責任を追いたがらないコンサルティング会社と出会ってしまった

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最近のIT業界のバズワードは「機械学習」「IoT」「Fintech」「人工知能」という事で、ここで商売をして一発儲けてやろうと考えている人たちも少なくないようです。
また、こうしたキーワードに対応するべく、企業も知識人の採用やら、こういうのが得意な会社との提携を進めるケースも少なくないようです。

僕は個人的には、こうしたキーワードと「ポケモンGO」に違いを見いだせないでいます。
だって、それは「やったもん勝ち」がビジネスの鉄則なので、そこにすがるビジネス展開を行なったとしたら、日本のクオリティってなんぞや?って風に感じませんか?

はびこるコンサルティング

とある金融業界のイベントに参加した時の事、都心にあるメガバンクのイベントだったのですが、そりゃあ、来ている客も超大手会社のマーケティング担当だったり、技術部門担当だったり、みんな他社と手を組みたくて、まるでねるとんパーティのような会場でしたよ。
その会場内でブースを出展してい会社は30社ほどあったのですが、そのうちの3割ぐらいが、「人工知能」やら「機械学習」やら「IoT」っていう看板を出していましたね。
一番印象に残ったのが、「御社のデータ価値を見出します」と書かれていて、話を聞いてみたところ、「データマイニングのスペシャリストが在籍している会社」という事で、会社で持っているデータを使って、どういうマイニングができるかコンサルティングをします。という内容のビジネスを展開しているとの事でした。
なんかイマイチよくわからないので、「具体的に何するか教えてもらえませんか?」と聞くと
「それは御社のデータを見てからお打ち合わせをして決めていきます。そのためのコンサルティングなんですよ」
という風に言われていました。

心のなかで「詐欺師と言っていることが変わらない・・・」と感じた僕は、すかさず値段を聞いてみたところ、料金テーブルがいくつもあって、データ量で従量タイプのものと、半年とか1年のような期間に依存するタイプと、ガッツリとコンサルティングするというタイプがあるようだった。

値段は下から、40万、80万、120万・・・といった間隔の金額だったため、これが月額だとしたら、まあまあスキルの高い人を採用するのと変わらんレベルだとも感じた、が、そう簡単に採用できないから、こういう人たちが現れているのかもしれないね。

データの活用方法を一緒に探しましょうというコンサル

そもそも、これだけ「データマイニング」が騒がれているにも関わらず、企業の持っているデータをどのようにすれば、どういう結果が出るという簡単な方式をデータマイニングとしてサービス展開している会社って、ほぼ無さそうですね。※ググッて調査してみたところ・・・
そして、どこの会社も「データ活用方法は会社毎に違っているから」という枕詞を使って、はぐらかしてきます。
・・・ますます、商売的に怪しいニオイがプンプンなのである。

一体こういう商売している会社と契約する企業などあるのか?と疑ってみると、大手を含め、まあまあこうした会社は仕事があるらしいという情報も得ることが出来た。

そして、その内容として、成功も失敗もあり、会社によって法則はまるで違う。・・・らしい・・・

わかるんだけど、ズブの素人がこういう会社に頼むのって難しくない?って正直思ってしまう。
だって、ゴールが見えないのに大金を支払うって、ギャンブルのような道楽でしかないでしょ?
確かに当たればデカイけど、外れる確率ってそもそもどんなもんよ?

やはりこうした事を考えると、データマイニングの知識を持っていないと、注文などできないであろう。

とあるコンサル会社とのやりとり

統計学やら、数学的な学問、IT技術的な言語やツール・・・といった具合に勉強するにもかなりボリューミーな分野だが、勉強すること自体は面白い。
しかし専門家のいる会社さんが、営業でうちの会社に来てくれる事になったので、思い切って色々な話をしてみようと思っていた。
さらに、その会社がキャンペーンで100万円のところを20万円ポッキリで作業をしてくれるというものだから、思い切って金を払うつもりで、
うちのデータを使った提案をしてもらうことにした。

その打ち合わせの2日前の事、先方の担当者の上司らしき人から僕が不在の時に南通も電話が入っていて、打ち合わせ直前にメールが入っていた。
「今回は提案はできないので、お打ち合わせという形でよろしいですか?」
という内容だったので、少し勘ぐりながら打ち合わせに望んでみたところ、
その会社はどうやら、クライアントの会社の持っているデータを扱って「何か面白いことができないか?」と探っているようだった。
口では「データの扱いは各社で様々ですから」と言いつつ、うちのようなB2BのSaasツールにおけるデータなど面白みが何もないと分かった途端、
「エンジニアが興味を持たないと仕事が受けづらい」
と逃げ腰に鳴り始めたのである。

ここまで責任を追いたがらないコンサルティングも正直すごいと感じたのだが、会社のスタンスが「幼い」という風に思えて仕方がなかった。
話を聞けば役員が全員元ゲーム会社出身で、自分たちでデータ商売がしたくて独立した・・・という会社さんだったのだが、その役員たちの器の小ささに脱帽である。

コンサルと責任の関係性

僕の持論ではコンサルティングは責任など追う必要はこれっぽっちもないのだが、ビジネスで金のやり取りを行うとすると、何かしらの成果を問われるのは当たり前かも知れない。

これまでのコンサルは、上から目線で、言いたい放題で、結果にコミットしなくても十分だったのかもしれないが、売れるコンサルという定義で考えてみると、必ず何かにコミットしなくては、商売が続かないだろう。
もしかすると、「データマイニング」というジャンルで「どういうデータをどのように活用すれば、どのような結果が出る」という事を明確にパッケージ化して、結果にコミットし続けられれば、この業界のトップになれるんじゃないか?とも考えてしまった。
まさに「やったもん勝ち!」かもしれないね。

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