家の玄関にIoT導入「スマートロック」体験記

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不動産業界でのITの変革は「Airbnb」サービスに代表されるかと思いますが、このサービスは、余っている住宅を旅館に利用してしまうという斬新なサービスで、空き家問題が大きくなっている日本にとっては、非常にもってこいのサービスになっているようです。
 

京都や北海道の空き家を使った提供者が激増していて、僕の知り合いの司法書士さんも毎月京都に出張していて、共に繁盛しているようです。
 

ここで、Airbnbが拡大した要因の一つに、鍵管理のIT化、いわゆるスマートロックの存在が大きいという事をご存知でしょうか?
 

何となく未来の製品のように感じる、自宅の玄関の鍵を持たずに外に出て、スマホで開け締めしたり、外出先から締め忘れの確認をしたりできるものが、すでに製品化されて、Airbnbだけでなく、一般家庭でも簡単に導入が可能になっています。
 


 

僕の周辺ではこの製品を導入している人が一人もいなかったので、人柱といいつつ、鍵を持たない生活をやってみたかったので、家族に言わずに勝手に導入することにしてみました。

設置と設定

納品されたスマートロックは、早くて5分ぐらいで設置完了することができるお手軽さです。
 


 

重要なのは、ドアの形状によって設置出来ない場合もあるので事前にサイトで確認をしておかなければいけません。
 

アパートやマンションのドアであればほぼ対応できるように設計されているようですが、僕の自宅は古い一戸建てのごっついドアだったので、取り付けが心配でしたが、なんとか設置完了できました。
 


 

実は鍵周りにゴテゴテの装飾があり、普通の設置の仕方をしたのでは、回転部分が届かなかったので、付属の台座を逆向きに付けて若干ずらすことによりギリギリの設置が出来ることを発見しました。
 

これは、マニュアルにも載っていないやり方ですが、この設置がこの製品のすべての作業になってしまうので、より柔軟にするために、こうしたスライド式に対応できると、より対応扉が増えるという事を、サービス事務局に教えてあげたい・・・
 

設置が完了すると、スマホにアプリを入れて、簡単な施錠、解錠の設定を行えば、設定完了です。
 

うれしい機能としては、Applewatchにもアプリ連動してくれているので、ウォッチだけでドアの開け締めも可能になります。
 


 

さらに、オプション製品の「Qlio Hub」を使用すると、外出中に自宅のドアの遠隔操作や、開け締め監視をすることが可能になります。
少しお高いですが、ここまでやってようやくIoTの感覚です。
 

使用感

いい点としては、これまでと同じように自宅の鍵と併用して使えるというメリットがあり、スマホを持たない鍵だけの人はそのままでいいので、小学生の子供などには鍵、親たちはスマホで同じ鍵運用が出来るいう事ですね。
 

別の製品では、スマホでしか鍵が開けしめできなくなるものもあり、これは色々な問題が発生する可能性があるので、絶対にオススメできません。
 

製品自体はBluetooth接続での操作になるため、外から帰ってきた時に、オートロック解除する機能がたまに不安定になってしまうことがあります。
Applewatchがあるとさほど不便は感じないのですが、スマホのみの人は少しもどかしく感じるかもしれません。
 

機能として便利だけど、諸刃の剣機能になってしまう、「オートロック機能」というのがあり、文字通りホテルのオートロックのように、扉が閉まると自動で鍵がかかってしまう機能です。
 

いちいち鍵を締める必要もなく、外出時にも鍵の閉め忘れは起こり得なくなるので便利かと思いきや、朝自宅のポストに新聞を取りに出て、そのままスマホも持たずに出たためオートロックで閉め出されるという失態を初日に犯してしまいました。
 

宅内に家族がいれば、インターホンでなんとか事なきを負えられますが、一人暮らしだったと考えたらゾッとしてしまいますよね。
 

※念のために、閉め出された状況を回避すべく、自宅の外に隠し鍵を設置しておくことにしました。
 

デジタルハウスの未来

友達にスマートロックの話しをすると、まだまだ驚かれる時代ですが、間違いなくあと数年で鍵っ子は無くなり、車のキー解除のように、ボタン一つで鍵を解除し管理できるキーレス仕様にシフトしていくでしょう。
 

現在は、後付けツールのこうしたスマートロックしかないですが、玄関のドアノブに内蔵されたIoTドアノブも登場するでしょう。
 

玄関だけでなく、窓や出入り口全てにこのセンサーが入れば、もはや自宅に誰が出入りしたかの管理も監視カメラを設置しなくてもできるようになり、セコムなどの高額なサービスなどは不要になるかもしれません。
 

セキュリティも利便性も兼ね備えたこの製品ですが、もう少し用途を広げると、宅配便の荷物を収納できるスペースの鍵にもなれば、再配達問題も解消になる大きな社会的利便性が生まれます。
 

これまで鍵は、ジャラジャラと大量に保持しなければ行けなかった思考から、スマホ1つで全ての鍵を管理できる時代が目前に来ている感覚を味わうことができました。
 

おそらく将来的にはドアノブに直接監視カメラが搭載されて、インターホンや、来客管理などもできるようになると、自宅のドアから、別の宅のドアと映像アクセス出来た日には、どこでもドアのような感覚も味わえるかもしれませんね。

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