データコンバータの重要性

2019年8月9日

テクノロジー

デジタル作業をしていると、何かしらのコンバート作業が発生します。 例えば、iPhoneで撮影した画像データは、基本フォーマットとして「HEIF」形式で保存されるのですが、少し前まではjpegデータだったので、戸惑っているユーザーも多いのではないでしょうか? iPhoneやmacや、無料ソフトなどで、簡単にjpegに変換できてしまうので、少しだけリテラシがある人は問題ないのですが、拡張子がよくわからないという人にとっては、変換という作業事態の意味がわからないようです。

WEBコンバーター

インターネットサービスとして、WEBコンバーターというのも無料でたくさん公開されているようですが、svgとpngを変換するという作業があった際に、下記のようなWEBサイトを見つけました。 https://www.aconvert.com/ このサイトは、色々なデータのフォーマットを相互に変換する事を目的にしているようで、WEBサイトでアップロードするだけで、簡単に別の指定したフォーマットに変換してくれる非常に便利サイトです。 ただ、pngからsvgに変換したさいに、単にsvg内にpng画像を埋め込んだだけのデータが出来上がって、変換というよりは、拡張子を整えたレベルだったので、使える場合と使えない場合がある簡易変換サイトであるという認識です。 ただ、svgからpngにするとか、pngをjpegに変換するような場合は、わざわざphotoshopなどのアプリを立ち上げてファイルを開いて、別名保存するよりは遥かに短時間で作業が完了できるので、ケースバーケースで利用させていただきましょう。 そして、このサイトは、eBookや動画データ、音声データなどのコンバートなど数多くのフォーマットに対応しているので、要チェックしておきましょう!!!

データコンバートの必要性

検索すると、結構たくさんの無料コンバートサイトがヒットするのですが、もちろん有償サービスをベースに無料公開しているものがほとんどで、上記のaconvertのように、これまでのコンバートフィアル数や、容量を公開している値を見ると、コンバートに関しての用途は全体的には非常に数多くあることがわかります。 画像フォーマットにおいては、jpeg、png、gifのWEBブラウザで表示できる画像から、psd、ai、svgなどの専用アプリによるファイルは、それぞれ特性も違うし、圧縮方式も「可逆圧縮」と「非可逆圧縮」で、容量も違えば用途も違うことから、WEBページで表示する際でも、表示箇所に応じたフォーマットを用意しなければいけません。 もちろん、jpegからsvgデータへのコンバートなどは、基本的には不可能と考えなければいけないし、サイズの小さな画像を大きなサイズに拡張すれば、画像がぼやけた感じになってしまうのは、ちゃんとデータ特性などを学習しなければいけないので、慣れていない人はコンバートでうまくいく場合といまく行かない場合の切り分けができない場合もありストレスに感じる人もいるでしょうね。

経験談

その昔ゲームグラフィックの仕事をしていた時に、非常に沢山の画像フォーマットや動画、音声フォーマットを操作する機会があったので、こうした内容を熟知する事ができ、数多くの画像フォーマットを実際に仕事として扱うことができたのが、非常にいい経験になったのですが、その時から画像フォーマットのコンバート作業というのが存在していたことを考えると、今後も画像フォーマットは新しいフォーマットが増えていくことは間違いなく、変換作業もより高度になっていく事は容易に想像できます。 また、変換だけでなく、サイズや容量の圧縮や、動画などの容量が大きいものに関しては、コーデック圧縮という高度な圧縮技術もどんどん進化していくでしょう。 GooglePhotoなどを使っていると、撮影した写真を動画に変換するような未来の技術のようなサービスも無料で展開していて。、もはやこうした技術の進歩は10年後どこまで行くのか想像もつきません。

何故共通フォーマットが整わないのか?

データフォーマットに詳しくない人は、どうして画像フォーマットだけで沢山の種類が存在するのか非常に不可解かと思います。 僕もITの仕事をし始めた時に、その疑問はずっと思っていました。 WEBブラウザで表示できる、jpeg、png、gifって、1つでいいと考えがちですが、エンジニアやデザイナーであれば、これらの画像フォーマットの特性がそれぞれあることが理解できると思います。 大きなデータの場合は、jpegフォーマットを使って、極限までサイズを圧縮したデータを表示し、単一色をきれいに表示したい場合はpngフォーマットを使い、ファイル単体でアニメーションを表示したいときはgifフォーマットを使うというのが基本的なセオリーです。 その他の画像フォーマットも、psdはphotoshopデータでアプリのあらゆる詳細データを保持することができるし、bmpやtga、tiffなどは、コンピュータの比較的初期から使われている画像フォーマットで歴史のあるデータなので、音楽でたとえると、クラシック音楽のような立ち位置と考えてもいいかもしれません。 ようするに、データフォーマットって、使用するアプリや、使用する場面に応じて変えて使っていくのが通常の使い方になります。

実際に使割れているフォーマットはごく一部

ただ、画像編集ソフトのフォーマットと、出力する時のフォーマットの2つぐらいを扱うのが一般的なので、全ての画像フォーマットを覚える必要はないので、現時点で不安に思っている人は、必要な画像フォーマットをwikipediaで読んでおく程度で大丈夫でしょう。 最近では、3DプリンターやCGアニメーション映像などの3Dデータや、映像を扱うためのアプリフォーマット、midiやmp3などの音声フォーマットなどを考えると、数多くデータフォーマットが存在することがわかります。 実際に手元にあるパソコン内には、沢山の拡張子を確認することができると思いますが、それらの全ての拡張子の詳細を知る必要はなく、自分で扱うデータの詳細だけを知っているだけで、十分仕事でも問題ありません。 そうした上で、データフォーマットの拡張子が、何のデータなのかを知り、自分の使うデータへのコンバート作業ぐらいができると、十分パソコン上級者クラスであると考えても良いかもしれません。

あとがき

GoogleのWEBサイト検索が、どんどん便利になっていくように、データフォーマット変換というジャンルも、益々発展をしていくに違い有りません。 なにやらビジネスの匂いもしてきましたね・・・・www

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