DNSサーバーの構築 #1「DNSについて」

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公開サーバーを運用している場合、IPアドレスのみでの公開はカッコ悪い。
カッコ悪いだけではなく、サーバーを変更したり引っ越ししたりする場合に、
いちいちアドレスが変更になるのは、SEO的にも宜しくない。

なので、ドメインを取得する。

ドメインを運用する場合は、DNSサーバーが必要になる。

サーバー担当者でも、DNSの知識がある人は中々少ないのが現実だが、
原理原則だけ知っていれば、実はそれほど難しくない。

DNSって何?

「Domain Name Server」の頭文字で、小難しい説明はwikipediaを読んでみよう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Domain_Name_System

分厚い本で説明書が出ているぐらい奥が深い技術ですが、
僕なりに理解しているのは、ドメインを問い合わせるとIPアドレスが返ってくるということと、
その逆も行えるという事さえ理解していれば、DNSは理解できていると思う。

実践DNS

DNSのサーバー設定は実は難しくないのだが、会社や自宅のパソコンをクライアントPCとすると、
クライアントPC全てにDNSの設定を行う事になる。

各パソコンのネットワーク設定にはDNSを記入する項目があるが、最近はDHCPが標準の為、
設定したことある人は少ないと思います。

細かいですが、パソコンだけでなく、スマートフォンも含めてインターネットに接続したい場合は、必ず必要です。

ちなみに、マックの設定は下記です。

1.ネットワーク設定を開く

スクリーンショット 2015-02-28 20.04.09

2.詳細ボタンを押す

スクリーンショット 2015-02-28 20.04.27

ここの、DNSタブの「DNSサーバー」の欄に「+」ボタンを押すことで登録できます。
DHCP環境では、デフォルト設定が入っていますが、強制的に変更も可能です。
※意味がわからない場合は、インターネットに繋がらなくなるので、触らないほうがいいですが・・・

HOSTSについて

どのOSにも今のところHOSTSという設定ファイルが存在します。

windowsの場合は、c:/windows/system32/drivers/etc/hosts
MacとLinuxの場合は、/etc/hosts

セキュリティ的には、このHOSTSというのは、「今現在公認されている最大の脆弱性」と言われてるんですが、
悪いことだけでなく、開発現場では、非常に重宝して使える便利機能でもあります。

基本的にはHOSTSはDNSサーバーでドメインからIPアドレスを検索してもらうところを、
強制的にドメインとIPアドレスを優先的に変換できる機能だということです。

では、DNSサーバーなんて無くしてHOSTSだけでやったほうがサーバーいらないと、考える人も
いるかもしれませんが、世の中のドメイン情報をパソコン内に保持するのは、あまりにも膨大すぎて
資源的に無駄!という事で、必要最低限だけ書き込むHOSTSの機能が、比較的便利なんですね。

DNS設定を簡単にするには?

ドメインを購入する場合、GMOの「お名前.com」が非常に有名で多くの会社でも、使っているかと思いますが、
こういったドメイン販売、管理をしているサイトでは、DNSサービスも無料で行っている場合が多いです。
※海外などはそうではない場合もありますが・・・

でも、DNSのレコードなどの基本をよく理解していないと、難しい事には変わりないですが、
サーバーを自分たちで立ち上げてモジュールも含めて設定するよりははるかに楽なので、
基本的にはこちらがオススメです。

でも、企業などで商用サイトなどを運用する場合は、DNSサーバーも自社で構築することをオススメします。
何故なら、DNSサーバーも、パソコン機材である限り、ハードウェアトラブルなどが存在しますので、
DNSサーバーがダウンしている間は、サイトにアクセスができなくなります。
しかも、他社のDNSサーバーの場合は、それが復旧するまで指をくわえて待つしかできないので、
できれば自力で頑張れる環境を構築した方がいいです。

開発作業環境内に、公開サーバーがある場合

よくあるパターンとしては、自宅にあるサーバーをドメインを取得して、公開サーバーを立ち上げている場合、
ルーターの外と内では、そのサーバーにアクセスするIPアドレスが違う為、同じドメインでも、IPアドレスが違う事になります。

僕の自宅もプロバイダーからグローバルIPアドレスを無料で1個もらえるので、この環境にしています。

という事で、自宅のwifiに接続した時だけ、自宅内にだけ動作している専用DNSサーバーを構築して、そこにドメイン解決のIPアドレスをローカル用にするという感じです。

自宅にあるパソコンだと、HOSTSに書き込んでおけば問題ないんですが、スマホの場合は、このDNSサーバーのお陰で、
外でも内でも、同じドメインでアクセスできるので、非常に便利に使えるようになりました。

自宅インフラ環境のススメ

サーバーの設置場所や、インフラ環境などによって、どういう構成でDNSのサーバーを構築すればいいか、
多種多様にあるので、そういった環境構築のスキルを付ける為に、是非自宅のインフラ構成をご自分で構築してみてください。

パソコンが数台あって、スマホがあって、wifiがあって、NTTのルータが存在すれば、自宅LAN設計が可能です。

難しいかもしれませんが、このシリーズで説明していきたいと思います。

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