[Book] ルールを変える思考法 著:川上量生

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成功している経営者の話は何を読んでも何かしら心に刺さるものがあります。
 

もちろん、名前の知れている会社の社長さんであれば、有名人、著名人クラスなので、ミーハー心に火が付くことも有り、その人の言った言葉を受け売りして友達に我が物顔で話す事もありますが、
 

今回呼んだ本は、「ニコニコ動画」で有名な株式会社ドワンゴの代表取締役会長である川上量生さんの本を手に取りました。
 

このドワンゴという会社名が、海外のネットゲームのタイトルから来ていたことを、本を読んで初めて知りましたが、そこは別に受け売りポイントではありません。
 

内容

最初の章に書かれているのは、川上さんのゲームに対する考え方で、テレビゲームよりは、人と人とが直接行う「ボードゲーム」だったり、
 

昔ながらの、「かくれんぼ」「おにごっこ」がいかに人間の脳の発達に役立つかを力説されています。
 

もちろん、非常に僕も同感ですが、本の後半、過去にネットゲームにいかにハマったかを社員の方踏まえて、昔話風に語っていて、
個人的にはネットゲームをほとんどやらないので、このくだり正直よく理解できませんでした。
 

ニコニコ動画の会社という印象と最近では「ニコニコ超会議」というのもテレビや雑誌で取り上げられているので、存じているのですが、
 

どうしても、参加していない人にとっては、海外の有名アーティストが、東京ドームで大きなコンサートをやったと言われて、見に行っていない人のあまり関心ない感覚と同じで、入り込めませんでした。
 

一方、主力商品であった「ニコニコ動画」が元々youtubeの上に文字を表示するツールとしてのサービスだったのが、youtubeからBANを食らって、必死で技術革新をした経緯が書かれていて、デジタルコンテンツ同士で、根本技術をサービス提供会社が保持していないといけないという認識を改めて考えさせられました。
 

このニコ動の具体的な技術内容には触れられていなかったので、個人的には、動画サーバーをどのようにyoutubeから移行して再構築したかが非常に気になりますね。

感銘受けたポイント

この本を読んで僕が最も感銘を受けたくだりは、川上さんが仕事をする自分のポリシーとして「格好良い物語が重要」という信念があるそうですが、その章の下りで、
 

格好良い物語を見極めるために、格好良い事ばかりをしていてはダメという事を以下の文章で表しています。
 

格好良い事を、格好つけてやるのは、ものすごく格好悪いことで、
一方、格好悪い事を、地道に続けていけば、格好良いという場合もある。

 

僕のこの本を読んだ価値はここにありました。
 

格好良いという事や、面白味を追求する、ライフエンジニアとして、「格好良い」とか「スマート」という点に焦点を上げがちですが、
 

「格好悪い事」や「泥臭い事」が以下に格好良いかという自分のうっすらもっていた価値観をキレイに文章で書いてくれていて、感動しました。
 

格好良い事が悪い事というわけではないが、結構良い物語というのは、所謂結果論として、良いか悪いかという話なわけで、
 

誰でも面倒くさい事は、嫌だしやりたくないと考えるが、それを率先して行う人がいかに格好良いかという事を、心の底から感じることが出来ました。

最後に

人を引きつけるコンテンツの作り方というサブタイトルが帯に書かれていて、それが知りたくて読んだ本ですが、結果として、人を引きつけるコンテンツというのは、
 

それを作る人自体が魅力があるかどうかという事を知らされましたね。
 

芸能人が書く本は、その人が書くからネタになるし、読む人もイメージ出来るわけで、コンテンツを作って、それを見る人が理解できる内容って、見た目だけになり、内容は二の次になりがちですよね。
 

誰が作ったか、何故作ったかという、シナリオがいかに大事かという事がわかれば、WEBでも、書籍でも、モノでも、コンテンツを作る際の最初に考えるべきは「シナリオ」である事が理解できるはずです。
 

何かに成功するためには、人から共感を得られなければいけません。
 

人から共感を得るために、確実な手段として、その人に感動を伝えることがあります。
 

人から感動される為には、自分も感動する経験が必要です。
 

そして自分が感動の経験をするためには、人から感動を受ける必要があります。
 

すでに堂々めぐりな感じがしますが、コンテンツを作るシナリオは、一日千秋では出来ないワケで、こうしていかに自分が感動し人を感動させるかが、他人を惹きつける魅力につながり、コンテンツに繁栄されるという事が伺えます。
 

そのためには、格好悪い努力も惜しまない事が重要なんでしょうね。

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