電車が自動運転になったら

2017年9月11日

アイデア テクノロジー

その昔人の移動手段は馬や籠を人の手で担いでいたんですが、それが自動化されて自動車になったんですが、最近AIという技術で、運転を自動化するっていうじゃないですか。 そしたら、自動車の自動化になったら、文字通り「自動車」という事なんですが、そうなると元々の自動車は、なんて呼べばいいんでしょう??? そんな事を考えていても、なかなか自動車って自動化されないんですね。技術的以外にも法律的や、商売的にも、たくさんの問題があるので、なかなか実現化されないのですね。

色んな乗り物の自動化を考える

そもそも自動車だけで考えているからそれを利用する人達がいつまで経っても恩恵を受けないので、手っ取り早く自動化できそうな乗り物を考えてみたいと思います。 まず、飛行機ですが、僕の記憶が正しければ、ジェット旅客機とかって、「自動操縦装置」っていうのがもう既に備わっていますが、あれば、操縦補助なのだそうですね。 飛行機で一番難しいとされる、離陸と着陸は、人間なしではまだまだ実現できないでしょう。 しかし、飛行機は、計器類の数が多いことは、全うな人生を歩んできた男の子なら知っていると思いますが、そういう計器を人の目ではなく、機械で判断させて平行を保ったり、不調箇所を見つけ出すのはまさに機械の方が得意なんですね。 なので飛行機は半自動化がすでに行われているという事です。 でも、仮に飛行機が完全自動操縦されるようになると、もっとLCCなどの運賃が安くなるかもしれませんね。 恐いけど・・・ 次に考えられるのが、電車や新幹線です。 そして、そもそも、公道を走る自動車の自動化なんて二の次で、路線を走る電車を自動化する方がよっぽど簡単なんじゃないかと思ったわけですよ。 だって、自動車の運転よりも、線路という逃げられない道を走っていて、基本的に一方通行。 誰がどう考えたって、自動車より簡単なのではないかと思えますよね。 実は世界には、既に電車が自動運転で運用されている所もあるようです。 鉄道の「自動運転」は車よりずっと進んでいる 新興国などで期待集める「新交通システム」 しかし、僕の考える電車の自動運転は世界の技術先進国である東京で実行されなければいけないと思いますよ。 他の乗り物は、浅草の人力車、自転車、バス、バイク、セグウェイ、ベビーカー、障害者の使っている電動車椅子・・・ やはり自動運転で現実的でより自動車より簡易なのは、「電車」ですね。

電車でGoは難しかった・・・

その昔流行った、「電車でGo」というゲームは、マニアも感心するぐらいリアルに近く、僕個人的には、趣味ではなかったんですが、そんなに簡単ではなかった印象があります。 でも、飛行機と同じで、人では難しいが機械では簡単という領域が多いのではないでしょうか? 停止線にどれだけピッタリと停車できるか、とか、運転中の速度を一定に保つ、何ていうのは、人間がやるから難しいのであって、機械はお手の物のはずです。 以前、電車の運転手が、居眠りしているとkいうことでワイドショーで騒がれていることもありましたが、機械化されると、そんな事もなくなります。 ありえない!JR山手線運転士が居眠り運転で乗客もパニックに そして、さらに東京で電車が自動運転されたとすると、何が起こるか考えてみましょう。 まず、電車が自動運転されるとしたら、間違いなく年中365日24時間の運転が大晦日以外でも可能になります。 もちろん、乗客が少なければ、燃料費が高く付くのですが、東京では、そんな事はないでしょう。 曜日によって偏りはあると思いますが、週末は、フル活動でしょうね。 もう始発を待つ事や、夜行バスなどに頼らなくてもいいのです。 郊外の人は、ビックリするぐらい値段の違うタクシーに怯えなくて済むのです。 でも反面、タクシー会社は、大打撃を受けますね。だって、終電逃がす人がいなくなるワケですから、少しセレブ連中しか使わなくなるし、遠くに行くよりは近所に行く程度しか利用されなくなります。 あれ?そうしたらまた更に逆に、交通渋滞が減るかな? タクシーが淘汰され、駅前の車の混雑が無くなる。いったいどっちがいいのだろう? そして、経済的に考えると、終電という感覚が無くなると、居酒屋が深夜帯まで、沢山の客で賑わうことでしょう。 きっと駅前は、非常に繁盛しますよね。 電車自体も、混雑度合いを見て、本数などを自動で考えて調整してくれれば、メチャ混みが緩和されるというユーザーに優しい結果になるでしょう。

儲ける業界、損する業界、無くなる業界

タクシー業界には申し訳ないですが、やはりメリットが多い電車の完全無尽の自動運転、電車の運転手も淘汰されてしまいますが、世の中的には便利になります。 自動車の自動化も未来には必要ですが、まずは、電車を考えてほしいですね。 たぶん、法律などの規制や、何かしらの問題があるので、全く考えられていないというわけではないでしょうが、簡単に予想しても10年後には、そうなっていて欲しいです。 AIや機械化で仕事を奪われるとよく言われていますが、今に始まったことではなく、その昔から馬が乗り物として使われなく成り、インターネットがリアルの仕事をどんどん奪っていった時代の過渡期を考えると、ずっと行われてきた事なのです。 人が便利になるには、何かが変わっていき、いらないものの価値観が変わって行きます。 いつの時代も、この時代の切り替わりについていく人、遅れてしまう人で、勝ち組、負け組が決まってしまうようです。 はたして、自分は、どちら側の人間でいたほうがいいかは、考え方は人それぞれです。 ポイントは既得権益破壊がこれから沢山起きてくる事に立ち向かえる人かどうかでしょうね。 ビジネスチャンスもたくさんあるという意味ですよ。

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