今時の人に不足している「メタ認知」能力

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空気の読めない人は、独りよがりな傾向があったり、他人の考えている事が理解できない事が多い人なのですが、とあるセミナーに参加した時に、講師をしていた茂木健一郎さんが言った「メタ認知」という能力が現代社会において非常に重要だという事を知りました。
 

メタ認知という能力を鍛える事で、空気を読める人間になるだけでなく、リーダーシップや企業経営者としての能力も向上するようですよ。
 

これは知っておかないと損でしょ。
 

という事で、今回はこの「メタ認知」を理解して、社会生活での活用方法を考えて見たいと思います。
 

ちなみに、認知と言っても「認知症」という病気とは関係ありませんので、初めて聞く人は、思考能力の「メタ認知」として覚えておいてください。

メタ認知とは

wikipediaによると、下記のように書かれています。
 

認知を認知すること。人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。

 

「認知を認知する」という哲学的な書き出しに少しドン引きする人もいるかもしれませんが、「知っている事を知る」というのは、非常に最近よく体感する感覚であり、例えば、エンジニアのような技術者が、謙遜する人や過信する人に比べて、自分の能力をきちんと理解するだけで、成長スピードが加速するという傾向があるようです。
 

自分を客観的に把握するということは、一歩下がって自分をちゃんと見て、自分に対して適切な方向性を決める事ができるからなんでしょうね。
 

謙遜している人は、大きなステップアップが苦手だし、過信する人は、「できる」という思い込みが激しく、結果できなくて言い訳するタイプが多いのですが、こうした人はメタ認知能力を鍛えて向上させる必要があるという事です。
 

メタ認知能力の向上Howto

メタ認知の「メタ」は、「高次」という意味があり、高い視点から自分の認知を俯瞰するような意味をさします。
 

幽体離脱して、自分の一歩後ろから、今の自分を第三者のように俯瞰視するようなイメージで、恥ずかしい事をしていたら、恥ずかしく思うし、もっとこうすればよくなると思ったら、自分で思った通りの行動をすればいいのです。
 

街中でタバコの投げ捨てをする人は、メタ認知能力が低いという事も考えられますね。
 

実際には、こんな風に自分を客観視するって非常に難しく、誰もが自分に対しては甘い一面もあり、何かが悪いと考えても、何かしらの言い訳を自分自身にして、内側の自分がそれに納得してしまうからです。
 

子供から大人への成長として、このメタ認知が成長する過程がいちばん大事なのですが、社会モラルや、一般的な感覚という、「常識」と言われる部分の価値観が大きく関わってくる事も重要な要素です。
 

いくら自分を客観視しても、価値観が人と違っていたら、「良い悪い」の判断軸がずれてしまいますから。
 

メタ認知能力を向上させるのは「PDCAサイクル」を自己で実行できるかどうかがポイントで、何か失敗した時に、その原因をしっかりと理解し、「どうすればよかったのか」という改善点をキチンと考えて次から実行できるかどうかなのだそうです。
 

なんども同じ失敗をして、いつも同じ事でおこなれているような人は、この「メタ認知」が不足しているという風に考えても良さそうです。
 

他人に自分の行動に対しての評価をしてもらい、それを真摯に受け止めるという姿勢が良いようですね。
 

また、自分で日記を書いてキチンと自分の過去に向き合い、未来に対しての予測や希望を持つという事も重要な要素です。

否定的なメタ認知

メタ認知に「肯定的」と「否定的」が存在し、肯定的が物事の学習や問題解決にプラスに働く事に対して、否定的なメタ認知は前向きな意識を阻害してしまいます。
 

基本的にはメタ認知で重要とされる、「物事の振り返り」を行い、その結果のPDCAをプラスに捉える事で肯定的なメタ認知となり、結果の振り返りでネガティブに考えてしまうと否定的なメタ認知となります。
 

基本的な思考は、個人の本質に依存してしまいますが、こうした結果の受け取り方でプラスに受け止める肯定的なメタ認知を能力向上するする事を目的にするようにしましょう。
 

こうした肯定的なメタ認知は小学校三年生ぐらいから芽生えてくるようなので、同世代の子供を持っている親御さんは、子供のメタ認知を鍛える事を意識してコミュニケーションをとってみてもいかがでしょうか?

いまどきのメタ認知が不足している人

社会に出て仕事や生活をしていると、空気の読めない人は非常に周囲から敬遠されがちになってしまうため、本人が気がつかないところで人から距離を置かれてしまいます。
 

メタ認知が不足している人は、そうした周囲の距離感なども、認知する事ができないため、とても痛い人になりがちです。
 

何かのタイミングで本人が気が付いたり、周囲の人から助言してもらえたりすると、メタ認知能力を鍛える方向になるかもしれませんが、こうしたことは自分で気がつかない限りなかなか向上しないというのも特徴的です。
 

もしこうしたメタ認知が低い人が周囲にいる人は、是非何気なくこうした思考を教えてあげてみてはいかがでしょうか?
 

または、そうした人がこのブログを通して気が付いてくるというのもいいかもしれませんね。

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