若くしてポストにつくリスク

2015年3月28日

ビジネス 日記

会社で採用面接をしている時に、少しと違うと感じる雰囲気の人の場合、決まって悪い方向に行って終わる場合が多いです。 悪い方向とは、その場で不採用が確定という事です。

品位という価値観

残念ながら、その人の素養が、会社の品位に満たない場合が多く、大体が開始5分ぐらいでこの判決が出ます。 大体の会社が、三次面談ぐらいまでの工程がある場合が多く、一次面談では、会社の魅力を面談者にいかに植え付けるかで、スムーズに面談が進むかが決まります。 よほど、大手で知られている会社でもない限り、 「何故、弊社を志望していますか?」 などの理由に答えられる人は居なく、 当たり前ですが、在り来たりな答えしか受け取れないのが現状です。 会社の魅力付けの際に、僕は、できる限り、本音を話してくれる人を選ぶようにしてます。 今後、もし、採用した場合に、本音で話せるかどうかを、試しているんですね。 この時点でダメなら、基本的にご縁がない事にしてます。

若くして部長職?!

そんな中、エンジニアとして、中々の経験を持っている面談者が来た時の事、 その人の横柄な態度に、何となく、「終わった」感を感じていて、早く面談を終えたいと思っていた時に、その人の現職のポジションが部長職という事に気がつきました。 年齢が30歳という若手。 今の仕事の自慢話に花が咲いています。 全くもって何故転職活動をしているのか、分からないほど、こちらの気分を考えずに、話しているのを見て、 この人は、こうした教育をキチンと受けられていなくて、エンジニアとしての技術だけで役職に就いてしまったんだと気がつきました。 それから、彼の話を聞くうちに、少しでも、そう言った事がマイナスに感じる事がないのか探りを入れるも、もちろん気がつきません。

歳相応の価値観

面接が終わった後で、彼に対して本当に気の毒な気持ちで一杯でした。 一緒に働いて何とか指導してあげたいけど、きっと、そういう事はプライドが許さないだろうと感じ、もう二度と会うこともないであろう、お見送り結果となりました。 改めて、会社での立場は、こういう若者を作らないという事を考えないといけない事を気付かされました。 貴重な経験をありがとう。

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