成功しても楽しくなければ成功と言えない。

2018年3月4日

マインド 日記

今現在、自分の目標というモノを持っていますか? 学生時代に部活に打ち込んだ人であれば、何かの大会の「優勝」という目標を持っていたかもしれません。 学生時代に、高校入試、大学入試などの受験という「目標」があり、 その後に待ち構えている就職活動して、いい企業に「就職」するという目標、 それらの目標を達成したら「成功」と呼べるかどうかは、その後の自分が「楽しい」かどうかで決まります。

成功したら楽しいはず

目標に一直線に進むと、成功した時の優越感は格別なものでしょう。 しかし一方で、成功したにも関わらず、何故か楽しいと感じられない人も世の中には多くいます。 上場会社を何社か経験してきた僕に、その会社の社長が「社長は孤独だ」とボヤキ、何やら淋しげにしているのを見ると、この人の人生は果たして成功なのかどうか、傍から見ていて疑問に感じたことがあります。 また、レベルの高い高校や大学に苦労して合格したのに、その学校であまり楽しい思い出が無いというパターンもなんだかもったいないですね。 会社のチームで仕事をしていて、大きな目標を達成したにも関わらず、チームメンバーの多くがその後転職してしまうなどと言うことも、ザラにあります。 何故、成功するのにその後うまくいかないことが起こるのでしょう? 会社が上場して大きくなっていくのであれば、社長のやり甲斐はひとしきり大きいはずだし、仕事のプロジェクトが成功するなんて、人生における何よりの体験じゃないですか。 ここで取り上げたパターンは、成功することに重きを置き、成功後の事を考えていなかったり、成功するために、人間関係を犠牲にしてきた人達が、その後の自分がいかに楽しくないかを物語っているのです。

楽しむにはスキルがいる

Google社も「グーグリネス」という言葉があり、いかに無邪気に世界を変えようとしている人の事をこう呼ぶそうです。 物事を一生懸命やる時に、汗水たらして中途半端にせずに猪突猛進して進めるという人は、なんとなく周囲からみていて窮屈な感じがしませんか? 物事にはちゃんとした決まりがあり、それを守らないと人に迷惑をかけてしまう。 言うなれば、仕事とは、ちゃんとスーツを着てやらないと、取引先の人に失礼にあたるとか、そんなルールを作っている会社は、恐らくは従業員も窮屈さを感じている可能性はあります。 もちろん、学校でも校則というルールがあり、信じられない内容のものも存在するようですが・・・ こうしたルールを守らなくてはいけないという囚われの人は、大体が物事を楽しむ事よりも成功する事を優先しがちであるとも言われています。 人から「遊びが少ない」とか言われる人は、自分自身を見つめ直してみると良いでしょう。 そして、物事を楽しむのはルールは不要かというとそうではなく、ちゃんとルールも守るし、人に迷惑もかけないが、物事をちゃんと成功させることができる人の事です。 もちろん、影の努力もかなりやるタイプですが、人前では決して辛い表情をしない人は、比較的物事を心から楽しんで結果成功できてしまうという流れを作れるようです。

楽しまなきゃ損

1度しか無い人生は、当たり前ですが、楽しまなければ損です。 楽しくなければ物事を成功しても、何の意味も無いのです。 では、楽しむコツはどういう所にあるのでしょう? 最低限必要なものは、「周囲の人」です。 一人で成功するものほど楽しめないものはありません。 チーム競技ではない、単独スポーツなどの選手がオリンピックで金メダルを取った時に、必ず「周囲の人が支えてくれたおかげです」と言っているのは、 成功したことを心から喜んでくれる周囲の人がいるから、自分も頑張れて、結果的に成功したというのは、とても参考になります。 会社のチームでも一人で成功を考える人は、楽しくなれません。 人って面白いもので、普段嫌いで仕方がない人であっても、同じ成功を分かち合うと次から親友にまでなり得てしまいます。 ルールや、人の好き嫌いなど、下らない固定概念やくだらない見栄や思い込みで、多くの楽しみを逃している人も多いかもしれません。 今一度自分の「楽しい」を自己研究してみてはいかがでしょうか?

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