自分に向いてる仕事の見極め方

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終身雇用の制度がほぼ崩壊している日本では、転職の1度や2度は当たり前になってきました。
 

もはやバツ1、バツ2も当たり前になってきたので、高度経済成長の時の日本の常識はまるっきり変わってきています。
 

その時代になかった職業もあったり、その時代の職業ですでになくなっている仕事もある事を考えると、自分の一生の仕事を高校生ぐらいで考えなければならないというのは、若者によって非常に難しい課題なのかもしれません。
 

企業コンサルティングなどを行なっていると個人的にエンジニアの人から、自分が本当にエンジニアとして向いているのかどうか・・・
逆に、今現在は非エンジニアとして営業や接客をやっているのだけれど、技術職に非常に強い憧れを持っているので、そっちに進む事は正しいかどうかと言う相談を受ける事がある。
 

僕は決まって同じ答えを言うのだけれど、趣味でその技術をやる覚悟があるなら、進むべきだし、仕事として割り切ってやりたいなら、ビジネスエンジニアレベルでの割り切った思考をお勧めする。
 

嫌でもやらなきゃいけない仕事


 

誰でも所属している会社で上司から命令された仕事は、嫌でもやらなければいけません。
 

あたりまえですが、これはパワハラではなく業務命令なのです。
その仕事をしている以上、どんなに本人が嫌でも避けて通れない仕事はあるし、誰かがそうした仕事をしなければいけないのが事実です。
 

もちろん嫌というレベルがパワハラやセクハラレベルである場合もあるため、法律的な観点が必要にはなりますが、嫌な仕事ばかりをやらされた人は、大体がその会社から転職を考える事が多いでしょう。
 

テレビCMなどで、「オージンジオージンジ」と言って、煽ってくる時代です。
 

ここで考えたいのは、その嫌な事は、他の人も嫌な事なのか、自分だけが嫌な事なのかを一歩引いて考えてみましょう。
 

自分は嫌なことだけど、他の人は喜んでやっているとわかった時、その好き嫌いの境界線や原因ってどういうところにあるのでしょう?
 

個人的に人参が嫌いという食べ物の好き嫌いレベルと、他の誰もが嫌がる事では、嫌いのレベルが違う事は誰でもわかると思います。
 

会社側からの視点で言えば、組織でそれぞれの仕事をみんな嫌がってやる会社と、それぞれの仕事を心の底から好んでやっている組織では、どのくらいの差が出るのでしょう?
 

もちろん組織でそれぞれが得意な人だけ集まることが出来れば、これほど生産性の高い事は無いでしょうね。
 

そう考えると、適材適所っていう事を考え抜かれた組織や、「できるできない」よりも、「好き嫌い」を主体に採用活動をしている会社では、採用後の生産性に大きく差が出るという事につながると思いませんか?

その仕事に向いているかどうかの判断


 

でも実際は、ほとんどの人が自分がその仕事に向いているかどうかって、自分ではわかっていない人の方が多い事がほとんどです。
 

自分がその仕事が好きな理由や意義などを語れる人って、極めて少ないでしょう。
 

たまたま、今自分がやっている事がうまく言っているのであれば、その仕事をやっていてモチベーションも上がるだろうし、うまく言っていなければ、やる気もなくなっていて、そのまま「自分に向いている向いていない」という評価をしがちですが、
 

実際に自分が向いているかどうかをどうすれば定量的に判定できるかを考えてみましょう。
 

基準は以下のような事で考えられます。
 

1. 楽しい…楽しくない
2. 得意…不得意
3. 自慢できる…自慢できない
4. 給料が高い…給料が安い
5. 周囲の人がいい人…周囲の人が最悪
6. 残業が少ない…残業が多い
7. 誰かに頼られる…誰にも頼られない
8. 職場が近い…職場が遠い
9. 将来の為になる…将来の為にならない
10. 昔からやりたい…そもそもやりたくない

 

自分がどういう基準で会社や仕事、その周辺の人に対して向き合っているかを文面かしてみるといいかもしれません。
 

その仕事に向いているかどうかの基準は、様々ですが、自分の中で現在のポジショニングを確認してみることは重要です。
 

少し余裕がある人であれば、周囲の人もプロットしてみましょう。
自分より仕事が向いている人、向いていない人なども、自分の価値観で配置してみる事で、職場の人間関係なども浮き彫りになるかもしれません。

転職理由の9割は人間関係


 

基本的に、仕事に向いているか向いていないかという基準よりも、職場の人間関係の良好さだけで、その仕事(会社)が好きかどうかを判断しがちです。
 

実際に、人材紹介会社の発表している資料などをみると、転職理由の上位はやり甲斐やスキルアップが多いように見えますが、本音は人間関係がほとんどです。
 

https://doda.jp/guide/reason/

1位 ほかにやりたい仕事がある 14.9%
2位 会社の将来性が不安 10.7%
3位 給与に不満がある 10.5%
4位 残業が多い/休日が少ない 8.2%
5位 専門知識・技術を習得したい 5.1%
6位 幅広い経験・知識を積みたい 3.8%
7位 U・Iターンしたい 3.8%
8位 土日祝日に休みたい 3.3%
9位 市場価値を上げたい 3.3%
10位 会社の評価方法に不満がある 3.2%

 

これに比べて、本音ランキングというのもあるようです。
 

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/

1位 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった 23%
2位 労働時間・環境が不満だった 14%
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった 13%
4位 給与が低かった 12%
5位 仕事内容が面白くなかった 9%
6位 社長がワンマンだった 7%
7位 社風が合わなかった 6%
7位 会社の経営方針・経営状況が変化した 6%
7位 キャリアアップしたかった 6%
10位 昇進・評価が不満だった 4%

 

上記を見てもわかるように、人間関係がよければその職場から離職などせずに頑張れるのですが。
もちろん、職種チェンジや起業などの理由での退職も最近は増えてきているようですが、そういう人は転職人口の1割未満でしょう。
 

どうですか?今の仕事が自分に向いているかどうかは、人間関係で判断していませんか?

諦めるかどうかは本人次第


 

若い頃目指していた職業につけなかった人は、挫折したような印象をもちますが、挫折かどうかの判断は本人がしているだけという見方もできます。
 

20代でしか取得できない資格などは晩年にどうすることもできませんが、若い頃になりたかった仕事に、サラリーマンをしながら副業で行っている人もいるし、資金を貯めてからチャレンジし直す人もいます。
 

挫折したと考えてしまう人は、そこから再チャレンジはまずありえないでしょう。
 

人から三行半を下された人でなければ、挫折を感じなくても、やりたいことはいつでもできることに気がつけるでしょう。
 

そして、やりたいやりたくないと、向いている向いていない、得意得意でないなどは、冒頭に自分で考えましたが、他人が測れるものではないことは、容易にわかるでしょう。
 

その仕事が自分に向いているかどうかは、実は自分が向いているかという腹落ちができるかどうかだけだったという話でした。

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