知識を知らないボーダーライン

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友達に「この漫画おもしろいから読んでみて」と紹介しても友達は素直に受け入れられない人が多いようです。
 

「紹介した人が言っている漫画だから間違いなく面白い」というぐらいのブランディングが出来ている人であれば、友達も何の迷いもなく読んで面白いと言ってくれるんでしょうが、人に物事を勧めるのが非常に難しいということを経験しました。
 

実はこうしたゼネレーションギャップは当たり前のように起き得るのですが、この現象について、どうしてその漫画が面白かったのか、世の中でどういう風にうけていたのか、あらすじを話すと、読んでみたくなる人も多いということもわかった反面、面白みを全く感じない人種もいる事が分かりました。
 

そしてこういう人はやはり、物事の習得が極めて遅かったり、新たな物事に対する意欲が想像通り低い事がわかり、知識を広めたいという欲求が非常に乏しい領域にあるのだと感じて、知識についての自己認識を少し考えてみたくなってブログを書いてみました。

昔の漫画って読む?読まない?

とあるコミュニティで、ほとんどの人が若手で僕よりも一回りから二回りぐらいの年齢の集まりがあったのですが、最近何の漫画を読んでいるかという話の時に、いろいろと今どきの面白漫画の話を聞いていたのですが、やはり昭和47年生まれの僕としては、漫画黄金期と言われるジャンプ全盛期のキン肉マンやら、北斗の拳やら、ドラゴンボール連載開始時、ウィングマン、魁!!男塾・・・などなど、少年時代にワクワクしながら読んだ漫画を列挙してみたところ、
 

今どきの若者のほとんどは、これらの漫画を読んだことが無いという事が判明してしまいました。
 

確かに、僕も自分の時代よりも古い漫画って、あまり触れる機会が無かったので、これまでは読んでこなかったのですが、手塚治虫などの初期の頃の作品を読むと改めてすごい思考をもった作家さんであると認識できたり、
 

一昔前の読んでいない漫画でも、タイトルぐらいは知っているモノは、読んだことのあるひと空あらすじを聞くと、とても面白い話であることが分かったりするので、僕は個人的に人からオチも含めて話を聞くのを楽しんできた時期がありました。
 

同じ様な感じで、「映画」もこうしたギャップが生まれやすく、「観た」か「観てない」という観点で、話が進むかどうかのボーダーラインになります。
 

観ていない側は、観た人からあらすじを聞くことで「観たい欲求」が掻き立てられることも多いのですが、プレゼンテーション能力に比例して観たい欲求の度合いが変わることも残念ながら仕方のないことかもしれません。
 

「音楽」ではどうしょう?
 

自分の好きなアーティストの楽曲は、基本的に全て聴くことが前提になるがちですが、とくに好きではないアーティストの曲は、CMで流れていて知っているという程度にとどまっているものも多いのではないでしょうか?

知識としての欲求

人は物事を探求する時に初めて記憶に留める学習ができるようになります。
 

受験戦争を経験した人などが、社会人になった後で、受験したはずの勉強を覚えていないのは、暗記学習をしてしまっているからなんですね。
 

時代的にいたしかた無い面もありますが、せっかく勉強するのであれば、将来的に知識として定着させたいものです。
 

英語の勉強も残念ながらいま現代の日本の英語教育では、英会話能力が身につかないというのはいろいろな人が提唱しているので、釈迦に説法をするつもりはないのですが、
 

僕の先輩で、特に英会話の勉強をしたわけではないのに、外国人と流暢に会話をしていたのを目撃した時に先輩にどうやって英会話を習得したのかと聞いてみたところ、「中学から学校で習ったでしょ」と言われて、自分の知識の低さに残念さを覚えたのを10年以上前の話ですが、今でも覚えています。
 

成長のボーダーライン

人は物事を知らない時にそれを知りたいと考えるだけで成長できるのですが、心理学では、「人は変わることを拒絶する」という心理が働き、知識を深めるという事は心身的に痛みを伴う行為でもあると言われています。
 

実はそんなに大げさなことではないのですが、「この漫画、読めば面白いと感じるのに」と言われた時に、素直に読むか、後で読むとしまいこんでしまうかで、その人の将来的な心理構造にも影響しているという指標を少し垣間見ました。
 

ちなみに、僕は人に漫画や映画や音楽を押し付けることをしたいわけではなく、むしろそうして色々な作品を紹介してもらいたいと、考えている人種です。
 

知識に対して拒否しない思考を持てるだけで人は成長できる可能性が高くなりますからね。

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