SNSマーケティングの落とし穴

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インスタグラムのSNSマーケティングがここ数年で加速的に増えてきており、それに伴う開発案件も多数依頼をいただいております。
 

そんなSNSマーケティングについて、あまり知らなかった僕ですが、インスタグラムのレポーティングツールなどを作っているうちに、今現在行われているSNSマーケティングに対して少し疑問に感じる部分があり、それを検討してみたいと思います。
 

ちなみに、ここでいうSNSマーケティングは、インスタグラムの「インフルエンサー」を使った、商品を紹介するAD広告の事を指します。

インフルエンサーの基準は1万フォロワー


 

最近、ユーチューバーと同じようにもてはやされている「インフルエンサー」ですが、拡散型のSNSという特性にマッチして、カリスマ性の感じられるキャラクターであれば、フォロワーが集まり、見事な広告塔になるという戦略ですが、この時の企業がインフルエンサーと認めるフォロワー数が1万人以上なのだそうです。
 

一方インフルエンサーではないですが、日本の「芸能人」のアカウントは数十万フォロワーや数百万フォロワーというのもたくさんいて、やはり公的な著名人というのは、こうしたカリスマ度合いも、桁違いに高いことがわかります。
 

しかし、当たり前のように芸能人はこうしたフォロワー数が多いのが当たり前という点とビジネスで利用しようとすると、それこそ桁違いの利用料金が発生してしまうため、安価に使えるインフルエンサーに企業は傾いているのも現状のようです。

SNS広告フロー


 

業界の人は当たり前の事なのですが、知らない人の為に、SNSマーケティングがどのように進行するのかを説明します。
 

まず、登場人物は一番小さい座組みであれば、広告を出したい「クライアント」とその広告全体を管理する「広告代理店」になりますが、広告代理店が発生する細かな作業を行なってもらう関連会社が多数存在するのが現状のようです。
 

結果、SNSマーケティングの費用は高くついてしまうという事なんですね。
 

そして、最初に行うのがインフルエンサーの抽出で、広告に見合うインフルエンサーを、色々なツテやデータベースを利用して集めます。
 

そして、広告を露出する期間、方法、その予測値を含めたKPIなどをクライアントに提案します。
 

インフルエンサーは、ハッシュタグに#ADや#広告などをつけて数週間以内に投稿するという流れになります。
 

その後、1ヶ月ほど経過した段階で、広告代理店の担当者は商品の露出やSNSでの反響などを「エンゲージ」という数値でレポーティングします。
 

こうして、インフルエンサーが拡散した商品が次々と買われていく状態になるのですが、その後、エンゲージの高いインフルエンサーと、たかくなかったインフルエンサーなどの評価をクライアントや広告代理店で行い、次回の施策に生かすと言う流れになっているようです。
 

華やかに見えるインフルエンサーの人たちも、人気商売なため、こうした裏の評価によりランク付けされているんですね。
 

ちなみに、「エンゲージ」というのは、SNSでの「表示」「イイネ」「リンククリック」「コメント」などのユーザーアクションをログとして取得し、1つの記事における評価値として出力する値の事です。
 

インスタグラムでは、「(クリック数 + コメント数) ÷ フォロワー数」が「エンゲージ率」とされる場合が多いようですね。
※詳細はレポーティングのルールで設定される事が多い為、ローカルルールの方が多いかもしれません。

フォロワーは累積ではない?!


 

僕が話をよく聞く広告代理店の作業をお手伝いしている会社の人は、こうした企業が1回の広告で1万人フォロワーのインフルエンサーが10人いたら10万人に告知できるというようなフレーズで営業を行なっているとの話を言っていたので、「そのフォロワーってそれぞれ同じ人が存在するという思考は無いのか?」と聞いてみたところ、「こういう業界はザル計算があたりまえ」という返答があったので、
 

もしかしたらインフルエンサーの重複フォロワーをレポーティングできるツールがあれば、もしかしたら使いたいクライアントも多いのでは無いかと考えられます。
 

もちろん、レポーティングをしている人も、こうした数値マジックはよく熟知しており、フォロワー重複は気にしているのだそうですが、現時点で重複レポートしてくれるツールが無いと言うのが現状だそうです。
 

少なくとも、僕も知らないので、もしこの記事を読んでいて、ここまで行き届いているインスタレポートツールがあれば、お教えくださいませ。
 

インフルエンサーの人も、重複フォロワーがいる為に、類似の他のインフルエンサーにクリックやコメントを取られている可能性もあるため、そうした視点での分析ツールって、世の中にないものなんですかね?
 

分析したら、色々な方向性が見つけられるはずなんですけどね。
 

「無ければ作る」がモットーなので、もし世の中に無さそうであれば、うちの会社で作りますか!

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