優先順位の優劣

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優先順位をつけて仕事をすると、確実に重要な仕事から終わっていくが、効率を考えると、先着順に裁くことで、優先順位を考えている時間が省けます。
 

とあるセミナーで仕事が複数あるときは優先順位の高いものを選別してから取り掛かると言うことを教えているようですが、
 

一方で、全ての作業を確実にできるだけ早く終えることの方が重要という考えもあります。
 

多くの人が優先順位が大事という事を優先してしまいがちですが、実はこうした固定概念が仕事の効率を悪くしている事もあるので、思い込みをしない思考を持つことがいかに大事かを考えてみました。

優先順位を考えるデメリット

とある会社で、とある商品の「製品要望リスト」が溜まりに溜まった時に、どれから手をつけるか優先順位の高いものを選別する会議が毎週行われていました。
 

とある商品というのは、Saas系のB2B商材でその会社の主力商品で、営業部門が日々、顧客先から色々な要望を持ち帰って、社内開発で対応している運用を行っていました。
 

要望というのは、すぐに終わるものもあれば、1ヶ月以上かかるものもあり、優先順位と同時に、作業工数の見込み時間も明記し始めました。
 

優先順位が高く、作業工数が短いものは、直ぐにでも消化すべき内容として、効率は上がったのですが、優先順位が高いもので、工数が大きいものと、優先順位が低いが、工数が小さいものは、どちらを優先させるかで、その場で議論が始まってしまいました。
 

要望を書いた人は自分の書いたものは優先順位が高いが、他人の物は自分よりは低くなるといった、一貫性もなく、果たして優先順位ってなんなのかも改めて考えさせられた出来事でしたね。
 

この件に関しては、全員の優先順位という基準が一定ではなかったため、ルールの無い会議を行っていたという反省点が考えられますが、この会社でその後行った事は、この商品責任者を決めて、その人が全ての優先順位を決めるという方向性でした。
 

容易に想像できますが、それぞれの担当者が自分の優先順位を優先してくれないという事で反発が起き、やはりプロジェクトは悶々としてしまいましたね。
 

ここで考えるべきだったのは、優先順位を考えるということ以外の選択肢は無かったのか?という事ですね。
 

すぐに終わるものでやらなければ行けないものは、優先順位に関わらず片付けたほうが、順番を決めなければいけない数が減り、少しは効率的になるというような進め方もできたと思います。
 

優先順位という言葉に囚われすぎた駄目な一連でしたね。

エンジニアの固定概念

僕は個人的に、初めてエンジニアとお会いした時には、一緒に仕事ができるかできないかというフィルタをその人に対して付けるようにしています。
 

もちろん、一緒に仕事ができる人は、その後にビジネスで絡むことも想定できますが、仕事が出来ないと判断した人は、それ以降には何も起きることはありません。
 

本人にそんな事は伝えませんが、思考性のエンジニアと一緒に仕事をするほどの苦痛や非効率は、もはや仕事ができなくなるぐらいのデメリットでしかないですからね。
 

そんな僕のフィルタはどうしているかと言うと、「固定概念を持っているかどうか」を基準で振り分けています。
 

数多くプログラムを仕事で経験してきたベテランエンジニアでも、特定の言語以外は使えないとか、フルスタック技術に関心がなかったりすると、自分とは全く話が合いません。
 

また、WEBサービスは「LAMP」が基本なのは分かりますが、apacheやnginxを使わないWEBサーバー環境が想像できない人や、データベースはSQL以外が想像出来ない人も、決まった行程で、世の中に損zないするOSSライブラリをうまく使って仕事の納品をするという、エンジニアというよりはパズルを組み立てる作業を仕事と称しているタイプも少なくないようですが、僕のフィルタでは除外されてしまいます。
 

もちろん、そうではないエンジニアって、結構ゴリゴリの技術者って感じの人しか残らないのですが、そういう方向性に興味が歩かないかがフィルタとして考えているだけなので、そうした固定概念で仕事をすることが悪いという事ではありません。
 

固定概念は思考を鈍らせる

世の中の誰もが信じて疑わないことは、固定概念として考えられますが、人は毎日なるべく思考をしなくて過ごすことを効率と考えがちで、有名な話では、Apple社のスティーブ・ジョブズは、いつも同じ服を来ていたのは、毎朝服を選ぶという事で思考することや、時間を浪費することを極端に嫌っていて、効率化の為に、同じ服を何着も購入していたそうです。
 

確かに効率を考え抜かれた思考のシャットダウンは、効率的なのかもしれませんが、時短の為の効率であれば問題ありませんが、思考をシャットダウンすることが目的の方法は、非常に棄権な匂いがすることに気が付きますでしょうか?
 

例えば、食後や睡眠前に歯磨きをする人が多いと思いますが、歯磨き粉を歯ブラシに付けて口の中でシャカシャカすれば良いとだけ考えている人が多く、歯医者さんなどはそういう歯磨きを見ると指導したくて仕方がなくなるそうです。
 

歯磨きは虫歯予防という事は分かっているけど、「歯磨きをやりすぎると虫歯になりやすい」という事を知らずに歯磨きをしている人がなんと多いことでしょう。
ちゃんとした作法で歯磨きもしなければいけないという事は、固定概念を疑った人だけが考えられる事なのかもしれませんね。
 

思考することを時間や労力の無駄と考えるか、コンピュータよりも優れている人間の脳を活用させるほうが、効率的かは、人がそれぞれ判断するべき事なんですね。
 

スマホが主流の生活になって、AIスピーカーなどに、聞けば何でも答えてくれる世の中になってきましたが、固定概念という便利な逃げ道を使って楽する事に進んでいる人間は、衰退してしまうかもしれませんね。

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