Amazonが流行ると本屋が潰れる法則は正しいのか?

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街中の本屋が減少しているらしい。
書店数の推移 1999年~2015年
1999年には22,296店舗あったが、2015年(5月1日時点)では13,488 店舗ということで約40%減している事になっている。

原因

おそらく誰もが想像できるのが、Amazonの進出だろう。
この本屋の店舗というのは、コンビニやキオスクなども含まれているのだろうか?
上記WEBページの中には細かく書かれていないのだが、確かに町の本屋さんというのが減っているのは何となく実感がある。
現実として、世界規模でのECを展開しているAmazonは、配達を最短で1時間以内という事も話題で、長くても数日で配送されてくる。
本屋で望みの書籍がない場合、2週間ほど入荷までまたされて、再度本屋に出向くことになるが、とてもAmazonのサービスには叶わない。
さらにAmazonは書籍以外でも豊富な品ぞろえがあり、2015年のクリスマス商戦では、世界のEC全体のかなりの割合がAmazonの売り上げが占めているとの事で、世の中の浸透度合いと仕様割合が大きいことがよく分かる。
Amazonが、2015年のクリスマス・シーズンに、Amazonデバイスの売上の記録を達成した。

間違いなく、一般ユーザーは、本屋で書籍を買うよりもAmazonで購入した方が、プライムポイントも加算される上に、リスク無く、膨大な種類から購入ができる。

本屋のメリットと嘆き

本の立ち読みとその場で手に入るという衝動買いは、Amazonでは実現できません。
街中を歩いていて、気に入った本があってその場で買ってしまうという事は、ストレス解消にもなるし、そうして購入した本には「愛着」が残り、ネットでポチ買いした間隔とはまるで違う感情が移入されます。

また、便利で仕方がないKindleも電子書籍という手軽で便利で次世代(既に現実化してるが)の図書でも、紙のペラ読みや、飛ばし読み、メモ書き、付箋つけ、どんなアナログ操作は、今のところ個別のアプリ機能ではできるかもしれないが、リアル書籍が無くならない要因だろう。

もちろん、amazonの評価は購入時にかなり参考にする人も多く、他の購入者の意見はとても参考になる。
そんな事から、WEB広告で欲しくなった本を、Amazonで評価を見て、街中の本屋で立ち読みし、Amazonで購入するという人も少なく無いだろう。
この場合当たり前だが、本屋には1円も入らない。

果たして本屋はこうして荒廃していって良いのだろうか?

他業種の動き

IT化が進むと、世の中の職種に変動が出てくることは、どうやらここ最近の話ではなく、人間が進化する事と連動して今までも起きている事実である。

その昔、農業が盛んだった人類が、工業中心になり、今現在では情報社会という事を考えれば、この先、さらなるIT化が進み、今ある職業が無くなり、今ない職業が生まれたりすることは、不思議でも何でも無いことであり、本屋という職業もその次代の流れと考えるべきだろう。

今や、お寺の住職もIT化して、お経をデジタル録音された音声デバイスで出力されたり、墓に立てる札をプリンターで印刷したりしている。

大きなデパートができる事で、地元の商店街に大きなインパクトがあることも、今でもテレビでよくみかける光景だ。

そんな中、町の花屋さんなどは、店舗経営の他に、花の配達や、イベントでの装飾などで、収入の形を変えて存続している店舗もある。

本屋もAmazonというよりは、便利になる世の中で、存続をユーザーに委ねるのではなく、形を変えて生き残る努力をするべきである。

本屋の歩むべき未来

すでに街の本屋さんも色々なサイドビジネスなどをやっている所も多いと思うが、ここは大きくビジネス変革を起こさなくてはいけない。

すでにカフェやレストランとセットになっている本屋がありますね。購入しなくてもコーヒーを飲みながら立ち読み(座ってうが)がゆっくりくつろいでできたり、
子供向け本のエリアを子供の遊び場として提供することで、公園で遊ぶかのように親子で訪れてくれるというサービス展開もよく見かけます。

AmazonやECがどうしても太刀打ち出来ない点としてリアル店舗という強みがある事と、今まで再販制度に守られているような業界である本屋なのだが、他店舗との比較で優位性を出さないといけません。
いっその事、出版業界を無視するわけではないが、個人出版書籍の専門販売(音楽CDなども有り)のような施策はいかがだろうか?

個人経営の店舗では比較的簡単に行えるしすでに行なっている所もあると思うが、リアル本屋の魅力はなんと言っても、店舗の構成を演出できる点だろう。

いっその事、ディズニーランドのような魔法の国のような演出ができると、そういうトコロで書籍という知識の宝庫は宝の山のように感じる人も多いのではないでしょうか?

ただ、変革とはこういうレベルではなく、本屋という固定概念を覆さなくてはいけない。

ここはビジネスセンスが必要ということで、本屋ビジネスの人たちに考えてもらいたい。

確かに僕も本屋がなくなるのは困るという感情もあるので、なんとかなって欲しいものだ。

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