[Book] 20代で使ってはいけない100の言葉

2018年1月14日

レビュー

40代の僕が読む本ではないのですが、たまたま見つけた面白そうな本だったので、読んでみたところ、40代でも十分に楽しめる内容でした。 要するに、人間が生きていく上での言葉というかNG思想が書かれており、気が引き締まるのと同時に、 NGワードを知ることでの人としてのレベルアップできた気分になれました。

本の評価

★★★★☆
タイトルの通り、100パターンの言葉と、なぜそれがNGなのか、その言葉を使うとどのようにあなるかがかなり短文で簡潔に説明されていて、非常に読みやすく1日あれば読破できてしまうボリュームでした。 内容は、よくあるエピソードから、知らずに使ってしまうと痛い目にあう言葉まで、考えさせられる内容満載です。 こういう自己啓発系の本を読むといつも考えさせられるのは、こうした本を読んでも、まるで刺さらない人もいると言うことです。 若い頃は自分が無知なだけかと考えていましたが、確かによく聞く内容もふんだんに盛り込まれていますが、こうした内容をちゃんと自分で咀嚼できるかどうかがポイントで、 読むもの全てから学んでやるという気持ちで読むと、大抵の書物は結果的に勉強になる内容であるということです。 まあそれだと常に星の数は多くなってしまうのですが、あとは、自分の中の趣味思考での星であればいいのでしょうね。 ちなみに、amazonの評価はこの記事を書いている時点で星3.5ぐらいでした。

内容について

書籍の冒頭に書かれている、
必ず成功する「魔法の言葉」はないが、 必ず失敗する「魔法の言葉」はある。
これには非常に納得でしたね。 よく言霊という単語で説明される場合がありますが、確かに人は口に出した言葉は、実現に向かう様な心理になったり、他人がそれを聞いて人生が動かされるなんてことは、大いにあります。 実際に、会社で仕事をしている時に、ネガティブ思想の会社内では、従業員の誰もが、社長や上司の悪口や陰口を常に言っていて、 ポジティブな会社では、人の聞いていないところで、そこにいない人を褒め称えます。 もちろん、そうした人が集まっているからそうした言葉が生まれ、周囲に空気が生まれているんだとは思いますが、「言うは簡単」であるとおり、人の行動の第一歩は、言葉からスタートなのでしょう。 普段から、自己評価の低い人は、常に失敗したらという事を考えて、周囲の人に対しても失敗する事を前提で話をしていると思います。 逆に、誰がみてもポジティブである人は、多くは「天然キャラ」という風にみられがちで、悪い事を深く考えていないと思われがちですが、 悪い事に気がつかないというとてつもない才能を持っている、天使の様なキャラクターなのです。 リスクヘッジしたいから、気がつかない事はありえない。と考えた人は、まず、失敗した光景が頭によぎるため、どうしても自分と失敗をイメージしてしまうので、この時点でネガティブ要因になっているんですね。 この本に書かれているのは、そうしたネガティブな言葉を、「今までは何気なく言っていたが、これからは、このように言おう」という言い方で書かれており、その時点から前向きに切り替えられるいい構成になっています。

年取ってる人はなおさら必要

20代が読むべき本というタイトルに見えますが、僕は「20代で知っておかなければ人生損する」という風に置き換えてみてみると、40代でも50代でも、十分に納得できる内容であると断言できます。 本の構成としては、100個のNGワードを10グループに分けて書かれています。
1. 言い訳 2. 愚痴 3. 常套句(会社) 4. 依頼 5. 返事 6. 反論 7. 無責任 8. 顧客 9. 噂話 10. 常套句(プライベート)
グループ分けもなかなか魅力的なキーワードが揃っていて、半年後とぐらいに読み返したいぐらいです。 こうした言葉を言わずに、ぐっと心に留める事で、より前向きになり、同時に周囲からの信頼がますという事も非常に理解できる心理学ですよね。 人という生き物は、ポジティブなコミュニケーションの積み重ねで幸せな人生が送れるという事を信じて生きれば、決して最後はハッピーになれるはずです。 なんだか宗教みたいな感じになってしまいがちですが、こうした心の信仰ってやっぱい大事なのだと改めて感じさせられました。 さて、明日は誰を幸せにしようかな・・・

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