面白い仕事の定義

2017年5月13日

ビジネス マインド 学習

会社に努めていると、何人も精神障害で辞めていった(会社に来なくなった)人を見てきた。 こうした人の特徴として、非常に仕事ができる人であったり、有能な人である事が多い。 会社では何かが変わったという事は無く、何故そうなるのか、全く分からないのが正直なところだ。 また、同級生の集まる飲み会などに参加すると、会社の愚痴のオンパレードだ。 聞いててかわいそうだな・・・と思う人もいれば、聞きたくないぐらいうんざりな人もいる。 そもそも、会社が面白くないのはなんとなくわかるんだが、仕事が面白くないと、その先ニートしか道が無くなってしまうんじゃないかと考えると、仕事って本来楽しくてもいいのではないかと考えてみてはどうだろう? 分かっちゃいるけど、思考がそこまで及ばない人は以下の内容を読んで、今一度自分でしっくり考えてみましょう。

仕事が面白くないと考える根拠

仕事が面白くないと、会社がつまらなくなる。 会社がつまらないと、辞めたくなる。 辞めると転職をしなければいけないので、結果、仕事が面白くない人は、転職を考え始めます。 そもそも何で仕事が面白くないと考え出すのでしょうか? もちろん、ひとそれぞれの理由は考えられますが、エンジニア職の人の意見をよく聞く事があるので、まとめてみました。
1. 本来やりたいと思っていた仕事じゃなかったので、職に就いたが改めて嫌になった。 2. 上司や同僚に気に入らない人がいる。 3. 会社の行事などに不満がある。「飲み会が嫌だ」「合同ランチが嫌だ」・・・など 4. 他の会社の方が面白そうに見える。
思い当たる節がある人もいるのではないでしょうか? でも、よく見てみると、1番以外は仕事が面白くないのではなく、会社の環境に対しての不満である。 そして、こうした環境に不満がある人は、仕事自体も面白くなくなってしまう傾向があるようだ。 もちろん1番の様に、本来自分がやりたい事があり、それが出来ないことが不満に感じることはよくあることかもしれないが、この「やりたい事」が、日々変わるタイプの人がいて、こうした人は、後出しジャンケンのように、やり始めた仕事をけなし始める傾向があるので、僕は敢えてこのセリフを言う人に対しては、何がやりたいのかを明確にするように促している。

会社を辞めたいと考える瞬間

仕事が面白く無いと会社をやめたくなると先述しましたが、そもそも会社をやめたくなる瞬間って、誰もが経験をしたことがあるのではないでしょうか?
・仕事をしていてしんどい(辛い)事があった。 ・設備などが、他社と比べて見劣りがある。 ・上司に対して不満があり、呆れ果てた時。 ・何かしらの嫌な気分を感じた時。
昔のような終身雇用制度の会社が少なくなった今、転職は当たり前の時代ですが、 働いている側で「転職は当たり前」と考えて仕事をしているとしたら、日々会社を辞めることを考えてしまいがちになるでしょう。 転職活動をした人で気がつく人もいるかもしれませんが、今でも企業は転職回数が多いと、「人間的な問題があるのではないか?」と書類だけで疑い始めます。 ただし、会社を辞めるというのは、逃げるという風に捉える人もいますが、必ずしもそうは言い切れずに、早急に転職をした方がいい人も中にはいます。 会社を辞めた後で、自分がどうなりたいかを考えられる人は、是非転職を進めましょう。 そして、転職した後に、転職前よりも、何かが向上している事を体感する事がとても重要です。 同じような環境に転職をする人も少なくないという事ですね。

仕事が楽しいという考え方

一報、仕事が楽しくて仕方がないという経験がある人はどのくらいいるのでしょう? 僕は個人的に、プログラミングした製品が、会社の赤字をV字回復するぐらい売れて、その先に上場してしまうという経験をしたため、非常に仕事に対してのメリットを感じていました。 まだ、売れるかどうか分からない段階での初期開発の時点でも、「この商品は売れないわけがない」という根拠のない自信のようなものもあり、6ヶ月ほど一人でベッドの中でもコーディングしていた時に、毎日が楽しくて仕方なかったのを覚えています。 これはちょっと極端な例でしたが、会社が楽しいという人も少なからずいるはずです。 少し仕事から離れると、社内恋愛をしているような場合、うまく行っている間は、仕事場に行くのが楽しくて仕方がないでしょうね。 ※これが、破局してしまうと、とんでもない地獄に成りかねないですが・・・ 少なくとも、「仕事楽しいですか?」と人から聞かれて即答で「楽しい」と答えられる人は、割合は少ないのが事実かもしれません。 もちろん、全員が「楽しい」と即答する会社もあるかもしれませんが、多くの従業員が何かしらのストレスを抱えている事は否めません。 本来、仕事は生活するために仕方なく行なっているという考え方の人は少なくないと思います。 しかし、趣味を仕事にしている人などは、「楽しい」という感覚を持ち続けられるかもしれません。
人の心理として「楽しい」と感じるのは、好きなことをやっているよりも、その環境にストレスがなく、自分をワクワクさせてくれるか。
という事が大きなウェイトを占める事を理解できると、自分にとっての楽しい環境が見えてくると思います。

少しの考え方で仕事も人付き合いも上手くいく方法

ここからが重要なのですが、会社や仕事が嫌になった人でも、考え方次第で、救われる事もあります。 まず、自分が変えられない環境において不満がある人は、すぐにでも会社をやめる選択をした方がいいですね。悩んでるヒマはありません。 ただし、変えられるかもしれない環境にある人は、多くの場合、ゴールが設定されていない事が多く、仕事のゴールというよりは、自分自身にゴール設定をしてみませんか? 例えば、貯金が100万円貯まるまでは今の会社を辞めない。とか・・・ このプロジェクトが成功するまで・・・とか、 こうした個人目標は、会社でも設定させられる事があると思いますが、自分で個人目標の設定ができる人になると、世の中の味方が変わるという事を体験してみることをオススメします。 僕が個人的にオススメしたいのは以下のような内容です。
・苦手な人と話をしてみる ・仕事に関するスキルをとことん追求してみる ・必ずゴール設定をする。
苦手な人は、人の頭の中で悪い部分がどんどん拡張されていきます。話をすることで、お互いに誤解が解ける事も少なくないようです。 また、仕事のスキルを追求するという姿勢は、考え方をポジティブにするだけでなく、人は何かのスキルを追求した時に、何一つ無駄なことが無いことに気がつくはずです。 そうした思考に対して、物事にゴールを設定すると、何に対しても達成感を感じることができるようになります。 仮に物事が達成できなかったとしても、やった経験は必ずプラスに働くと思います。

仕事に終わりはない

人は、仕事をして、世の中に貢献しなければイケないはずです。 世の中のためになることをすると、人は気分もよくなります。 気分が良くなると、他の人もいい気分にしたくなります。
冒頭の負の連鎖に比べると、間逆なこの正の連鎖、体験したことがない人は、すぐに会社をやめたくなるタイプの人かもしれません。 この「人のため」というのがポイントなのですが、普段はなす言葉を自分主語をやめて、他の人が主語になる話し方をすると、この思考に早くたどり着けるようですので、改めて、この記事を読んで、ドキッとした人は、考え方を負の連鎖から正の連鎖に切り替えてみましょう。

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