商用開発を行う際に必要な「モックアップ」についての話

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こんにちわ。
 

いろいろな企業のお悩み相談役の、下駄です。
 

「自社のエンジニアのレベルでは開発が進まない」とか、「開発スピードが遅すぎて経営判断ができない」という事で、どうすればいいか?というお悩み相談をされることが、ここ最近多くなってきて、
 

いきなり製品レベルの開発を行おうとしている事が原因という風に回答する事が多いことから、
 

多くの人がモックアップ版の存在を知らないということが判明しました。

モックアップ(moch-up)とは

モックアップとは(リンク:e-words)
 

もともと「模型」という意味ですが、IT業界においては、ソフトウェアやサービスなどの雛形開発のような意味合いで使われます。
 

他にも、ソフトウェア開発において、「α版(アルファ版)」「β版(ベータ版)」という言い方をしますが、α版と同じ様な意味合いとも言えます。
 

「評価版」や「プロトタイプ」や「体験版」という言い方をする人もいるかもしれませんが、
 

こうした初期開発で、製品の特性を判断し、「思ったとおり使えるソフトウェア」なのか、「使ってみたけど、あまり効果が無さそう」という判断をする事が目的なので、
 

画面のグラフィックの繊細さや、UI/UXを考える元になる状態と考えるとわかりやすいかもしれません。
 

このモックアップを知らずに製品開発をしようとすると、とんでもない泥沼に陥ることがあるので注意しましょう。
 

何故モックアップが必要なのか?

通常、ITソフトウェアや、WEBサービスの開発には、多くの時間とコストが掛かります。
 

実際に発注をしたことがある人であれば、よくわりますが、ペライチのホームページを作るレベルで考えているIT無知な起業家もいるようですが、
 

ITがわからない人であれば、自分のアイデアをソフトウェアにした時に、「なんじゃこりゃ!!!」というような、自分で想像していたモノと全然違うという結果になるケースも少なく有りません。
 

もちろん、開発を担当するエンジニアのスキルやクオリティによっても、その出来上がり製品の差は大きく開いてしまいます。
 

ただ、デザイン的なものは、それ相応にコストをかければ、デザイン専用の仕事をしてくれる人もいるので、解決できなくはないですが、そもそも使い難いというソフトウェアは、ユーザーに受け入れてもらえるわけがありません。
 

ソフトウェア完成までにかかった、長い年月と、コストを考えると、大きな損失になる事は必須です。
 

そんなバクチをいきなり打つよりも、短い機関でそこそこの見栄えのモックアップをサクッと作ってしまうことで、ソフトウェアの特性を判断できるようになり、
 

もし仮にだめな場合、何が駄目なのかを実際にソフトウェアを操作して確認・発見することもできます。
 

製品完成を待たずして、PDCAが回せる状態になるんですね。

モックアップのメリット

製品開発がコケないようにする保険と考えてもいいですが、そもそもα版を作らない開発が非常に危険という事がわかれば、保険というよりも、必ず行ったほうが良い工程であるという認識にもなると思います。
 

実はモックアップが存在すると、製品開発も実際にかかる時間が軽減するというポイントもあります。
 

webサービスの開発などは、サイトマップや遷移図、フローといった、導線と言われるサイト内の構造を設計する工程が、比較的時間がかかるし、あーでもない、こーでもないと議論しながら進めるケースも少なく有りません。
 

そうした場合に、モックアップ版が存在すれば、それを元に、どうすればいいかという判断は比較的容易にできるようになります。
 

もちろん、詳細なデザインをする時に、ページ内にどういったパーツが必要なのかというのも、モックアップ版があれば、漏らすことが無くなるでしょう。
 

そうした、そのサービス開発に必要な要素にも効率的に働くモックアップを作らないという進行は命綱無しに、危険なつり橋を渡ることと同じなのかもしれませんね。
 

これまであまり意識してこなかった人や、これからweb製品開発にトライする人は、是非「モックアップ開発」を意識してみてください。

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