10年先に当たり前を今現在の常識にするイノベーション

2017年11月2日

テクノロジー 日記

未来の予測をするのって本当に信じますか? この間、横浜中華街に行った時に、中華料理店に挟まって「占いの店」がたくさん点在していました。 女性客がたくさん並んでいたのが記憶に残っていますが、どうやら占いは女性ターゲットなのですね。 こうした「占い」というジャンルは、未来予測と捉えると、矛盾追求という形に成りがちなんですが、自己啓発や啓蒙という風なコンサルティングと捉えている人がいわゆる「占いを信じる人」とされるようですね。 今回は、10年先の予想を考えてみたいと思います。

信じるか信じないかはあなた次第

古くは「ノストラダムスの大予言」なども未来を予言する世界的にも有名なモノですが、信じるか信じないかは本当に自分次第なのだと思いました。 それは、具体的ではなく、かなり曖昧で意味深でどのよう捉えてもいいぐらいの内容を当たり外れという杓子定規で議論する事もまた無意味なのかもしれませんね。 現代社会で、ドラえもんの中で出て来る未来世界が、半世紀近くたった現代で実現する事は、予言なんでしょうか? 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、自動で履くことができる靴をナイキ社が販売したり、空飛ぶスケボーや、自動FITする服、など、確かにこの映画内での未来年代で実現されるというのがまさに予言という捉え方もできるかもしれませんが、 この映画を見て、これを実現しようと技術者が頑張ったというのが事実にも思えますね。
予言も情報の一つとして考えよう

10年前を振り返る

Facebookの「過去のこの日(On This Day)」という機能を使っている人も多いかもしれませんが、1年前や3年前に自分がつぶやいた投稿や、アクティビティが、タイムラインで教えてくれるというだけの内容です。 この機能を使ってみて感じたのは、あの出来事はまるで昨日のような最近の感覚だったのが、3年も前の出来事だったり、1年前の書き込みが今の自分と明らかに考え方が違っているという事を知らされます。 これは、たがだか1年ぐらいで、人はものすごく変るという事を表していて、3年も経過するとそれはもう一昔ぐらいの感覚になるでしょう。 そして、それを踏まえて、10年前ってどういう状態でしょうか? 20代の人は、小学生や中学生ぐらいだったりしますし、30代は、社会人新人時代ぐらいの感覚でしょう。 40代になると、会社を転職して、前職を懐かしく感じる人もいるかもしれません。 そうです、10年前は、自分史の中でも大きな区切りがついていると思います。 電化製品を考えてみると、カセットテープからCDになり、MDになり、iPod、iPhoneという流れだし、 ポケベル→携帯→スマホという流れも誰もが感じる技術の流れです。 自分の体型が大きく変わった人もいるんじゃないでしょうか? 太っていたけど、ダイエットして別人のように痩せたり、仕事や役割が変わって、思いもよらず体重が増えてしまったり、男性なら髪型が大きく変わってしまったり もちろん、結婚して、嫁(旦那)ができて、子供ができて、家族が増えたなどという事も、重要な変化ですよね。
10年前の自分は「若い」と感じがち

10年先を考える

10年前は一昔と懐かしむ事も重要ですが、その大きな変化が10年先さらに大変貌しているという事に目を向けてみましょう。 今よりももっと便利になって、いま治らない病気が完治するようになっていたり、いま現在「不可能」と思っていることが「可能」になる世の中になっていることでしょう。 それは、世の中の偉い人が実現してくれると考えている人と、自分が「不可能を可能にする」事で、新たなビジネスを作っていくタイプの人と、大きく別れているかもしれません。 とにかく10年先は、確実に今より良くなっているべきなのですが、もしかすると、悪くなっている可能性もあるかもしれませんね。 事故や天災、思いもよらない出来事によっても人の人生は大きく変わります。 10年という期間はそのぐらい変化が含まれるはずなんですね。
10年後「不安」と「希望」のどちらが大きいですか?

死語の感覚

芸人の一発屋は半年も持たないと言われていますが、音楽の一発屋は、1曲のリリースのみです。 クリエーターなどが仕事で出したデザイン案が「古い」と言われたり、「アンティーク」がもてはやされたり、 「中房」や「中二病」として、中学という時代をディスられたり、何かと過去に対しては、ネガティブに捉えられがちですが、それは他人から見て古いという状態です。 あくまで「新しい」、「古い」は自分の感覚で持っておいたほうがいいでしょう。 「ナウいね」と言った時に、友達から「それ死語だよ」と言われても、自分の中で現役バリバリの単語であれば、どんどん使ってしまいましょう。
古いの感覚にプライドを持ってみよう

気構えを10年先に据える

ここで僕が提唱したいのは、最近色々な会社で話を聞いた時に「従業員のモチベーション」や「優秀な人材の採用方法を模索している」とか、いろいろなネガティブな悩みを抱えている企業がいかに多いかという事で、 会社としても問題がある場合もありますが、それぞれの従業員の思考が問題になっていると感じる場合も数多くあります。 そこで、会社を変えるというレベルではないのですが、自分の思考基盤を少し見直すことで、モチベーションや組織の方向性が非常に良くなる事に着手してもらいたく、「10年先を見据えた思考」をオススメします。 大前提として、人に強要するものではなく、自分の思考として考えてください。 まず、今現在の自分が10年後どのようになっているかを過去10年を元に予測してみましょう。 正比例的に成長する人もいますが、反比例的な成長を遂げる人もいます。自分で自分のことを予測するのですから、希望も込めて「こうなっていたい」と考えると、なんだか魅力的な自分が見えてきませんか? そして、アイデアの出し方で「現実的に無理」とか「有り得ない」と考えてしまいがちな人は、「10年先にできているとしたら・・・」とか「10年先は当たり前になっているかも」という決めつけない思考に切り替えてみましょう。 アイデアの幅が広がる体験をすることが可能になるでしょう。 最後に、人に対して10年先も付き合っている友人をみつける工夫をしてみましょう。 その時名刺交換しただけの人だと、10年先は顔すら覚えていない知り合いですが、10年先もお酒を交わしている友人は、人生お付き合いする人と言っても過言ではないでしょう。 その友人がどのように変わるかも予測してみると、お互いにより素敵な成長を遂げるかもしれませんね。
10年間希望を言い続ける事も重要

最後に

未来を悲観的に考える人もいるかもしれませんが、未来を肯定的に考えることで今現在の自分の全てがいい方向に向かうという法則を身につけると、未来を有り得ないほどいい状態を創造した人は、とても素晴らしい未来が訪れる可能性が、そうではない人に比べて圧倒的に確率が高くなるという事を知ってもらいたいですね。 今自分に自身が無い人は、未来想像力を鍛えて今現在の自分も成長させてしまいましょう。 そして、横浜中華街で、占いをしてもらい、「1年後にビジネスで成功するでしょう」と言われて浮かれている自分を「のんきな奴」と考えずに、「前向きな人」と納得することにしましょう。

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