[Book] 「頭がいい人の仕事は何が違うのか?」を読んで

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本屋で並んでいてタイトルで購入した本なのだが、中身がかなり面白かったので、忘れたくない事をまとめておいた。
タイトルにある頭がいい人というのは、高学歴の事を行っているのではなく、仕事ができるという類の人を指している。
何故、仕事ができる人とできない人がいるのかという基本的な考えを自分なりに受け止められればこの本は非常に役に立つし、自分も向上すること間違いなしです。

帯に書かれていること

「ムダなし、ミスなし、流れ良し!」

会社では、普通に仕事ができる人と、仕事が出来る上に何故か質が良い人が評価される。
これは、両者を比べた時に、何方が優れているかと考えれば答えは明確であるため、従業員はこうした競争の場に立たされていることを認識しなければならない。
ただ、競争という事で常にギスギスする必要はなく、ここで言う質とは、上司の考えているレベルを上まれるかどうかという事で十分であるとも言える。
常に同僚と競っていては従業員として非常に大変なのである。
どうせ競争するのであれば、社内ではなく、社外に目を向けて、会社を向上させたほうがより有意義だからね。

そして、この本の帯では

一流人自慢が教える!上に行く人がやっている仕事のポイント

という事で、仕事を行う上で、この本に書かれていることを知っているのと知らないのとでは雲泥のさが付くだろうことを予測できる。

何が違うかを考えるより、当たり前の認識をレベル高くすることが重要

いくつかトピックを抽出すると、

頭がいい人は、「目的から逆算して仕事をする」
惜しい人は、「言われたことをそのままやる」

これは、上司になって部下を持って初めて気がつくことかもしれない。
この本の著者が人事担当という事も、この事に気がつく重要なポジションであるわけだけれども、一般の従業員は、「何をすればいいですか?」「どうすればいいですか?」という投げかけを上司にして、言われたことを忠実に行うことが大事だという価値観があるのが普通だが、
ここでは、何をやらなければならないかを考えて、その方法を最善を尽くして行うということや、言われたことだけやっているだけでは、柔軟な対応もできないから、ミスにつながりやすいという気付きなのである。
上司になると、部下のこうした思考が気に触るぐらい気になるのである。
部下である人や、先輩の下についている人は、気をつけてみよう。
確かに「それは言われていません」という発言、よく言う人は、大体が問題児かもしれませんね。

頭がいい人は、「人が動きやすい環境を整える」
惜しい人は、「人に丸投げして警戒される」

この法則は、部下だけでなく、上司にも当てはまるし、自分の価値観を主張するタイプの人が陥りやすい状態であると考えられます。
分からない作業を人に丸投げするのは、開発現場でよく聞く内容であり、自社にエンジニアがいない場合に、どうしても社外に丸投げするという事で出来上がったものが、相当のものと大きく乖離してしまい、炎上案件になってしまうというのは、SIerには本当によくある事象でもあります。
大体が「言った」「言わない」の水掛け論争になったり、仕事を引き受けた責任を受託側が泣く泣く追うという、何も解決しない結果になることが多く、
丸投げの危険性を訴えているいい法則です。
環境を整えるというのは、上司が部下に対してできる最大のサポートという事をしっている上司は非常に部下からの信頼を得られる事も考えれば誰でもわかるのですが、実践出来る人がいかに少ないかということも現状をみて気が付きます。

頭がいい人は、「自分で考えて行動する」
惜しい人は、「机上の空論を人に押し付ける」

全く考えずに人に物事を依頼するスタンスの人、確実に会社の中にいると思いますが、上司に多いこのタイプは、多くが「プレイングマネージャー」を嫌うタイプに多いとも言えます。
実作業を行いながら部下に対してマネジメントを行うことが、難しいと判断して、部下に対する指導や教育が疎かになり、自分のプレイスタイルを維持しようと必死になるタイプです。
きっと部下からは、「使えない上司」というレッテルを貼られているに違いないため、今一度自分のスタンスを見直す必要がありそうです。
そして、部下に押し付けている内容は、厳し目の言葉と、自分が出来ていない仕事のあるべきルール的な事が多いことも多いはずです。

あるべき姿で必須な事

上記の考え方や仕事スタイルなども、非常に重要な要素なのですが、重要な作業内容も中には書かれていて、特に僕がお気に入りなのは、以下の2つです。

1. 報連相

仕事における報連相は、上司と自分のコミュニケーションという認識であり、仕事におけるアウトプットであると考えられます。
自分のやったことの報告ではなく、「上司が知りたいことを報告する」という質にポイントを置いている点が非常に参考になります。
また、都合の悪いことの報告は、スピードを早く行うことの重要性が書かれています。
このポイントで、ネガティブに考えている人ほど、仕事ができないレッテルを貼られやすいので要注意です。

2. メモを取ること

メモを取るスキルというのは、ある意味センスにも似た要素もあり、書き文字がキレイであったり、メモ書きを終えた時のページの綺麗さや、言葉のチョイスなど、後で見返したく成り、かつ、メモした状況を思い出しやすくするという点で、重要なのに、僕の周りの部下や従業員でメモしている姿を見るのが確かに少ないという印象もあります。
セミナーなどでパソコンに直接、タイピングして打ち込んでいる姿もよく見かけますが、手帳にメモ書きするメリットを考えるとそれに勝る事は他には不可能ではないかとも思われます。
この本では「知らない事をメモに書く」事と、「大事なことをメモに書く」という事を比べていて、大事なことというところにポイントを置いています。
「メモを取る基準」という言い方をしていますが、これは要するにスキルなわけですね。
是非こうしたスキルを鍛える努力をしましょう。

本を読み終えて

この、「できる人」と「惜しい人」という基準が非常に分かりやすく、面白く、多くの身の回りに当てはまるという点で非常に読みやすい本だと評価しました。
そして、重要なのが、この本をよむ人は、「惜しい人」であるべきで、決してその人が「残念な人」ではなく、「できる人」になる予備軍であると認識して、よりよい成長を自分にもたらせることができれば、非常に価値のある本であるとも言えるわけです。
本は、読む人の気分により、評価は別れがちですが、全ての情報が自分の糧になるという認識で世の中過ごせると、何でも参考になり、どんどん自分が上昇している気分になれるので、そうした思考ってポジティブシンキングとして非常に良い方向性ではないかと考えましたね。

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