名刺交換する時に2枚以上の名刺を渡す人のデメリット

2019年4月13日

ビジネス

セミナーやイベントなどに参加して色々な人との名刺交換をする際に、会社名刺と個人活動の名刺を2枚渡す人がたまにいますが、僕は個人的にこうした人は貰う側の事を全く考えられておらず、一方通行のコミュニケーション系の人だと即座に判断してしまいます。 もちろん、色々な活動をしていて、名刺が事実的に複数持っている場合に、それらを全て渡すことにビジネス的には何の違和感も無いし、多彩な人という印象も相手に与えてプラス効果になると考えがちですが、それを受け取っている人って、決してプラスに思っていない事の方が多いのではないかという僕の持論です。 事実僕も、自社以外の顧問契約している会社の名刺を受け取っており、その会社の活動をする時はその会社の名刺を渡すことになるのですが、どうしても自分が何者なのかを分かってもらうために、自社の名刺を渡すという心理もわからなくもないですが、1人の人に対して複数の名刺をもらうということは、名刺管理をちゃんとやっている人からすると非常にその後の管理が大変になるという事も結構ありえる話でもあります。

複数名刺を配る人の特徴

名刺を複数持っている人は何も考えずに自分の現在の立ち位置を相手に分かってもらうための手段として名刺を複数渡しがちですが、ここで重要なのが、渡す本人がこうした事にたいして何も考えていないという事が考えられます。 そして実際に複数名刺を渡す人は、その人自身の説明が饒舌に行えない場合が多く、例えば2枚の名刺を渡してどっちが主でどっちが複かという事も説明でき無い人が多いようです。 この場合、大体の人が、2枚名刺を重ねて渡してくるパターンが多く、説明も無いまま過ごしてしまう人も多いようです。 僕の以前勤めていたとある上場会社の社長が、名刺をいろいろな人に渡すという行為が嫌というわけではないが、名刺一枚のコストって結構馬鹿にならないという話をしていたのを思い出し、会社からもらっている名刺に対して、無作為に人にばらまいているサラリーマンの感覚は、こうした経営者の感覚と大きく違うという事が非常に思い出されました。 そして、複数名刺を当たり前のように配っている人は、それをもらった人がどういう風に考えればいいかを説明できないようであれば、改めて思考が行き届いていないと判断してもいいかもしれませんね。

2枚以上の名刺をもらった時の人の心理

貰う側の心理としては、僕は個人的に名刺を収納するノートに入れるんですが、同じ人はいつのポケットに複数枚収納するようにしています。 なので、何枚ももらったところで、1ポケットに入れ込んでしまい、結果的に1つにまとめられてしまいます。 さらに、eightなどの名刺管理アプリなどに読み込んでおけば、とりあえずはデータ管理はしてくれるのですが、その後その名刺を検索する時に、複数枚名刺が出てきた場合、どれが本命名刺なのかが分からない事も少なくないです。 正直、2枚名刺をもらった直後に、本人の目の前でホッチキスでとめてあげてもいいぐらい、一人に対しての名刺管理に重要な悪栄養を及ぼす事を、渡す側は理解できているのかどうかいささか不明でもありますね。 非常に穿った見方ですが、名刺を2枚もらった時に、渡した人の環境や、ビジネス背景、その人の思考スペックなどが垣間見れて、ある程度のプロファイリングが出来てしまうという感じです。

複数名刺を持つ人の最良な名刺渡しパターン

それでは、実際に名刺を2枚持っている人は、名刺交換の時にどのようにすればいいのでしょうか? 色々なサイトで名刺受け渡しのマナーなどが書かれていますが、複数枚の名刺を相手に渡すマナーが書かれているサイトは検索しても見つけられませんでした。 しかし意外と世の中的に多いと考えられるのは、副業をしている人が増えていたり、複数の会社にまたがって活動をしている人など、単体の企業での活動ではなく、こうした働き方も多様化してきている証拠でもあります。 複数枚名刺を持っている人は、まず相手に1枚渡すべき名刺を見極めなければいけません。 どの仕事をしていて、相手と繋がっているかを考えると、相手に連絡をしてもらいたい電話番号やメールアドレスの書かれている名刺を渡すのが最適であると考えられます。 深ぼって考えると、それ以外の名刺を渡しても相手にとってはゴミでしかないということぐらいは認識しましょう。

記憶に残る名刺

これまで何千枚と名刺交換をしてきて、ほぼ全てをeightに入れ込んで管理している僕としては、面白かった名刺から、もらって迷惑だった名刺など、色々なパターンがあり、自分の名刺作成の時に非常に参考にできたので、その一部を紹介したいと思います。 名刺をscansnapなどのスキャナーで読み取って管理している人もいるかと思いますが、神ではなく、プラスチックなどを名刺にしている人は、スキャンする時に非常に困ります。 eightみたいにカメラで撮影してデータ取り込みをする名刺スキャンの方が最近では主流ですが、eightも本流サービスである、sansan名刺管理はscansnapでのスキャンなので、取り込みに困ることには違いありません。 要するに、一般的な名刺以外の斬新な名刺にすると、ちゃんと管理している人ほど、迷惑に感じるということです。 他社の名刺よりも目立つようにサイズを大きくすると、名刺管理をする名刺管理バインダーなどに入らず、僕の場合は、ハサミではみ出す部分をカットして収納するようにしています。 また、名刺が折りたたみで、小さな冊子みたいになっている名刺も困り物で、基本的に名刺管理アプリなどは、「表」と「裏」という管理が一般的なのに、折りたたんでいる冊子方式の名刺は、ページが沢山存在する為、スキャンも困る上、管理も困る結果になります。 僕はその名刺の表部分と裏部分以外は、管理対象にしないので、その他の部分は、読まれないと考えたほうがいいかもしれません。 名刺で会社の色々な説明をしたいことは非常によく分かりますが、名刺文化を考えるとそれ自体が非常にマイナスポイントになってしまっている事実に気がついていない痛い会社って意外と多いということにも気が付きました。 黒字に白文字の名刺というパターンがありますが、夜の飲み屋的な名刺で、インパクトはありますが、自分の管理している名刺群の中では浮いている存在になり、普通にビジネスの付き合いをするというよりは、変わり種の友人の名刺という感覚になってしまうようです。

あとがき

また、デメリット感の強い名刺ばかり紹介しましたが、メリットの大きい名刺は、営業の方などに増えてきているようですが、自分の顔写真が貼り付けられている名刺は、その人と次にあった時に思い出せる率は半端なく良く、非常にありがたい情報であると言えます。 おそらく会社の方針でそうしている企業も多いかもしれないし、従業員みんなが嫌がっている事も容易に創造できますが、もらった相手はポジティブな印象になることの方が多いので、これは是非とも真似したいポイントですね・・・でも、うちの会社は顔写真ありませんが・・・

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