラミングする「SIer(エスアイヤー)」という職業もあります。
言わば、プログラム工場のロボットと化す仕事ですね。
 

こうした人たちはどうすればいいのでしょう?
 

もちろん、転職を視野にいれてもいいのですが、こうしたロボット職場では、「スキルアップの場」として、スポーツジムに通って、筋肉を発達させるかのように、プログラミングスキルを向上させるための修行と考えるしかないかもしれません。
 

でも、納得ができるまで打ち合わせをするという姿勢はできなくないと思いますけどね。

正しく評価されるために

そして、こうした思考がキチンとされると、エンジニアとしても、正常に評価をされたいものです。
 

最後に、僕がこうした相談を受けた時に、社長やそこのエンジニアの方にお伝えしている教訓のようなモノを紹介して終わりにします。
 

上記で書いたおさらいになりますが、ここまで読んだ人は一読ください。

自分が理解しなければ誰も理解させてくれない

求められるサービス開発は世の中で受け入れられるために、どう作るのが良いかを考える。
言われた通りやるよりも、簡単に素早く出来て、要件が満たせるモノは、要望者は分かっていない。
途中過程も理解していないし、分かろうともしない。
ゴールが早く、目的達成されればそれでいい。

自分で楽しまなければ誰も楽しませてくれない

自分のやりたいやりたくないはとても重要。
やりたい場合は、寝る暇を惜しんでトコトン楽しめ。
やりたくない場合は、まず、要望者が何故それをやりたがるのかを徹底的に話し合え。
自分が納得しないのに作業開始すると、とんでもない方向違いが生まれる。
納得した作業は、楽しくて苦労と感じなくなる。

結果的に喜ぶ人がいると成功しやすい

人の喜ぶゴールかどうか見極めろ。
依頼者は絶対ではなく、自分さえ良ければいいという価値観で突き進む人も少なくない。
人が喜ぶゴールがあれば、頑張りがいがあるというモノ。
人を陥れる開発は、絶対にやってはいけない。

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