5分前行動で変わる自立の心理学

2016年7月13日

マインド 学習

イベントや飲み会、友達との待ち合わせの時に、どの位のタイミングでその場所に到着するのがベストなのか考えたことがありますか? 学生時代や社会人になりたての頃に「5分前行動」という風に教わってきた人も多いかもしれませんが、待ち合わせに到着するパターンは大体下記の中のリストではないでしょうか。
・ピッタリの時間に到着し、遅刻もしないし、待ち時間のムダも無くす。 ・5分前に到着し、ギリギリ到着ではなく、少しでも余裕を持つようにする。 ・悪いと思っていても、どうしても2,3分遅刻をしてしまうが、特定の友達なら大丈夫。 ・30分ぐらい前に行って、もしもの時の事態に備える。 ・いつも適当。集合時間に来ない場合も無くはない。
このリストの中でどれがいいかと言うとやはり5分前が理想的ではないかと思われます。 個人的見解もありますが、単に待ち時間の問題ではなく、5分前行動により、人とのコミュニケーションも向上するポイントを考えてみたいと思います。

遅刻常習犯

恐らくもっとも最悪なパターンがこのタイプだと思われますが、遅刻を悪と思っていないことです。 よく、正義は最後の最後に登場するという事を真に受けて自分が、グループ内の主役だと言わんばかりに堂々と遅刻するツワモノも世の中には存在するぐらい、遅刻をしても悪く思っていない人はいます。 むしろ、「遅刻というよりも、ワケがあって遅れた」とか、「電車が遅れてた」などの理由でまるで自分は悪く無いと本気で言っている人もいるのが腹立たしい限りです。 基本的に、コミュニケーションを重要視する人では有り得ないのが「遅刻」です。

相手への配慮

もちろんですが、待ち合わせや約束をする場合は、必ず相手があっての事になるはずです。 そして、自分主体の人はこの思考がないのですが、相手に悪いと思わないことは、犯罪でもいいぐらいの悪だと考えてみましょう。 仮に相手が会社や部活の後輩であったとしても、以前によく遅刻をしてきていた常習犯であっても、自分が遅刻をしていいという理由にはならないので、どんな相手であっても、配慮ができていない場合は、至らない自分に気が付きましょう。 5分前の待ち合わせ到着は「早すぎず、遅すぎず」相手も気を使わない頃合いなようです。

自己防衛

時間に極端に早く到着する人も相手に対しての配慮にかけている面もあり、相手に「待たせてしまった」という罪悪感を植え付けてしまうからです。 どれだけ早く到着したとしても、相手には、「さっき来た」と軽く言ってあげる事がどれだけ素晴らしいか気が付きましょう。 実はこうした人の特徴として会話の主語が自分である場合が多いそうです。 自分主体なので、無意識に相手よりも自分を優先しているワケです。 いわゆる「ジコチュー」ってやつですね。 話す力はコミュニケーション能力の基礎 このページに書かれている通り、ジコチューの人は会話が下手です。 話し上手になりたい場合は傾聴姿勢を気にしてみましょう。

個人的理想

僕は待ち合わせの約束や、セミナー・イベントなどに行く際は大体30分前に到着するように行動します。 もちろん時間の無駄もあるので、読書やスマホでの情報収集、ブログの執筆などを15分程度の時間があれば行える用意も常にしています。 多くの人が待ち合わせにおいてピッタリに来ようとする為、確実に相手よりも早く来られることが出来、初対面の相手の場合は、いやらしい話相手を観察することも可能です。 芸能人の有吉弘行さんも30分から1時間ぐらい前に到着して、相手の行動を観察すると豪語していました。 真意は自分は絶対に遅刻したくないという事を強烈に行動に表しているようにも思えますが、もしかすると相手にキモがられるかもしれませんね。

5分前行動で何が変わるか

多くの場合、待ち合わせ場所に5分前に来る事で遅刻する人、しない人という評価になるかと思いますが、僕の考える5分前行動ができる人の定義は、「自分を律する事ができる人」と言えます。 大体において僕がこういう話をした直後は部下も友達も良かれと思って5分前には待ち合わせ場所に到着しますが、毎回そうなる人はあまりいません。 日記が毎日つけられる人とそうでない人と非常に似ているポイントがある事に気がついたのですが、5分前行動を「習慣」にできる人か、そうでない人かという判断をしています。 それから何より、周囲の人から「遅刻をしない」と思われると「信頼」を得ることが出来るようになります。 人の評価をする時に「ウソをつく」「ルーズな人」というレッテルを無意識に貼られてしまうと、同性、異性、どちらであっても「信用」を得られなくなります。 しかし時間を守る人は比較的、信用を得やすいという統計もあり、こうした心理効果を知らないと損をするだけかもしれませんね。 教えてgoo「時間を守ること」 ここに書かれている「価値観の差」はもしかするとどうしようもない事かもしれませんが、少なくとも僕はこうした時間の理論をブログにまとめてみて、改めてメリットのある考え方だと確信できました。 たま〜に、30分前に集合場所に来られる人もいることもあります。 そうした場合は、話が弾む場合もあり、この理論を考えている人だけの特権ではないかと考えています。

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