スマート家電を設置してテレビとエアコンのリモコンを排除

2018年12月26日

テクノロジー 日記

「スマート家電」ってご存知ですか? IoT機能を持った今時の家電の事らしいのですが、IoTは業界以外ではあまり知られていない言葉のようですが、「Internet Of Things」との頭文字で、要するにどんなものでもインターネットに繋げて、操作してしまおうというコンセプトです。 スマート家電は、赤外線リモコンで操作するだけでネットに繋がっていなかった家電を、ネットに繋いで一元管理したり、遠隔操作したりできるようにする家電の事です。 最近は値段もかなり安価になってきて、購入しやすくなってきました。 Amazonでレコメンドされた、「iRemote mini」が値引きも含めて5000円程度になっていたので、購入してみました。

製品紹介

製品名 : iRemote mini 紹介文 : LinkJapan eRemote mini IoTリモコン 家でも外からでもいつでもスマホで自宅の家電を操作 赤外線リモコンを一括登録するいわゆる「学習リモコン」なのですが、部屋の中央に置いておく事で、手元のスマホで一括操作できるというコンセプトなので、スマホが手元にある限り、もうリモコンを探す手間がなくなります。 ただし、専用アプリを立ち上げる必要があるので、こうした作業が手軽なリモコンと違ってめんどくさいと感じる人もいるでしょうね。 この製品はAmazonのAlexa認定されている製品という事で、自宅で天気予報しか聞いていなかったAlexaにスキル登録してみたら、話しかけるだけでテレビとエアコンが操作できるようになりました。(これが一番便利)

みんなが戸惑っている設定作業

Amazonのレビューで星1つや2つの人がレビュっていたのが、設定の難易度が高いという事。 実はこのレビューに躊躇して、購入を1ヶ月ぐらい見送っていたんですが、実際に設定にかかった時間は10分程度でした。 僕の環境の場合は、エアコンは、メーカー指定すると一発で認識できたんですが、テレビは一昔前のTOSHIBA製のモデルだった為、自動認識ができずに、手作業でリモコンのボタンの主要機能を登録するという作業のため、10分程度かかってしまいましたが、メーカー登録でサクッとできると2、3分で設定完了できるでしょうね。 ネットへの接続にトラブってしまう人は自宅のwifi環境がよく理解できていない人だったり、電波環境などが弱い人が多いのかもしれません。

スマート家電は他にもこんなことができるハズ

僕の自宅の環境は、エアコンとテレビぐらいしかリモコンが無かったので、今回はこの2つだけに留めましたが、照明器具に、IoTプラグを設置することで、一括管理できたり、玄関のドアの鍵をスマートロックという製品を使うことで、いつも持ち歩いている鍵も不要になります。 Alexaのスキル機能をうまくつかうと、「おはよう」「おやすみ」と声をかけるだけで、照明、テレビ、エアコンなどを一括でONにしたりOFFにしたり、いい感じに操作してくれるというのは、もはや未来の世界のような感じになりますね。 この製品のスマホアプリ内に「シーン」という項目があり、そこには、登録された家電製品の一連の流れを登録することができ、複数の操作をボタン一発で行うことができます。 タイマー機能などと組み合わせて使えば、生活力向上につながりますね。 普通にオフィスなどでも使えばいいと考えちゃいました。 こうしたスマート家電を使うことで未来体験ができるというだけでなく、家電などの操作に不慣れな人でも、声だけで操作できるという生活は非常に便利に考えられるはずです。 自宅のテーブルやソファーに転がっているリモコンが無くなるという世界は、かなり斬新な未来像という印象もありますからね。

この製品の課題

実際に使ってみて分かる事も多いので、それも含めて製品購入してみたんですが、いくつかの課題が見えました。 まずは、この製品レビューでも酷評されていましたが、電源ケーブルがウザいという点ですね。 消費電力まで調べていないのですが、非常に小さい端末なので、乾電池や内部バッテリーなどでのオブジェクトできるように設計するだけで、コンセントのある場所に置かなくて済むようになるので、デザイン面もかなり向上したのに、残念でしたね。 また、今時の家電は、赤外線以外のリモコン(操作方法)もあって、Bluetoothやwifi接続できる家電に対応していないので、こうしたモノも一括管理できるとより便利なんですが、操作範囲が広くなってメーカーサポートができる範囲を超えてしまうという事情もなんとなく理解できます。 このガジェット自体が赤外線送信を行う端末なので、複数の部屋毎に設置しなければいけないので、端末を部屋分購入しなければいけません。 玄関なども連携したくなったら、それ専用の端末が必要になってしまいます。 こうしたIoT製品の現状の大きな課題の一つに、コストメリットが感じにくいというのがあり、購入を躊躇する人も少なくありません。 安ければたくさん購入して設置してもいいという人もおおいと思うので、2つ3つ購入した場合のボリュームディスカウントなどの製品戦略や、1つでできる限り広範囲にサポートできるクオリティを検討してもらいたいものですね。

今後のIoTに対して

個人的にエンジニアという立場からすると、上記の様な課題を解決した商品を作るだけで、戦略的に向上するというのもあり、半分仕事目線で購入してみましたが、Alexa連動は便利な反面、声を出さなければコントロールできないというのは、ハードルとなる場面もあるので、家族の誰かが電話をしている時に、うるさく声を出せない為、Alexaコントロールができなかった場面もあり、スマホリモコン、Alexaに続く次のコントローラーを検討したくなりましたね。 AppleWatchでリモコン操作できるだけでもかなり利便性が高くなると思いますし、指輪やメガネのようなガジェットも大いに考えられますね。 想像する事自体が楽しいので、この辺は、実際に作ってみて製品化してみたいと思います。

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