Xoopsインストールレポート

2017年8月16日

テクノロジー 日記

WEBサイトを作る時、フレームワークは有り難いものです。 wordpressなどは、テーマとプラグインで何もプログラムしなくても、ある程度のサイトを作れてしまいます。 今回は古くからあるXOOPSというフレームワークをインストールしてみようと思います。 ついでに、使い勝手などを僕視点でレポートしてみます。

インストール

まずは環境構築するためにインストールです。必要なものはPHPとMysqlらしいので、Linuxのwebサーバーに入れてみたいと思います。

本家サイト

http://xoopscube.jp

ダウンロードする環境

CentOS6 + Nginx + PHP-fpm + MySQL
ありふれたLAMP環境(NginxはLAMPとは言わないのか?)です。

モジュールをサーバーにダウンロード

サーバーターミナルでモジュールをダウンロードします。 その前にインストールするディレクトリを作っておきましょう。 $ mkdir /var/home/html/xoops $ cd /var/home/html/xoops $ wget https://github.com/XoopsX/legacy/archive/stable.zip $ unzip stable.zip

DLしたモジュールを解凍

$ la -lha drwxr-xr-x 3 root root 4.0K Aug 14 08:30 . drwxr-xrwx 9 nginx nginx 4.0K Aug 14 08:29 .. drwxr-xr-x 6 root root 4.0K Mar 28 09:21 legacy-stable -rw-r--r-- 1 root root 16M Aug 14 08:29 stable.zip ※「legacy-stable」という階層が一つ増えましたが、無駄な階層を作りたくない人は、legacy-stableディレクトリの内容を、1階層上げてファイル移動してください。

ブラウザでアクセス

NginxやApacheの設定は終わっている事として、ブラウザでアクセスしてみます。(hoge.com環境) このサイトはフェイクです。 http://hoge.com/xoops/legacy-stable/html/install/index.php このような画面が立ち上がれば、とりあえず成功です。

初期設定

・言語:「ja-utf8」を選択 ・イントロダクション
ウェブサーバ(Apache, IIS, Roxen, など) PHP 5 以降 データベースサーバ(MySQL Database 3.23.XX)
ここに来て、サーバーの環境条件などが定時されます。 MySQLモジュールのバージョンが3.23.xxと限られているのが気になります。 人から聞いた話では、上位互換がないそうで、最新バージョンではうまく動作しないようです。 とりあえず、このインストールダイアログに従って進めていけば問題なさそうです。

アクセス権限

[NG] ディレクトリuploads/は、書込不可となっています。chmod 777してください。 [NG] ファイルmainfile.phpは、書込不可となっています。chmod 666してください。
$ chmod 777 -R uploads $ chmod 666 mainfile.php 言われるがままに、設定。して下記画面になればOK.

データベース、およびパス・URLの設定

ここが正念場ですね。 MYSQLにログインして、新しいDBを追加(xoops) $ mysql -u root -p mysql> create database xoops; xoops-dbにユーザー権限を追加(ユーザーは事前に作っておきましょう) mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON xoops.* TO 'user'@'%'; rootからuserアカウントでログインしなおして、DBの確認 $ mysql -u user -p mysql> show databases; +--------------------+ | Database | +--------------------+ | information_schema | | xoops | +--------------------+ 無事にアクセスできるようです。 そして、ブラウザに表示されている設定で、SQLの箇所のみ入力する。 内容確認画面を経て、下記画面が出たらほぼインストール完了です。

アクセス権限チェック

次に進むと、大量のアクセスエラーが出る場合は、それぞれのフォルダに対して権限を付与してあげてください。 $ chmod 777 -R /var/www/html/xoops/legacy-stable/xoops_trust_path/cache/ $ chmod 777 -R /var/www/html/xoops/legacy-stable/xoops_trust_path/templates_c $ chmod 777 -R /var/www/html/xoops/legacy-stable/xoops_trust_path/uploads/ $ chmod 777 -R /var/www/html/xoops/legacy-stable/xoops_trust_path/uploads/xupdate/ $ chmod 777 -R /var/www/html/xoops/legacy-stable/xoops_trust_path/modules/protector/configs/ エラーは無くなりましたが、大量のwarningがでています。 どうやらこれはPHP7バージョンで使うと発生してしまう、「Deprecated」アラートのようです。 クラス名とメソッド名が同じ場合に発生するようです。 この手の仕様変更ってプログラム事態の書き換えが必要なので、正直xoopsのPHP対応バージョンが古いことがわかります。 無視して進んでしまいましょう。 以下はステップのスナップです。

インストールの第1ステップ完了

ハッキリ言って長いですね。同じ内容などもあり、整理されていないことに少しイラっとしました。

結論

第2ステップは、ブラウザの管理画面で行うようですが、下記のようにPHPアラートで画面が埋め尽くされて、先に進めなくなりました。 どうやら本格的にPHP7には適合していないようですね。 残念ですが、Dockerなどを使って旧バージョンのモジュールで固める必要がありそうです。 今回のインストール検証の結論としては、下記の通りで終了したいと思います。
「PHPバージョンが最新では使えない」
お粗末さまでした。

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