タグマネージャーを考える

2015年4月6日

テクノロジー

Google Yahoo 各社が、タグマネージャーをばらまいています。 企業サイトでも、タグマネージャー運用を行う会社が増えてきました。 Saasや、クラウドサービスの会社では、恐らく、 「タグマネージャーでうまく動かない。」 という問い合わせが、ここ1、2年で、すごく増えたのではないかと思う。 現に、うちの会社では、ひと月の間に何度もこの問い合わせが入っています。 営業現場でも、よく話題になっているとも聞いてます。

そもそもタグマネージャーって必要なの?

企業のwebサイトは、会社内の外に出す情報の全てを詰め込んでいます。 商品ページ、会社説明、採用情報、上場会社ではIR情報、社長やカリスマ社員のブログ、ユーザー登録しているサイトでは、管理画面など、社内ではほぼ全ての部署がwebサイトに関わっているはず。

WEB運用担当者の嘆き

そして、各部署ごとに、計測やら、アドやら、アフェリエイトやら、なんかのページ便利ツールのような、外部サービスのjavascriptタグを貼っていて、ページ毎に管理しているケースが多いのではないだろうか? たまらないのは、webページの担当者で、大抵が少人数で運用していて、てんてこ舞いしているという話をよく聞きます。

新たな運用方法との戦い

そこで現れたのが、タグマネージャーという救世主なのです。 今までは、サービスを変える場合は、そのページに対して、制作会社に、タグの貼り替えを依頼して、確認して、担当部署と共有してたと思いますが、ここでリテイクなどでたら、さあ大変です。 また、タグの貼り先が入力フォームページだとすると、制作会社に、凄まじい金額を請求されてしまいます。 タグマネージャーであれば、この、制作会社のパートが、省略できるということですね。 金額的だけではなく、スピードも増す事は間違いないでしょう。

デメリットあります

タグの貼り替えは簡単なのですが、ここで新たに発生する問題としては、新しくタグを貼り付けた時に、他者サービスを複数いれていると、たまーに、コンフリクトを起こすケースがあります。 経験としては、以下の内容がほとんどです
  1. サービス内で、グローバル変数や関数を書き換えてしまい、他サービスの値も変更してしまう
  2. ページ内のDom構造を極端に変更して、他サービスか、エレメントアクセス出来なくなる
  3. サービス内にjsエラーが発生していて、それ以後のjsサービスが停止してします
  4. スタイルシートを書き換え不可なレベルで設定して、見た目が変になる
もちろん、サービス特性があるので4番は、問題ではないパターンが多いですが、1〜3番は、非常に迷惑な話です。 タグマネージャーは、たくさんあるが、何が違うのか? 結局!タグマネージャーを使ったほうがいいの? 結論は出ませんが、使ってみて個人で判断するしかないでしょう。

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