勉強するには理由がいる

2020年1月6日

日記

食べ物の好き嫌いが全く無く、食わず嫌いをする人の気持が全く理解できない、下駄です。 以前もブログで書いたことがあったのですが、食べ物の好き嫌いがある人って、あたまデッカチな人が多いようです。 アレルギーで特定の食物が食べられないというわけではなく、食べたことが無いのに、その食材が嫌いで口にしたくないっていう人って、その点だけ考えてみると、幼稚園児ぐらいの思考能力しか持てていません。 「誰得?」と考えて、食べられなくて得することって、ゲテモノでも無い限り不思議で仕方がありません・・・ 全く同じ理由で、勉強をしない人の気持が正直わからないのですが、「勉強」と聞くと堅苦しいし、なんだか嫌なイメージにもなるのですが、結局の所、人は生きている以上学習し続ける生き物で、それを諦めている人は非常に残念な感じになってしまうというお話です。

先日お愛した年配の方

息子の言っている高校のPTAで忘年会が行われて、嫁が参加した時に、ご主人が転職活動をしているという事で話が盛り上がったらしく、 僕の会社で話を聞いて欲しいという流れから、夫婦同士でお会いしたという経緯なんですが、 その転職活動をしている旦那さんというのが、年齢55歳で証券会社の色々なシステムをインターネット黎明期から構築してきたというエンジニアとしてはすごく魅力のある経歴を持っており、 ビジネスの話などを聞くのを楽しみにしていたのですが、 どうやら、今現在は、小さなITベンチャー企業の執行役員をやっていて、会社が全く面白くないので転職をしようとしているとの事です。 年齢的にも転職するには非常に厳しい感じで、転職斡旋のエージェントに依頼してもほとんど転職先の紹介がされないのが現状なのだそうで、にっちもさっちもいかない状況で少し心が折れてしまっているのだとか・・・ 僕の会社で採用する気は全くなかったのですが、会って自己紹介をお互いする際に、先方から自己紹介を30分近くタラタラと話て途中で止めないと、映画一本見るぐらいは余裕で言っていたぐらいの勢いだったため、ヒューマンコミュニケーション能力が極めて低い人という認識で、転職自体が非常に厳しいという事をお伝えしておきました。 そして、この方は過去に色々な金融の仕事をしてきて、今現在もベンチャー企業の重鎮としてやっているのですが、それぞれに対しての問題点を昔話としてツラツラと話す様子を見ると、なんとも、残念な人生を過ごしてきたという印象を受けました。 そして、その年で転職をするぐらいなら、これまでの経験や実績を元に、ビジネスを興す事を進めてみた所、自分はプログラムもデザインも営業も何にもできないという、経歴は一緒に手足を動かしてくれる人がいて成り立っていた事が露呈して、またまたビックリ! 今の時点で趣味もなければ、休日に行っている活動なども何もなく、苦手なことは明確にリストアップできるけど、勉強などは皆無なのだそうで、 改めて、僕よりもはるかに年配の人ですが、残念でしかたがない印象しか残りませんでした。 とりあえず、似たような仲間の集まるコミュニティに参加することをオススメしましたが、少なくとも学習する姿勢にならないと、どの会社に行っても使えないおじいちゃん扱いされてしまう事は目に見えているので、ご本人に理解して帰っていただきました。 この方は、勉強をするという意識が欠乏していたのですが、本来勉強は、何かの目的のために自然に行うモノで、腹がねったらご飯を食べる生理現象と何も変わらないものである事が理解できていなかったんでしょうね。

プログラムの勉強は楽しい

一方、「勉強をしたいけど何を勉強すればいいか分からない」とか「何から始めればいいかわからない」という相談を貰うことがあります。 エンジニア業界では、これからプログラムを勉強する人が、「どの言語をはじめに学習すればいいか迷っている」というのが多く、 それでもって、勉強が開始できずにいる現状なのだそうです。 迷っているぐらいなら、片っ端から手をつけていけばいいのに・・・と考えてしまいますが、本人にとっては、その手をつける最初の一歩の選択肢が決められないんですね。 もどかしすぎて、「学習センスないね」と言ってあげたいのをグッとこらえて、今現在はWEBエンジニアをやることを進めていますが、本当はどの言語から始めても、何にも問題がないという事を汲み取ってもらいたいですね。 どうやら「無駄な勉強をしたくない」と効率を考える人が多いようですが、学習でとんでもない回り道をしたプログラマーは、特殊な能力が身につくこともわかっていて、他の人と同じ学習をしたり、人よりも近道で学習した人は、仕事現場では、まるっきし使い物にならないという事も過去に大量にエンジニア採用を行ってきた経験から良く理解しています。 ことプログラムの勉強は、効率も必要ですが、それは時短ではなく、数を多く熟すことと考えても良いようです。 他の人が知らない言語を学習するのが道を開拓しているようで楽しいか、ネットにも情報が載っていないので辛いのか、感じ方で向き不向きが判断できるかもしれません。

勉強が楽しくなる仕組み

そもそも、僕が人から質問をされた時に答えているのは、下の2点で、
効率よく勉強をしたければ、その道の成功者のマネをすればいいだけ。
面白くなければすぐにやめればいいし、面白ければ、遊びのごとく続ければいいだけなのですが、どうしても勉強する事自体に壁を作ってしまう人がいるようです。 悩むことが嫌なタイプと言ってもいいかもしれません。 実は悩むこと、考えることが、最も勉強には必要であり、そこを乗り越えられると自分のスキルアップと、大きな喜びになるのですが、これは麻薬のようなもので、やったことがある人(乗り越えられた人)にしか分からず、それを快楽とも言える間隔になり、どんどん勉強をしていく体質になっていくことを、勉強嫌いな人は知らずに、過ごすことになります。 勝ち組と負け組が大きく分かれるこの壁こそが勉強が好きか嫌いかの分かれ目なのかもしれませんね。

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