失敗を恐れる人と失敗した人の差

2018年6月16日

コミュニケーション 学習 習慣

仕事で失敗しました・・・めっちゃ落ち込みました・・・メシをいっぱい食べました・・・寝て起きたらあんまり気にならなくなりました。 こんな風に失敗を前向きに話せる人、羨ましいですよね。 僕の場合は、この後会社に出社する時に、昨日失敗した内容を思い出しまたブルーになる→めっちゃ落ち込む→メシをいっぱい食べる・・・と繰り返しになりがちです。 でも、それも1週間ぐらい繰り返すと、人特有の「忘れる」という感じになっていきますが、実はこうした経験は非常に重要であるという事を人から聞いたので、文章にまとめてみました。

失敗は物事を実行しないと発生しない

当たり前ですが、物事を実行して初めて失敗をします。 何もしなければ失敗なんてしないんですよね。 そもそも、失敗しないために何もしないという人も世の中にはいます。 失敗したくないから、あえてやらないなんて人も少なくないでしょう。
好きな女の子に振られるかもしれないから、告白しない・・・ 仕事でクレームに繋がるかもしれないから、大きな機能追加を行わない。 休日に外に出ると疲れるから、外出しない。
確かに何にもやらなければ失敗はしませんが、当たり前のように、成功する事もありません。 失敗しないためにやらないのではなく、成功をするためにTRYするという思考にならないのが残念ですね。

失敗した後悔と、物事を実行しなかった後悔、どちらがいい?

実際に失敗してしまうと、気分が落ち込むし、自分ないしは他の誰かが損をする状況になります。
上司や先輩から怒られるから・・・ 他の人に迷惑をかけたくないから・・・ 嫌な思いをしたくないから・・・
こういう考えが先に立ってしまうと、人は物事にチャレンジする事を躊躇してしまいがちです。 しかし、もう一歩先を考えて、「やらなかった事による失敗」も存在する事を考えてみるといいでしょう。
仕事でチャレンジしないと、他の誰かが損をするかも・・・ 好きな女の子に告白しないと、その先の自分がずっと思い悩んでしまうかも・・・
こんな思考になると、「やらなきゃ損」という風な思考になる感覚もわかるはずです。 もちろん、誰でも失敗して落ち込むことはあるし、嫌な思いをする事もあります。 逆にそうした失敗をした経験がある人だけが、同じ失敗して落ち込んでいる人の気持ちを共有する事ができます。 そして、先にそうした経験をした事がある人は、非常に他人に対して適切なアドバイスができたり、相談にのる事ができ、頼もしい存在になり得ます。 失敗をその場の損失と考えるか、その後の得と考えるかはあなた次第なのかもしれません。

成長を感じる失敗

ポジティブに失敗をした時に、その後の自分の得になると考えられるようになるためには、しっかりとした思考を持つ必要があります。 失敗をして、失敗をした本人が「成長した!」なんて発言していたら周囲の人は、失敗に対して向き合えておらず、物事を軽く考えていると見られがちです。 失敗そのものは、やっぱりしないようにした方がいいに決まっているし、失敗しないために、それを回避できるようにどれだけ下準備できるかも、その人の危機管理能力や、先読みする思考力の質であることは間違いありません。 人は成長する時に、失敗することで、こうした危機回避能力のレベルや、先読みする思考の幅が大きくなっていきます。 失敗を糧にする人は、下記のような事を自らが学習できる事で、成長を感じる事ができるようになるようです。
・なぜ失敗したのかを理解し、自分の思考に追加する。 ・どうすれば失敗しなかったかをキチンと組み立てて置く事で同じ事で2度失敗しないようにする。 ・類似の案件に対して応用できるかどうか考えてみる。
自分の成長を感じられる失敗ができる人は人生が豊かになっていくとも言えるかもしれませんね。

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