何故、規約書や契約書はあんなに長いのか?

2018年6月13日

ビジネス 日記

携帯電話を契約する時に、うんざりするぐらいの長い規約書を定時されますが、これをまともに読んでいる人はどのくらいいるのでしょう? また、新しくWEBサービスを使用したい場合、アカウント登録をする際にも、「規約」を読んでから登録ボタンを押すように促されます。 確かに、規約書は、企業が販売先の顧客に対して提供する際のルールが書かれています。 でも、これらが分かりにくい記述がされていたり、説明を聞かないと理解しずらい内容であったりすることも少なくありません。 今回の記事は、そんな分かりにくい文章を将来的になんとかしたいと考えて、アイデアを書き溜めてみました。 以前書いた記事と合わせて、参考にしてください。 規約は読まない方が悪いのか?

世の中の分かりにくい文章たち

僕の考える分かりにくい書類は以下のようなモノがあります。
・憲法や民法などの法律 ・契約書、規約書 ・家電製品の取扱説明書
これらの書類は、非常に重要であるにも関わらず、読みづらい、分量が多いということで、商品を買った際に見ることすらされないケースも少なくありません。 法律に至っては、専門家が解釈しても、意見が別れるほど複雑な内容になっているし、言葉自体も古い時代からの名残が残っているため、普通の人ではまともに読めません。

何故わかりにくい文章がまともに成り立っているのか不思議

よく考えると、これって今時の流れと逆ではありませんか? きっと会社などで資料を作る時に、分かりにくい資料を作った時に上司から怒られた経験がある人も多いと思います。 家電製品の取扱い説明書などは、機能の増加に伴い、辞書ほどの分厚さになっているケースもあります。 うちにあるとあるメーカーのテレビの取説は、分厚い機能説明書と一緒に、簡易説明書という、薄い冊子がついていました。 これって説明書の説明書という風にも見れて、何とも言い難い状況に笑うに笑えない感じもしています。 一方、iPhoneなどは説明書が無いことで有名ですが、それはそれで機械音痴の人でも使えていたりします。 皮肉な事にiPhoneを使うために携帯キャリアと契約する際の契約書が膨大な文面があり、モチベーションの上がらないモノが多く読みづらくなっていて、見たいと思うものが、なかったりするって、どうなの???

個人的感覚

法律のような、解釈によって社会に影響されてしまうものは、いますぐにどうこうできないかもしれないが、少なくとも見解はきちんとまとめておかなければ、政治派閥ごとに解釈が違っていて、誰もそれを正せないなんて、今現在あるべき姿では無いですからね。 また、企業における契約書などにおいても、分かりにくい単語や言い回しなどはやめて、いっその事、漫画風にして、相手に分かりやすくするというのはどうだろう? 解釈が複数や真逆に取れる、読み間違えたり、現代では読みにくい言い回しなどはむしろ禁止して、誰でも分かりやすく読める事をルールかした方がよほど世の中で起きるトラブルが少なくなるとも思うのですが、どうでしょうか? もちろん、読みにくい契約書を使って、悪意のある契約を行うという企業もありますが、こういう詐欺まがいの事件も減るのでは無いかと考えています。 受け取り手が、「分かりにくい、読みにくい、理解しづらい」というものは、その文章を定時する側が悪いという風潮にするべきかもしれませんね。

これからの文章アイデア

上記にも書いましたが、広告漫画が流行っている事を考えると、日本の文化、誰でも手軽に分かりやすく読めるポイントに「漫画」があります。 ガッツリした漫画ではなくても、簡単な挿絵が入ったり、分かりにくい表記を擬音などを使って、雰囲気で書いたり、不謹慎に思う人もいるかもしれませんが、世の中の受け入れられ方や、読み手の理解度はきっと格段に向上する事でしょう。 よくある契約書トラブルは、内容が書かれているかどうかで議論されるようですが、その内容が「分かりやすいかどうか」は二の次になりがちです。 家電製品における取扱説明書は、ユーザーサポートに連絡して説明を受ける場合や、契約書における間違いやすい解釈は、インターネットを利用してQ&Aを儲ける事を義務化する事で、同じトラブルを避けることができるようになります。 こうした契約書や取説を分かりやすく表現するいわゆるUI/UXのジャンルが今後は流行り始めるかもしれませんね。

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