姑息なITサービスの手口

2020年10月29日

テクノロジー

eyecatch じっとしていることは辛いけど、ずっとプログラミンをしていられる、ユゲタです。 好きなことを集中してやる感覚がプログラミングでできると、スキルアップも苦にならないかもですね。 そして同じように、ビジネスとしてのITを考えるのもまた楽しい感じです。 プログラミング仲間の友達が、ある時面白いことを言っていました。 「害にならないプログラムを作って、忘れ去られることが、サブスクの基本概念」という発言でした。

サブスクリプションは毎月課金

今どきのwebサービスは、機能制限されていて無料で使えるサービスが多く、そうした無料サービスでは物足りない人が機能追加をしたり、すべての機能を使えるようにするために、料金を支払う形式で、無駄な金額を払うのではなく、利用する月のみの支払うので、負担が少なくいと考えられています。 こうしたサブスクを、有料の限定解除という意味で捉えている人がいるようですが、このsubscriptionという言葉は、定期購読するという、意味なので、限定解除という意味と取り違えないようにしましょう。 そう考えると、携帯料金や、新聞紙や雑誌の定期購読、アパートやマンションの賃貸などは、サブスクモデルと考えられますね。 今どきのITサブスクは、デジタルサブスクで、運用者はインターネットにサービスを公開していれば、メンテナンスはしなければいけませんが、ユーザーに対して何かものを送ったり、提供するという事をしないものが多いというのが特徴かもしれません。 ゲームなどのサーバーにアップしっぱなしで、利用ユーザーが課金をするスタイルは、ほったらかしサブスクと言っても良いかもしれません。

サブスクは忘れやすい?

携帯電話やスマートフォンをショップで購入した時に、本体を安く購入する代わりに、最初にアプリをいくつかインストールしなければいけない販売形態のお店があります。 これは携帯ショップは、利益が薄いので、こうしたアプリ販売のアフェリエイトのような販売利益でなりたっているというのが、裏事情なのですが、多くのショップでは、どのアプリも「初月無料で、不要であれば、購入したあとですぐに削除してもらっても構いません。」 という風に言われます。 正直、その場で不要なアプリを削除して販売してもらいたいんですが、この方式は、削除忘れをしてもらうことを期待する方式で、実際に何割かの人は確実にアプリ削除をし忘れて、数百円の毎月無駄なサブスク課金を支払っているという事実があります。 携帯キャリアからの月額料金が郵送で送られてきて、使ってもいないアプリ料金が入っていて初めて気がつく人もいれば、明細票など見ない人は、気が付かずに毎月意味もわからないお布施をしているという人も大量にいるようです。 すべてのアプリがそういうタイプではないのですが、こうしたアプリを提供している人は、そのうち国から摘発されてしまうのではないかと個人的には思ってしまいますね。 でも、そうした提供者側の人はみな口を揃えて、「忘れるほうが悪い」というのも何だが、納得できるようなできないような・・・

個人的に絶対に加入しないサブスク

世の中の大半が加入しているが、個人的に加入はしたくないサブスクがいくつかあります。

Adobe CC

デザインをする人であれば、必須のAdobe製品ですが、最近では、youtube動画の編集や、webサイトのワイヤーモックを作るときなどにも便利なツールが沢山提供されていて、サブスク形体になる前は、1つの製品を10万円近くで購入してて、バージョンアップの度に高額な料金が発生していたんですが、それが月に1000円から3000円程度で利用でき、自動的にバージョンアップもしてくれるという事なので、安くなった感覚もありますが、 ボクは個人的には、会社でもこれを利用していません。 理由としては、使わない月にも課金が発生してしまうし、そもそも、一度課金を始めると、退会手続きひっじょ〜〜〜〜に、面倒くさいという話を、何人も身近な知人から聞いていて、怖くて加入できないというのもあります。

Office365

また、MicrosoftのOffice365に関しても、ビジネスをする人であれば、必須のような感覚を持っている人も多いですが、会社を立ち上げて3年半立ちますが、うちの会社では、officeを全く購入していません。 外部の会社から書類を送られてきても、macであれば、numbersやkeynote、windowsであれば、互換製品などを使えば、ほぼ問題なくこれまでできているので、今後もofficeへのお布施は不要だと考えています。

アプリ天国からの気付き

スマートフォンでは、有料アプリを買うことに対して、あまり抵抗がなくなってきている人も多いようですが、アプリ開発者達は、まだまだ有料アプリは、インストールしてもらいにくいし、無料版と合わせて提供して、ようやく便利さを理解してもらえるというように考えていて、 実際に、マネタイズをする際に、サブスクモデルで月額料金が取れる仕組みにしなければ、ビジネスとしてはやっていけないというのが現状です。 でも、無駄に意味のないアプリに対してお布施をする感覚で料金を取るよりも、本来のソフトウェアの意義を考えると、使って役に立つデジタル製品という本質を見失っては意味がないような気がしています。 そうやって、真面目にアプリ開発を考えていると、その昔、iPhoneのアプリストアに、100万円のアプリがアップされていたというのを思い出しました。 すごい高利益ですが、ボッタクリ過ぎですよね。 ソッコーでバンされることは誰でも容易に想像できますが、最初にやった人が称賛されるのも、少し違和感を感じていた下駄でした。

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