Ad広告について考える

2015年1月31日

テクノロジー マーケティング

テレビでタレントの年収がウハウハなのも、 Googleがあんなにでかい会社になったのも、 広告という分野において、ギャンブル性はあるけれど、 値付けが異常に高いが故に、値段に応じてのマージンが一定という業界の当たり前が、少し疑問に感じた。

広告の種類

テレビCM、新聞折込チラシ、街中や道路の看板、街頭で配布しているティッシュ、電車の吊革広告、とにかく、人目につけば、それは広告になり得るので、変わり種も沢山ある。 そして、Web広告である。

広告掲載会社が有利

出版周りは、今回は置いといて、Web広告の現状では、GoogleやYahooのサーチエンジンにおける、検索キーワード広告が、最上位だろう。 ただし、国内だけの事情です。 最近こそ、バズ、アフェリエイト、バイラル、ポータル、など、広告ジャンルが増えてきてるが、大体どれも値付けが同じ位の感じである。

値段感

実際には、ピンキリもあるが、業界水準というのがあり、 インプレッション、0.1円 クリック、100円 という感じです。 安く感じるかもしれませんが、実態は、インプレッションされたバナー広告がクリックされるのは、どの業界でも、一般的に0.1%らしいです。 そこから、コンバージョンする人は、多くても10%ぐらい。 すると、実際に計算してみると、Web広告で1000円の商品を10個、売るとすれば、確率論的に、 クリック、0.1% コンバージョン、10% とすると、インプレッション数の0.0001をかけた数が1コンバージョン。 数でいうと、10,000インプレッションで1コンバージョン。 なかなかの数字ですね。 僕のブログが一月に2000から3000ぐらいなので、4ヶ月に1個物が売れるわけですね。 さらに、 10個、コンバージョンが必要であれば、 100,000インプレッションという事になります。

金額で考えよう

10コンバージョンの時、 インプレッション課金は、0.1円なので、10,000円 クリック数は、100クリックなので、10,000円 合わせて20,000円になります。

原価を考える

仮に、3000円の商品を売っていた場合、 売り上げは30,000円、 これにかかる原価がポイントで、50%の原価率の場合は、利益が15,000円 完全に赤字ということになります。

考えるポイント

原価率を下げれば20,000て赤を出さないことも可能ですが、そもそも、広告費とトントンでは、利益が出ない。 仮に1000円ぐらいの利益が出たとしたら、20000円の広告投資で、1000円、まあ確かに悪くはない。 ちなみにこの時の広告を抜いた原価率は、30%です。

そもそもが博打

広告ビジネスは、そもそもが「当たるも当たらぬも八卦」という博打なのです。 確率論があるのは、実績を計算しただけなので、確実にその売り上げが上がるという補償は全くありません。 実際には、告知をして人目につかないと、そもそも商品を、買ってもらえる可能性もない。 という事で、テレビや新聞が媒体としての価値があるのは、非常に分かりやすい。

web媒体について

webにおいては、どうしてもサーチエンジン優位になっているのはyahooのせいだかおかげでしょうね。 未だに日本で三人に二人は、yahooを使っているらしいですからね。 確かに、ポータルとしてもしっかり運用しているので納得はできます。

成果報酬型

広告の中には、コンバージョンした数のパーセンテージが支払額という、良心的なのもあり、広告主が、絶対に赤にならないというサービスもあるが、これは、リスクがは少ない、または、無いと言うことで、その後の利益をむしり取られます。

どーすればいい?

広告は、集客として、赤でもやる価値ありと判断してやるのがベスト。 それにより、リピート客が増えるという、前向き戦略で行くのがいいでしょう。 ここで、利益を考えたら、正直がめついですわ。 なので、広告予算をしっかり立てて、それを超えない事が一番大事ですよね。 ただし、僕はエンジニアなので、広告掲載側を作るには... という事を考えますが・・・

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