自宅でプログラミングできない奴はエンジニア失格

2019年4月29日

日記

プログラムを仕事にしている人は、自宅に仕事を持って返っている人も多いかもしれませんが、一方で仕事とプライベートを切り分けて仕事以外では一切キーボードを打ち込まないというタイプもいるようです。 僕が長年プログラムマー育成をして来た経験から、仕事以外でパソコンを触らないというタイプの人で、優秀なプログラマーは皆無だったため、プライベートを主張するエンジニアは、将来性が無いエンジニアと評価するようにしてきました。 また、エンジニア採用をする際に、転職者であれば、自宅でどういう活動をしているかが、その人の半年、1年後の成長ポイントであり、新卒であれば、自分の生活の中でどれだけエンジニア環境(言語やサーバーなど)の学習習慣を持っているかを判断しなければいけません。

プライベートは大事

普通の社会人であれば、仕事と余暇をきちんと切り分けないと、仕事の現場でちゃんと集中できないという風に考えがちですが、エンジニアという仕事現場は、知識量が全てのため、勉強をやればやるほど自分のスキルが上がっていくという事を認識していなければいけません。 仕事で集中できるために、ちゃんと休まないといけないので、睡眠まで削るという事ではありませんが、仕事で1日8時間以外は一切パソコンに向き合わないというタイプの人は、エンジニアには向いていないという判断を僕は個人的にするようにしています。 もちろん、それだけでは人の特性は判断できませんが、仕事を離れたプライベートタイムこそがエンジニアの本領発揮の領域であると考えるぐらいが、職業柄向いていると思われます。

働き方改革の本質

「働き方改革」は労働力不足を見据えて、働き手を増やす為の外国人登用を行ったり、仕事を効率化することで生産性を向上させる、という内容ですが、多くの会社で働き方改革は「残業禁止」というキーワードに捕らわれてしまって、逆にプレッシャーに感じている管理者が増大している傾向があります。 そもそも、残業禁止は、心理的な要因を排除する為の施策なのですが、逆にそれがプレッシャになっている人も意外と少ない無いという実態を見ると、政府が企業の内情に介入すべきではないという点も考え難いですね。 そして「働き方改革」でインパクトのある施策が「テレワーク」ですが、首都圏の都心に通勤して業務を行なう必要がない場合は、在宅や地方、海外などで業務個こなすことがここ数年許容され始めてきました。 なんとなく、大手がやっている施策という風に感じますが、ベンチャー企業などでフルテレワークという企業も存在するし、その昔「SO-HO」という個人事業が流行っていた時期を考えると、実はそんなに新しい領域ではないと言えます。 実際に、企業がテレワーク制度を導入しようとすると、「自宅でちゃんと仕事ができるか心配」という声が圧倒的に多く、テレワーク制度を導入出来ない企業も結構たくさんあるようですよ。 誰が考えても「エンジニア」という職業は非常にテレワークに向いていて、パソコンとインターネット環境さえあれば、ほぼどんな仕事でもこなせてしまうというメリットがあります。 しかし、企業で導入を渋る要因は、テレワークが向いているエンジニアと向いていないエンジニアが存在する事を十分に理解できているからとも言えます。 テレワークに向いているエンジニアとは、自己管理がしっかりできるエンジニアで、向いていないのは、自己管理ができないエンジニアと言う風に言われがちですが、実際のところ「自己管理」ってなんぞや?と考えるよりは、会社以外の環境でちゃんと仕事ができるかどうかと考えられます。

テレワークのできるエンジニアとできないエンジニア

冒頭言っていた、仕事とプライベートを切り替える人はまさに会社の環境でしか仕事ができないタイプが多く、テレワークには向きません。 一方、カフェや電車の中でも仕事ができてしまう人は、ワーカホリックにも見えますが、テレワークに非常に向いています。 この間、とある会社の役員が独立した時にお祝いの飲み会を行ったのですが、その時に、「自宅で作業できないから、毎日外に出る予定」と言っていたのが非常に心に留まりました。 その方は営業職で会社訪問してなんぼという仕事をこなしているので、自宅での仕事はなかなか難しいのもよく分かりますが、横に嫁がいる中で仕事をするというのが自分でも考えられないそうです。 そうした自宅環境も少し影響しているかもしれませんね。

webエンジニアという職業

僕の領域でもある「webエンジニア」という職業を考えてみたいのですが、Webエンジニアは、プログラム以外にもサーバーやネットワークに関しても詳しくなければいけません。 自宅で仕事ができないタイプのエンジニアは、仕事以外でエンジニアスキルを上げることが難しいエンジニアとも考えられます。 仕事をしないと成長ができないエンジニアという事は、「仕事で経験したことが無いことは分からない」というタイプのエンジニアであると言えます。 転職をすると時に、仕事で経験したことがあること以外は未知数と考えているタイプのエンジニアは、新しいことを任せることもできなければ、研究開発などできるイメージが全く湧きません。 上記をまとめて考えると、テレワークができないエンジニアは、優秀なエンジニアではないとも言えることが分かります。 もちろん、自宅環境で仕事ができる環境でない人もいるかもしれませんが、それは同時に自宅で技術習得が難しいとも考えられるので、テレワーク業務は、エンジニアの素質の見極めに非常に重要な要素を含んでいると考えてもいいかもしれません。 非常に一方的な見方で、そうではないと考える人も多いかもしれませんが、少なくとも僕の知り合いの中で優秀なエンジニアというのは、上記の法則がどれも当てはまっている人がほとんどです。 テレワークを推進するわけではありませんが、採用面談の際の一つの指標にしてみてはいかがでしょうか?

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