褒めて伸びるタイプと伸びないタイプ

2016年11月12日

コミュニケーション マインド 学習

子供の頃、親や学校の先生から怒られた時にいつも考えていたのは、「もっと褒めてくれたほうが、伸びるのにな〜」でした。 怒られるのが嫌で、褒められるのが好きなのは、子供だけでなく大人も大体の人がそうです。 怒られて嬉しいのは、そうした趣味の人だけで、基本的に怒られると嫌な想いをするだけでしょう。

厳格成のメカニズム

会社でも自宅でも、最近怒ることをやめた僕としては、部下や子供から「厳格成」が乏しいと思われているでしょう。 でも、個人的には、厳格成は不要とまでは言いませんが、基本的に褒めて伸びなければ叱っても伸びないという考えがあります。 もちろん、叱って忍耐力を付けさせることや、主従関係を厳密に理解させる事も重要ですが、叱られて得られることは殆ど無いという事を、自分の体験を持って理解しているからです。 日曜夕方のサ◯エさんのお父さんである波◯さんが、カ◯オに対して「コラ〜!!」と怒鳴り声を上げているあの姿こそが、 日本の「ザ・叱り」というイメージなのですが、実際の世の中では、上司が低い声でネチネチとイヤミを言い続けるような叱り方もあれば、 人前で大声で怒鳴りつける叱り方もあります。 叱る側って、脳内でアドレナリンが出ているってご存知でしょうか? そうなんです、叱っている人って、気持ちがよくなるんですね。 自分に酔いしれるんでしょうか? そういう事を知ってしまうと、叱っている人って、叱っている相手の事ではなく、自分のエゴの方が強いという事なのではないでしょうか?

叱られる側の心理学

一報叱られる側はどうかというと、先輩や上司や親から叱られた時に、至っていなかった自分を悔い改め、戒めてくれた人に対して感謝する・・・ なんて事は有りえるんでしょうか? 大体の人が、きつく言われると、「そこまで言わなくてもいいのに・・・」とか、同じことを言われている時など「一度言われれば分かる」と、へそを曲げる人も少なくないでしょう? 叱る側って、一定の怒りモードでいるため、数人に叱る場合、おそらくは同じトーンで叱ると思いますが、叱られる人の考えって、本当にマチマチだと言う事に気が付きましょう。 そして、人を諭すという事と叱るという事を同じと考えている人、神様、お釈迦様ではないんですから、自分を崇高にしないように気が付きましょう。

褒めると人は伸びる?

果たして失敗ばかりする人などに対して、褒めることでその人は成長するのでしょうか? どうやらWEBで調べてみると、人が他人の影響で伸びる場合には「褒めて伸びるタイプと叱られて伸びるタイプ」の2通りがあるようです。

褒めて伸びるタイプ

天才肌と言われるようなタイプは、褒めて伸びるようです。 こうしたタイプは直感やヒラメキで行動する事が多く、それにより失敗する事もあるが、褒めることでどんどん先に進もうとするんですね。

叱られて伸びる

一報、「まじめなタイプ」の人は叱られて伸びる事が多いようです。 これはまじめな人は、普段はコツコツと仕事をするタイプなのですが、失敗したのに褒められると、失敗したことが間違いだと思わずに、「問題無し」と捉えてしまう傾向があるようです。 天才タイプと違い、自ら理論的にスキルを高めたいという欲求があり、叱られることに耐性もある人が多いようです。

自分はどっちタイプ?

人から見た自分と自分から見た自分は大きく違っている事もありますが、自分の事は自分が一番よく知っているはずなので、自分のタイプも見極めておきましょう。

褒めて伸びるタイプ

人と群れて作業や行動をするよりも一人を好むタイプ エンジニア系

叱られて伸びるタイプ

人から好かれる人、仕事ができるエリートタイプ

人を叱るのはよけいなお世話?

叱られて伸びるタイプをマネジメントする時は、叱ることを武器に使わなくてはいけないんですが、基本的に叱る事は、明確なプラス要素は含まれておらず、むしろマイナス要素の方が強い為、 出来ることなら叱らないで伝える事がいいというのが僕の持論です。 親が子供を叱るのは当然と思っている人が多いと思いますが、叱られる子供の立場に立てている親は相当数少ないみたいです。 叱るのではなく、その相手がどうすれば、ミスしなくなるか、とか、成長できるかを重要視した方が、効率も含めて、いい未来が待っている気がしませんか? あっ、ちなみに、僕は褒められて伸びるタイプのようですね。 是非、実験と思って僕をどんどん褒めてください。

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