プログラミングは難しい事が当たり前

2019年8月7日

日記

IT技術が当たり前のように生活に溶け込んできて、世界中の大体の人がスマートフォンを持っている状態になってきている現段階で、ITは苦手という人は結構プレッシャーを感じているようですね。 僕の実家は、四国の田舎ですが、老人が多いことも影響しているかもしれませんが、スマホよりも携帯電話を持っている人の方が多いのが印象的です。 僕の幼馴染の同級生たちも、「スマホはようわからん」と言いながらガラケーを手にしていて、何かあったらすぐに携帯で電話してくるのが特徴的です。 電話代かかるのがもったいないからメールでいいと言っても、メールよりも電話がいいらしいですね。 こうしたレベルの人達は、プログラミングは異次元の思考なので、自分とは全く関係が無いと考えていて、IT技術をまるで魔法と考えている節があります。 一方、東京でIT企業に努めているエンジニアであれば、今どきの技術話を飲みに行った時に話すのが大変おもしろいんですが、技術職以外の人はやはりプログラミングに対して関心はあるが、身につけていないという劣等感を持っているらしく、プログラミング習得をするために何をすればいいかという質問を都度してきます。

プログラミングは将来的に必須なの?

子供が小学校に通っていますが、学校には、自分たちの時代とは違って、Softbankのペッパー君が何台かおいてあり、プログラミングクラブなどを設けている学校もあるようです。 2020年には本格的にプログラムが教科として加わり、将来的にプログラムは必須教科として考えられているという事がわかります。 実際に、今社会人でプログラミングがわからない人が、「近い将来に対してプログラムを覚える必要があるのか?」という質問をたまにされることがありますが、 個人的な意見としては、「プログラミングはすべての人が覚える必要は無い」と返答しています。 もちろん、仕事で使う可能性のある人は必要がありますが、直接仕事でプログラムをするわけではない人は、無理して覚える必要はこれっぽっちも無いと考えています。 おそらく、同じ様な議論としては、「英語」がありますが、将来的にグローバルな世の中になることは間違いないですし、外人と触れ合う機会が多くなることを考えると、英語で会話ができるようになっていないと将来的に心配なことは誰が考えてもわかりますが、誰もがTOEICで高得点をとる必要など全く無いというのもイメージできると思います。

プログラムを習得したい人の思考

そうは言っても、残念に感じるのは、IT企業に勤めていてプログラムがわからない人は、どうしてももどかしい思いをする事が多いはず。 エンジニアの言っていることが理解できないので、言いなりになるしか無いし、自分なりのアイデアを意見できなかったり、プログラムがわからないために、仕事が後手に回ってしまうことは、少なくないでしょう。 こういう人達が、プログラムの勉強をしたいと考えるのも自然ではありますが、どうすれば、最短コースでプログラムを習得できるのかが彼らの思考ポイントになるようです。 確かに、効率的にプログラムを習得したいと考えるのは非常に自然であるとも考えられますね。 そして、「最短でプログラムを習得するには?」とエンジニアに質問すると、殆どの場合同じ質問が返ってきます。
プログラムで何がしたいんですか?
プログラミングという領域は、何をするかによって言語も、内容も、覚えるポイントも違うため、最短で覚えるって、何を目的にするかで大きく変わってくるので、この質問を返答するしかないのもよくわかります。 この辺は、世の中にある、プログラムスクールなどの設けられているコースを見るとよくわかりますが、WEBエンジニアとシステムエンジニアで大きくコースが違うし、設計、テストなどの作業工程においても大きく必要スキルセットは違います。 多くの非エンジニアの人たちが、プログラミングを覚えるとIT技術の何でも分かると考えてしまいがちなために、こうしたエンジニアとの思考の差が生まれてしまいます。 少し怖いと感じるのは、企業の経営陣がこのレベルの非エンジニアであったとしたら、その中で働く技術者との思考の差は平行線をたどり、その企業のIT戦略は思ったとおりに進まなくなるでしょうね。 失敗したセブンペイなどもITリテラシの低い経営陣が、フィンテック業界に参入したいという簡易な思考だけで進んだ結果と言ってもおかしくはない結末だったのが印象的ですが、こうしたトラブルを他人事と考えない経営者が今後生き残ることができるんでしょうね。

最も簡単にプログラムを習得するには?

そうは言っても、プログラムを習得したいと本気で考えている人は一体どうすればいいでしょう? まずは、自分が何をしたいかを明確にするのも重要ですが、プログラム言語の参考本を買って、それを読んで自分のパソコンでその本に書いてある事を実行するところから始めるのが基本的であり、着実にプログラムを覚える行為ではないかと思います。 実はこの段階でプログラムの本を読んでそれを自分のパソコンで実行する前に「環境構築」という作業が必要になるのですが、多くのプログラム初心者はこの段階で挫折する人が多いようですね。 ITに強いとは、パソコンなどのハードウェアに詳しく、搭載するOSに熟知していて、中で動作するソフトウェアに関して深く理解している必要があるのですが、最短コースを思い描いている人はこうした工程を学習する事を下げてしまいがちなため、苦手なままプログラムを行おうとしてしまいます。 やはり一回ぐらいはパソコンを自作して見ることは悪くない工程かもしれませんね。 そして、WEB系エンジニアであれば、これにサーバー知識とネットワーク知識が加わるので、受験の5教科を学習するような感じになるのは避けられないでしょう。

プログラミングは難しくて当たり前

非常にハードルが上がってしまったプログラム学習ですが、それほどプログラムって難しいモノであるということは断言できます。 優秀なエンジニアが高額な給与を得ているのは、こうした非常に習得に時間がかかる領域のプロであるが為なのもよくわかります。 世の中の企業の多くが、こうした優秀なエンジニアを自社の従業員として採用したいと考えているようですが、優秀なエンジニアというのは、そう簡単に採用できないという事を知らない企業は、一朝一夕で採用できるものではない事を身を持って知ることになるでしょうね。 そんな難しい領域のプログラムですが、これから学習を始めたいと考えている人は、優秀なプログラマーを目指すのではなく、小さなプログラムを書いて、自分のやりたい結果が出せるようになるレベルを繰り返していくことをおすすめします。 こういうコツコツが出来ない人はそもそもプログラミング作業はできないと考えたほうがいいですからね。

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