[セミナー参加報告] 低迷するチームを建て直し、大学サッカー日本一へ!企業経営にもつながる神川流「チームビルド」とは!!

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サッカーにあまり詳しくもなく、ワールドカップをミーハー的にしか見ていない僕にとっては、サッカーのようなスポ根のチームビルドと、会社組織構造とは別物だと思ってセミナーに参加したのですが、結論から言うと、チームビルド理論はどんな組織でも精通するという事が理解できた非常に有意義なセミナーでした。
 

個人的に上場会社を2社の管理部門や経営を経験した時にチームビルドの難しさを痛感したのですが、この時に考えていたのが、「うまくいっている他の会社はいったいどうしているんだろう?」という純粋な疑問だったのですが、同時に人の集まる組織では、派閥も一定割合の低モチベーションも仕方がないと考えて(諦めて)いたのですが、その先のやり方にはきちんと理論があり、それらを知ってる知らないという事から、対応経験のある無しで、組織全体を良くコントロールする事ができる事を、このセミナーを通じて理解する事ができました。
 

セミナー詳細は以下のURLでご覧ください。
 

http://j-net21.smrj.go.jp/snavi/Contents/0000132555
 

セミナー内容

セミナー講師は、有名なサッカーチームの監督を数々こなしてきて、実績豊富な神川明彦さんだったのですが、非常に話の進め方が上手で、そのテクニックも参考になると思っていたら、サッカー協会の指導者ライセンスの「公認S級ライセンス」には、プレゼンテーションなどの内容もあり、そうした基盤がしっかりされている事がよく伺えました。
 

メニュー

 

1. これまでの主な戦績
2. 成長する選手 成長しる環境
3. 日々の取り組み
4. 選手との衝突から学んだ事
5. 論理的考動力
6. 実感していること
7. 今後の目標
8. 質疑応答
 

実績紹介

 

サッカー無知な僕でも知っている世界の長友選手が、神川氏の教え子であると言うことをで、これまでの華々しい大会実績を紹介されていましたが、こうした一流選手を下積み時代から成長過程を見てきたという事も非常に関心の強い内容ですが、
 

そうした人をきちんと指導してきたという実績は、改めて監督をしてきたチームが成果を出すチームに育てる大きなポイントになっていることは非常によく理解する事ができました。
 

個人的には、色々な選手の名前が出て正直覚えきれなかったのですが、それぞれの選手の得意ポイント、ウィークポイントなどを、きちんと指摘してそれらの改善点を個別に指導するという当たり前に聞こえるけど、大きな組織では、なかなか個別に目を向けられない事自体が、指導者の質と聞いてて納得できましたね。
 

基本的に、チームビルディングは、属する組織がきちんと整っているかどうかが基盤となり、弱いチームは不安定な組織である事が多いそうです。
 

これは企業でもよく理解できますね。
経営者が気分次第で発言が変わるような環境では、従業員は経営者の顔色を見て仕事を進行する働き方になり、社長の気分を良くする事で仕事が円滑に進むということから、社長の機嫌取りをするような態勢が当たり前になっている会社もいくつか経験した事がありますが、安定したチームが作られるはずがない事は誰でも想像できます。
 

そして、サッカー監督においては、選手をどのポジションで使うかという采配から、選手のモチベーションコントロール、力を発揮する場面で、最大限に成果が出せるというメンタルコントロールなどにも気を使う事は、会社においてのマネジメントと全く同じであることも非常によくわかりました。
 

神川氏の考える組織作りの法則

 

1. 理念、目標の設定と共有
2. 組織の土台をしっかりつくる(それぞれの人間を把握し、規律を整える)
3. 全員に役割と責任を与える(個々人の強みを相互に理解する)
4. 正当な競争を促し、公正な評価をする(一人一人が全力で戦う組織)
 

どれも非常に重要ですが、企業においては、経営者ではなく人事担当者だけの仕事にしていたり、できると思われる人を評価し、できない人は切り捨てる傾向が強いようにも思われます。
 

論理的考動力

 

「考動」が「行動」ではない事が重要に思えます。
 

これは、神川氏が提唱しているキーワードなのだそうですが、確かにWEBで検索しても、この単語での結果はありません。
 

これは、「目標を達成したら、すぐに次の目標を決める」という人の倍のスピードで成長が可能になる理論なのだそうです。
 

自分の理想をきちんと目標として定義し、今の自分に足りていない事を課題とすることで、課題をクリアして目標達成する事ができるという当たり前ですが、なかなか普通の人ではできないこうした行動指針を指している言葉なのだそうです。
 

そして重要なのが、目標を達成した時に、すぐに次の目標を定めるという事が重要で、ある一定のゴールで満足してはいけないといういい教訓でもありました。
 

M-A-T-A-Mメソッド

サッカーなどのスポーツ選手などでは有名なメソッドなのでしょうか?
僕は初めて聞く単語だったのですが、ビジネスで言われるPDCAサイクルと同じ感じだと思われます。
 

「試合」-「分析」-「練習」-「分析」-「試合」

 

試合をする事で課題を分析して、それによる練習をしてさらにぶんせきして 試合に臨む事を繰り返して、自己成長を促すのですが、ここでのポイントは「分析」ですね。
 

きとんと分析するという事がスキルとして蓄積できる人は、スポーツにおいても、ビジネスにおいても、成功のポイントである事がよくわかります。

チームビルドについて得られたもの

選手と監督との重要な要素としては、「コミュニケーション」が筆頭に挙げられますが、組織全体に情報が行き届く事が非常に重要で、「経営者 – マネージャー – 従業員」(もっと細かな階層が増えるケースもあり)という階層において、伝言ゲームが発生するケースが多いのですが、本当に必要な情報が漏れたり、重要な内容が間違って届いたり、言葉を発する人の温度感で、熱量が伝わらなかったり、とにかくコミュニケーションは、直接確実に行うことが重要なのですが、その際に「理念」と「目標」ということを共有することでより伝わりやすくなるという事は、テクニックとして利用すべきだと教えていただきました。
 

ここでいう目標は、会社組織で言えば、営業マンの個人目標だけでなく、会社全体の次のステージ目標や、チームの向かっているゴールの事全体を指しており、チームでそうした目標を共有するという重要な事がすっぽり抜け落ちているチームは意外と多いかもしれませんね。
 

役割と責任

「全員に役割と責任を与える」という事は、本当に参考になりました。
仕事は与えているがそれに責任を与えているチームも少なく、上司の言われたことをやるように指導しているケースも多く、一挙手一投足を決められたルールどおりにやるベルトコンベアのような仕事では、モチベーションなど上がるはずもなく、そこにおける技術評価は、ルールに従順かどうかというレベルのチームも少なくないかもしれません。
 

個人が効率や成果アップのために行う創意工夫こそがチーム成果の引き上げになる事や、従業員のスキルアップが、組織の生産性向上に繋がるという理論を知らない経営者も意外と多いのではないかという疑問も浮かんできました。
 

リーダーの重要性

伝言ゲームは厳しいという事だったのですが、監督の意志をきちんと伝えられるリーダーの存在は、チームに関しては絶対に必要なのだそうです。
 

たしかに選手の人からすると、年の離れた監督から言われるよりも、より自分に近い立場人から言われた方が、当たりが柔らかく、伝わりやすいという事は理解できます。
 

そして、監督の仕事はリーダー育成が大多数と言ってもいいのかもしれません。
 

企業においても、中間管理職の育成を行っていないまたは、二の次にしている会社は、うまくいっていない事が多い事が思い浮かびます。
 

リーダーを基軸とした組織が作れたら、それを複数作る事で、会社組織構成が作る事が可能になり、きちんとした全体組織構造ができあがるという事ですが、重要なのは、会社経営者の意志をきちんと従業員に伝える事ができるという事で、会社の意志に納得していないチームリーダーがいたとしたら、そのチームは会社に背を向ける可能性もあり得ますからね。

コンサルティングを行う自分で使えるポイント

「やらされ感のないチーム作り」というのは、言わば「やる気のない人」「モチベーションの低い人」のいる組織に対しての思考ですが、IT企業の多くが、こうしたやらされ感の従業員を多く抱えている場面を思い出します。
 

エンジニアであれば、言われた仕様を作る事が仕事と認識していて、言われていない仕様に関しては、「聞いてません」という発言とともに、思考をしようともしない姿勢が意外と普通になってきてます。
 

「言った言わない」が基準になる会議や、指導してもやる気がでない新人従業員など、最近の従業員の傾向などについて、サッカーチームビルディングでは、どうやってこうした事に対応しているのかと聞いてみたところ、やはり、徹底的な各個人との話し合いを行うとのことで、結局のところはコミュニケーション不足がこうした自体を招いている1番の原因であるとも思われます。
 

周囲との人間関係がうまくいかない人は、やはり自分から周囲へのコミュニケーションを避けている傾向があったり、言った言わないをよくいう人は、実際に会話をしているわけではなく、メールやチャットなどで、文字を送信しているだけの人が多いというのも事実かもしれません。
 

話す手間を怠ることで、こうした事態になるとすると、より接して話をする事を今の企業が行うようになれば、強いチームも育ちやすくなるといういい結論を自分の中で見いだす事ができました。
 

もちろん、これだけでは無いのですが、少なくとも、コンサルティングに相談のくる会社というのは、根本的に不足していることが多い会社も多く、コミュニケーションはその中でも一番不足しがちな内容なので、改めてコンサルポイントとして今後の仕事に生かしてみたいと思います。

One comment

  • 突然のコメント失礼いたします。
    私は神奈川県の社会人リーグでサッカークラブを運営しております吉田と申します。
    今回、本記事を弊クラブのSNSでシェアさせていただけないかと思いご連絡を差し上げました。
    神川様には弊クラブのアドバイザーに就いていただいており、日頃からアドバイスなど頂戴しております。今回は弊クラブのアドバイザーの方のご活躍を紹介する趣旨で、ビジネス視点で非常にわかりやすくまとめられている本記事をご紹介をさせていただければと考えました。
    不躾なお願いで大変恐縮ですがご検討くださいますようお願い致します。
    (神川様にはご承諾いただいています)
    【掲載予定アカウント】
    https://www.facebook.com/KIFCjp/
    https://twitter.com/KIFC_jp

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