[映画] パージ

2018年7月28日

レビュー 映画

アメリカの法律で、1年で12時間だけ、強盗も人殺しも法で裁かれない時間が存在するという架空の話 まるで本当に法律ができて施行されているかのようなリアル感がある映画で、このふざけた法律には歴史があり、その歴史を尊重している人がいるという恐ろしさがある。 非人道的な新興宗教を彷彿させてしまうような世界観が、異次元感覚を味わう事ができます。

評価

★★★★☆
作品としては、パニックムービー系で想像通りのストーリー進行で、安心して恐怖体験ができます。 そして、人の妬みは、簡単に相手を殺してしまいたいとすら考えてしまう心理状況も、なかなか自分では把握できない状態も、ありがちですが、ストーリーとしては、飽きがこない内容なのかも・・・ そして一番考えさせられた事は、こうしたキチガイのような法律ができてしまった場合、人は最大限をそれを利用するために、野生のような思考になり、本能むき出しになるのは、実際に現実だったとしてもありえそうだと言う事ですね。 それにしても、人を殺してもいいという設定だけど、時間限定という設定は、時間が過ぎてしまって殺したかどうかって、裁判などで証明できるものなんでしょうか? この点、少し甘めの設定のような気がしたのは自分だけ? そして、この世界で殺人が許される時間の事を「パージ」と言い、人は人を殺す事を「パージする」って当たり前のように言っている。 なんか、言葉で馴染んでいると、現実味が増すね。

スタッフ・キャスト

監督ジェームズ・デモナコ
ジェームズ・サンディンイーサン・ホーク
メアリー・サンディンレナ・ヘディ
ゾーイ・サンディンアデレイド・ケイン
チャーリー・サンディンマックス・バークホルダー

ちょびっとネタバレあらすじ

年間で12時間だけ犯罪が罪にならない時間が法律として制定されているアメリカ、法律の名前を「パージ」と言い、パージの時間は国内は無法地帯と化す。 サンディン家は、この日はセキュリティの高い自宅で過ごすのだが、今年はいつもと違う年となる。 娘の彼氏は父親と話す為に、自宅に忍び込み、パージを期に父親を殺害しようと目論む。 息子は、外でパージされそうになっている浮浪者を家にかくまい、それによって、暴徒と化しているパージを楽しんでいる連中に目をつけられてしまう。 セキュリティが強い自宅も、門やドアを破壊されると、何も守ってくれるものがなくなり、家族がパージの危険にさらされてしまう。 さらには、近隣住人も自宅に乗り込んできて、少しセレブのこの家に対する妬みが露わになる。 殺人を楽しむ者、恨み妬みを晴らす者、そうした人たちから距離を起きたい人、それぞれの思惑がぶつかる事で起きる衝突は、必ず事件になる。

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