問題解決能力を身につけよう

2019年1月21日

学習 日記

スキルを上げたいと日々悶々としているプログラマーや、無理難題な課題を解決すべく日々悪戦苦闘しているエンジニアはたくさんいると思います。 ていうか、大体の技術者がそういう感じです。 忙しくないエンジニアは世の中に存在しません。 もし忙しくないエンジニアがいたとすれば、それはもはやエンジニアではなく、単なる暇な労働者でしょう。 エンジニアは、技術職としている限り、自己技術の向上をする必要があり、ビジネスとしての仕事だけでなく、日々精進するべく勉学に勤しむ必要があります。 忙しいのは当たり前なんですが、忙しくないというのは、精進していない、もはやエンジニアという領域ではないですね。 ただ、「忙しさは、自分のスキルに連動する」と言われる事がありますが、忙しくなるほどエンジニアリングを行えるのはある意味幸せな事で、技術職をしていながら、そうしたレベルに達する事ができない人もいます。 やりたい事を見つける旅をしている若者(年寄りもいますが・・・)なども含めてこうしたレベル未達の人は、「問題解決能力」をアップさせる事をお勧めします。 「問題解決能力」というのは、目の前にある課題をサクッと回避できてしまう能力の事ですが、物事のスキルが高ければ問題解決能力が高いと勘違いしている人が圧倒的に多く、実はそうではない思考回路である事が重要な事に気が付いていないケースが多いようです。

問題解決スキルレベル

問題解決には、以下の要素が必要であると考えられます。
1. 手取り足取り他人にやってもらう 2. 言われた通りやって解決する 3. 人からヒントをもらって方向性を理解する 4. 自分で思考して解決までの道が作れる
スキルの低い順に並べてみましたが、何かの作業をする時の事を思い返したときに、どれに当てはまるかを考えてみましょう。 人から聞く事が悪い事ではないのですが、答えを即座に返してくれる人が周辺にいるのであれば、それもその人のスキルなのかもしれませんね。 そして、スキルの高い人に見られる大きな特徴として「一度行なった作業は次から自己解決できる」という事です。 なんども同じ事を聞いてくる人などは、問題解決に対する能力が圧倒的に可決しており、他人をアテにしているだけの内部ストレージが不足している人かもしれません。 そして、問題解決能力が高い人は、どんなジャンルに対しての課題も解決する事ができる人であり、単一の作業の課題を解決するだけのスキルではないという事です。 会社の社長などは少なくともこのスキルが長けていないと、会社運営など絶対にできない上、従業員から舐められてしまうでしょうね。 自分がやるべき作業は目の前の事だけと考えている人は、問題解決能力がアップする可能性も非常に低いというわけです。

1. 手取り足取り他人にやってもらう

これはもはや自分で問題解決しているというレベルではないのですが、何かを始めた時、学校を卒業して社会人1年目などの時には、どうしても人にやってもらい、人から教わるという工程が存在します。 いわば、人から教わることもスキルであるし、そこには教わるレベルが存在します。 教えてくれる人が、教える事にモチベーションを持ってもらえる場合と、義務的にただ教えるというだけの教育だったり、色々な教わり方がありますが、上手に教わった人は、レベルアップの質もスピードも非常に高くなるという事実もあります。 もちろん、この領域は「ひたすら覚える、勉強する」という段階なのですが、しっかりと教わる事ができ、「わからない事がわからない」という状態をいち早く脱する事を目的とするのがいいでしょう。

2. 言われた通りやって解決する

教わる時と似ていますが、問題が発生した時にどのように対応すればいいかを自分で判断できなくても、上司や先輩が助言してくれて、その言われた事を遂行できるというレベルです。 まじめに、実直に、言われた事を遂行できる能力は、物事のレベルを上げる時に非常に重要なのですが、この工程をすっ飛ばして、自分はなんでもできてしまうと暴走してしまう若者を何人もみた事がありますが、近い将来にまあまあ、痛い人物になって、企業のお荷物になってしまうケースもあるようです。

3. 人からヒントをもらって方向性を理解する

問題解決に置いて、すぐに解決ができるレベルにならなければいけないというのは、正解ではなく、解決するために他人の力を借りるという事は恥ずかしくもなんでもないんです。 問題が発生した時に、解決方法を思いついてもそれ以外の2つめの解決方法を1人の人間が見つける事は比較的難しい場合が多いです。 そんな時に、周囲の人に耳を傾ける事ができるというスキルは非常に重要で、スキルが高くてもこれができないエンジニアも多く、自分の決めた解決方法以外は聞く耳を持つ事ができず、結果失敗してしまう残念なタイプにならないために、人の意見を聞けるというスキルは必ず保持しておきましょう。

4. 自分で思考して解決までの道が作れる

これまでのスキルを全て保持している人が、問題を一人で即座に解決する事ができるという能力で、上位エンジニアとして企業で重宝されているはずです。 勘違いしてはいけないのは、このレベルの人は、もはや何でもできると思われがちですが、新技術に対応する時や、自分の得意分野以外のことは、レベル1に戻って、学習するという行為を惜しまない人が、どんどん自己スキルをあげられるタイプの優秀なエンジニアであると考えられます。 エンジニアは死ぬまで勉強しなければならないというのは、こういう事で、勉強にゴールがあると考えるモノグサタイプは技術者には向いていないと言えるのです。 この記事を読んでいるエンジニアのあなたは、どういうタイプでしょうか?

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