よく言い訳をする性格の人は怒られた意味が理解出来ない経験の繰り返しで形成される

2017年8月21日

コミュニケーション 学習 習慣

昼休みに公園で仲間とボールを持ってきてバレーボールでボールを打ち合う遊びをしていた時に、よくミスをする奴が、「何でオレだけ難しいボールが来るんだよ〜〜〜!!!」と言っているパターン。 一緒にいる仲間は、すぐに落としてしまい、長いラリーができなくて、イライラしているのに、言い訳する奴にさらにイライラしてしまうでしょう。 学校の期末テストで悪い点数を取った時に、それを友達に見られたら「今回は別の教科を集中して勉強してたんだよね〜」っていう人、聞いている人は同情すらしません。 こうした言い訳って、どうしても周囲の人は受け入れられない何かがあるんですが、それは聞いている人が何も得をしないからですね。 言い訳する人は、無意識の保身の為に、つい言ってしまう一言なんですが、それが相手に受け入れられていない事を認識出来ないことにも問題があるかもしれませんね。

憐れむべきは言い訳する側の人

言い訳をして間がドン引きをしているのに、言い訳をした側の人は、意外と引かれている事態に気がついていません。 むしろ、言い訳を言い切って、低いテンションで聞いてくれた相手が同情してくれていると思い込んでいる人も少なくないかもしれません。 でも、その反応って、相手は引いているだけですから・・・・ なかなか引かれている空気の中、真相を教えてくれる人っていないですよね。 だって、引かれているから、相手はその人に対して無関心というよりも、関連を持ちたくないという感情なんでしょう。 それが、ドン引きの状態ですから。 ここで気がつくのは、やはり自分でこうした事態に気がつくしかありません。 他人から自分がどのように思われているか、自分に対して第三者視点を持てるかどうかなんですが、言い訳する人というのは、このスキルが圧倒的に欠如していると言ってもいいかもしれません。 そして、仮に親切な第三者が、この空気を当の本人に伝えたとしたら、十中八九、言い訳した人は、更なる言い訳をして、その場を取り繕うことでしょう。 救いがたいんですが、こうした人は、自分で意識できていないから悪いのであって、意識できれば、100%問題がなくなるスキルは身につけられるのです。

言い訳する心理と人格形成

小さい頃に、親から「勉強しなさい」と言われて、ゲームばかりした結果、テストの点数が悪くなり、何かの要因を見つけて、「体調が悪かった」とかの言い訳をしてなんとか取り繕って来た積み重ねで、こうした言い訳癖が当たり前になってしまいます。 これが、思春期や、成人になってからも、先輩や上司、彼氏彼女、親兄弟、友達や同僚など、周囲の人に対して、自分の印象を悪くしないように、都合の悪いことは言い訳を持ってきて対応していると、自分では認識できない言い訳人間が完成していくわけです。 こうした人の特徴は、何か自分が失敗をしたとしても、「自分は悪くない」という意識が強く、失敗から物事を学ぶ努力をしないため、成長もスキルアップもしずらく、世の中からはみ出していく存在になってしまいます。 怖いですね。 もし、自分がこうした性格になっていたと考えると、何を楽しみに生きて行くのか、創造することすらできません。 自分の兄弟や子供がこのタイプになっていたら、早急に軌道修正して上げる必要があります。 そうなんです、こうした事は意外と簡単に軌道修正できるものなんですね。

言い訳人間からの脱皮

こうしたタイプの人はなかなか人の意見を聞く人が少なく、周囲が良かれと思って、軌道修正しようとしても中々うまくいきません。 ただ、こうした人達が、物事の本質が見極めきれていない為、ひとつひとつ物事の本質を説明して理解していくことで、段々と言い訳をせずに、過去の失敗を振り返り、自分が悪かったので、次からはそれを治そうと思い始めます。 こうした人に、そういう事を言い続けることはなかなか骨の折れる作業ですが、大切な身近な人であれば、諦めずに言い続けて上げましょう。 きっと何かのきっかけで、開眼する事があるかもしれません。 効果的なのは、複数の人から同じ内容で説明されると、納得感が増し、自分でもその事を意識するようになる事は多いようですね。 人は、自分の置かれている日常から大きく何かが変わる時に、自分も変わろうとする性質があるので、引っ越しをする時や、結婚、出産などの場合に、そうした促しをするのも手かもしれませんね。

仕事でみかける言い訳マン

僕の以前勤めていた比較的大きめの会社では、会社上層部が行う「経営会議」や「取締役会」、「部長会」などで、会社の偉い人が集っているにも関わらず、言い訳マンがいることが確認できます。
「納品が遅れているのは、飛び込みの案件があり、本件が後ろだ押しになりました。」 「前回の会議で言われた宿題ですが、このところ仕事が立て込んでいて失念しておりました。」
こうした言い訳は、当たり前のように言われていますが、その場しのぎになっているのは間違いありません。 言い訳と、仕事の報告との決定的な違いは、次回に対する改善策があるか、悪くなった原因だけを言っているかの違いです。 また、朝遅刻した際の言い訳パターンも書いてみました。
「目覚まし時計のセットを間違えました」 「駅まで行った時に、財布を忘れた事に気がついて取りに帰ってました。」 「役所(病院)に寄っていました。」
遅刻の言い訳ほど、バツの悪いものはありませんね。 明らかに、遅れたほうが悪いに決まっているので、言い訳をすればするほど、ドツボにはまります。 でも、これは持論ですが、どうせする言い訳なら、突飛でしかも他に類のない言い訳を言って、相手を和ませるぐらいのエンタメ精神があると、一味ちがうかもしれません。 そもそも、こうした空気読めないタイプは、こうしたところにも思考は回らないので、なかなか気の利いた言い訳を聞くことはないのですが、少し周囲に気がつくと気の利いた言い訳を言えるようになり、そのうち言い訳というよりは、空気を理解できる人間形成ができるかもしれませんね。

自分が言い訳マンになっていませんか?

言い訳マンというワケではないですが、周囲の空気が読めない&人から好かれ難いタイプの人の特徴があります。
話している相槌で、「いや」という人
さも自分の意見を言いたがるタイプの人ですが、明らかに相手から尊敬されていたり、先輩風を吹かせても問題ない間柄ならいいんですが、多くの場合、このシチュエーションは、言い訳マンと同じタイプに陥っている可能性が高いです。 僕は個人的に、こうした人が気になって仕方がないので、自己チュータイプのこうした人達とは、あまり交流を持たないように避けるようになっています。 もちろん、仲のいい友達であれば、それを気をつけるように促しますが、これが会社の上役だったり、他の会社の役員や社長クラスであったら、正直キツイですよね。 基本的に否定から会話が始まる人、言い訳人間と同じジャンルになってますよ。気をつけましょう。

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