自分はまだ本気を出していないと考える未熟者

2017年8月28日

マインド 学習 日記

大事な仕事で失敗した時や、テストの結果が良くない点数だった時、言い訳する人いませんか?
本気出さなかったから・・・
こうした言い訳を周囲が真に受けるワケは無いんですが、それを聞かされると、非常にイラっとするのは何故なんでしょう? そもそも言い訳ってした後でどんないい事があるんでしょう?

言い訳する心理学

人は、誰しも失敗することを嫌います。 物事が思い通りに行かない時に、自分自身に「もっとうまくできたはず」と自己暗示する人は、周囲の人に対してもそのままの思考を発することになります。 また、自分を過大評価していない場合でも、失敗することに対して周囲に自分がその失敗をさほど気にしていないような振る舞いをしてしまう人もいます。 こうした人は、自分を見られたいイメージを他人に押し付けるという誤った行動をすることに共通点があります。 客観的に見ると、こうした人は、自分本位で物事を考える傾向があり、相手の考えよりも自分の考えを優先する傾向が強く、多少のブラフは当たり前と考えたり、 人に対してウソを付くことに罪悪感を持たない人が少なくありません。 そもそも言い訳をするという事自体が問題である事を知る必要があります。

本気を出す事はあるのか?

「本気を出すと自分はすごい」という思い込みはどこから来るのでしょう? 自分のイメージどおりに行かない事から、イメージどおりに行くことが自分が本気を出してできる姿なのかもしれませんが、 この手の人のもう一つの特徴として、
飽きっぽい性格
というのがあります。 飽きやすい性格が故に、安定的に物事を成功することが無く、結果、成功しなかった時の言い訳が自分を慰める言葉になっているんですね。 おそらく、こうした人は本気を出したところで、安定的な結果は得られない事は、周囲の人がよく理解出来ていることでしょう。

高みを目指すタイプの言い訳も怪しい

これは僕本人の話ですが、以前会社で「衛生管理者」の資格を取得するという事があり、会社内で数人が試験会場に行き、受験したのですが、 この時に8人受験した中、僕を含め3人が合格しなかった時に、僕自身が、合格しなかった時の言い訳を事前に考えていたという事がありました。 それは、「衛生管理者」の資格は1級と2級があり、1級は少し難しい課題も加わり合格率も下がります。 合格しなかった3人は1級を受験したものですが、2級を受験した人は全員合格していました。 1級の衛生管理者資格は、薬品などを取り扱う工場や施設などで必要であり、一般のIT会社は2級であれば十分なのですが、個人的に1級に拘った為に不合格になり、「2級であれば合格していた」という言い訳を、事後にしていた自分をとても恥ずかしく思っていました。 学力の高い大学などを受験して合格しなかった人と、学力の高くない大学だが合格した人でも、どちらも自分の力を出した結果であり、それを受け止める必要がある事が、今回の受験を通して認識することができました。 結果を周囲に対して、言い訳する事がダメなんだという事を理解できただけ、今回の受験の成果だと、自分に言い聞かせるようにするようにしました。

言い訳する人の悪い癖

僕の周囲にいる言い訳常習犯を見て少し特徴を見つけたのですが、あるダメな特徴を持っていることに気が付きました。
努力している人を否定する
全ての人がそうとは限らないのですが、努力している人に対して、平気で否定的な発言をする人が自分に対して甘い傾向があるという事です。 これは、上司部下の関係において、上司が部下に対して努力を否定する発言をする事が目立つ時に、その上司が失敗すると、言い訳をしている事に気が付きました。 自分に甘い人間になると、周囲はそうした甘さに気が付き、離れていってしまうことも、改めて考えさせられましたね。 人に厳しい人は、自分にも厳しい事は理解できるのですが、ここで間違った考えになりがちなのが
自分がこれだけ厳しいことをやっているから、部下もできるはず
という思考です。 正直、自分が部下だったらと考えると、たまりませんよね。 こんな上司の下で働いていたら、否定の連続になってしまいます。 もちろん、それを肯定的に受け止めて、上司よりも努力をするという根性論はありますが、人のコミュニケーションの円滑化を考えると、非常に一方的な思考の押しつけで、褒められた関係性では無いことがよく分かります。

気持ちのいい言い訳

失敗した時に、言い訳を言ってはいけないのかと言うと、そうでも無いのです。 自分が失敗した事を認めた上での言い訳は、聞いていて気持ちのいい場合もあります。 むしろ、悔やんで言い訳をしている人を励ましたくもなる事もあるぐらいです。 どうせ言い訳するなら、人に対して言い訳をするのではなく、自分の至らなかった事を口に出して反省する事をしてみてはいかがだろうか? そして言い訳するぐらいなら、言い訳しなくていいように、物事に対して取り組む姿勢を身につけるべきかもしれませんね。 え?少し厳しい?そんな理想はわかってる? 要するに言い訳を言って人が引いてしまう人は、やっぱりコミュニケーションが下手くそだという事を覚えておきましょう。

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