アイ・アム・レジェンド ディレクターズカット版

2019年11月3日

レビュー 映画

以前にすでに見たことがある「アイ・アム・レジェンド」のディレクターズ・カット版というのがAmazonPrimeにあったので、よる眠れないタイミングで見てみました。 この映画はテレビCMをやっていた時から世界観が好きで、これまでお気に入り作品だったのですが、エンディングが気に入らないと思って何度も繰り返し見るレベルではない感じだったのですが、 ディレクターズ・カット版は、思いっきりエンディングを変えていて、話が180度違っているという作品でした。 今の時点でまだこの映画を見ていなくてこれから見たいとワクワクしている人はいないと思うので、思いっきりネタバレを書きますがディレクターズ・カット版をまだ見ていない人でワクワクしたい人は、映画を見てからこの記事を読むことをオススメします。

スタッフ・キャスト

監督フランシス・ローレンス
ロバート・ネビルウィル・スミス
アナアリシー・ブラガ
イーサンチャーリー・ターハン
アルファ・メイルダッシュ・ミホク

評価

★★★★☆
世界にひとり取り残されたという設定で、めちゃくちゃ能力の高いゾンビ(ドラキュラの性質も含まれている)を相手にするという世界観。 どうやらこの作品は「地球最後の男」(1964)のリメイク版なのだそうだが、まだ見れていないので是非観てみたいと思った。 「地球最後の男」でのゾンビは、ゆっくりあるくスタイルだったのだが、「アイ・アム・レジェンド」のゾンビは、めちゃくちゃ早く走る。 前作のスタイルは、あの有名なゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が強く影響をうけたというぐらいの伝説的な設定なのだということを知って、原作小説も読みたくなったぐらいだ。 でも、そもそもこの映画を見たきっかけのひとつに「ディレクターズカット版」というのがどういった意味なのか理解できなかったので、一度観て面白かった映画だったので、内容もはっきり覚えているし、違いを見比べてやろうという感覚だったのだが、オチをまるっきり変えてしまうこんなバージョンって結構イケてると感じましたね。 だって、思いっきりハッピーエンドとバッドエンディングの差があるんだから、観終わった感が悪くない本編の方が個人的にはオススメである。 でも、待てよ。そもそも、「ディレクターズ・カット」って、日本語にすると、「監督編集」っていうような感じだと思うんだけど、映画って監督が撮って作品にするモノではなのか? 監督が別のバージョンを作ってディレクターズカットとして公開するって、意味がわかんないんだけど・・・??? と思っていたら、どうやらこれはハリウッドで有りがちな話らしく、ハリウッドにおける映画製作は、「プロデューサー」が監督よりも高い権限を持っていて、監督の意に沿う編集ができない場合が多いのだそうだ。 そうなった時に、DVDなどにおまけとして監督編集だとこーなるというバージョンを入れ込んでいるのだそうだ。 プロデューサーは、興行収入が上がるための編集をするが、監督は作品がおもしろくなるように編集するので、ディレクターズカット版の方が面白い事が多いというのもうなずける。 そんなわけで、この映画から色々な歴史を読み解けたいい作品でしたね。

関連サイト

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