「吸収力」と「応用力」が乏しい人がとても多い現実に気がついた

2015年2月26日

ビジネス 日記

「僕は褒められて伸びるタイプなんです」 と、言い放つ、新人君に出会いました。 内心、なんて図々しいんだ。と思ったが、どうやら、失敗して叱られることを、極端に嫌っている事が分かった。 誰でも怒られることが好きな人はいないんだが、いるとすれば、そいつは、少し、おかしいだろう。

本当に褒めれば伸びるのか?

嫌いなものを食べることが出来なきゃ子供に、何か別の要素で、褒めてあげると、子供は気分が良くなって笑顔で嫌いな野菜などを食べると言うのは、よく見るのだが、 子供であっても、伸びるかどうかは定かでない。 正直、分別のつく大人が、「褒められて、」というのも、少し辛い気がする。 厳しい言い方をすると、伸びる要素は、自分と環境だけである。 環境はあくまで外的要因であって、自分に起因する事を分かってもらいたい。 良いマネージャーは、こういうことを逆手にとって、人材を伸ばすのだろうが、 僕は正直、この手の甘ちゃん人材は、受け入れがたい。

職場に溶け込むタイミング

学生時代に転校したことがある人や、転職したことがある人などは、行った先の場所で、人間関係が構築しずらい事も多かったのではないかと思うが、 人が数人いたら、必ずその中でルールが生まれ、後からはいってきたひとは、そのルールを飲み込めるかどうかが、ポイントになると考えている。 人見知りする人と言うのは、ルールの受け入れを極端に嫌う傾向があり、とても褒められた事ではない。

重要なのは応用力

そのルールを自分で納得できるように解釈して、自分にとって都合のいいように思い込むと、非常に受け入れが楽になり、その場の新しいコミュニティに溶け込みやすくなる。 そういった応用力は、さほど難しくなく、「郷に入っては、郷に従う」とは、よく言ったもので、応用力により受け入れた後の気分は比較的、悪くないことが多いはず。

採用時に伸びると判断する基準

ストレートに 「柔軟性、応用力はありますか?」 と聞くと、「はい」と言われるだけなので、出来るだけ、応用力のエピソードを話させるといい。 吸収力については、僕は、「興味が無いことに興味が持てるか?」という点で聞くことが多い。 大体の人が「はあ?」となりますが、会社の説明にどれだけ、興味を持っているか、とか、今までいた職場で、どれだけ自部署以外の人とのコミュニティを持って、かいしゃに関心を持っていたかがポイントにしている。 あくまでエンジニアの中途採用に限定してみたが、他にも効果的な質問などあれば、教えてください。

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