伝説のラジオ番組「ラジオはアメリカン」

2019年9月21日

日記

小学生の頃に友達の影響からラジオに興味を持って自室にこもって聞いていたのだが、小学校の頃から深夜放送を聞いていたほどラジオが好きだった自分の事を思い返すと、ラジオから色々なことを学ばせてもらった事を思い出します。 教えてもらったと言っても勉強などではなく、まだ小学生、中学生ぐらいの時に、大人の世界を教えてもらったり、社会の仕組みや、お便りで送られてくる会社員などの苦悩を聞いて将来の自分として想像してみたり、世の中的に、子供がテレビばかり見てはいけないという時代で、インターネットもない時代に、日本全国の人から寄せられてくるお便りコメントなどで、テレビでは知り得ない情報などを聞くことが出来たのは、今でも貴重な情報源として覚えています。 そんな中、ファミコンが世の中に出てきてあのパックマンを販売していたナムコが提供していた「ラジオはアメリカン」という番組を今でも強烈に覚えていて、革新的な番組だったことを思い出します。

ラジオはアメリカンについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/ラジオはアメリカン このラジオタイトルを聞いてピンとくる人はリスナー以外にはいないと思うんですが、アメリカや英会話とは一切関係なく、リスナーの人が、自分のラジカセで、それぞれのおもしろ録音をしたテープを番組に郵送して、それを流すという内容が、当時斬新で、親父から譲り受けた(奪い取った)ラジカセでまだ世の中でビデオデッキが出回っていなかった時に一生懸命テレビ番組を音声でガチャ録音していた自分としては、非常にワクワクしながら聴き込んでいた事を覚えています。 今のようにパソコンなどが各家庭にない時代に、素人がラジカセ一つで、非常にクオリティの高い録音をしていたり、お笑いネタをしたりと、内容は様々だったのですが、その内容と共に、番組スポンサーであるナムコ社のCMで販売しているゲームなどを子供ながらに聞き逃すところが無いほど釘付けで聞いていたので、思い出すと今でもそのワクワクが蘇ってきます。 僕がこの番組を知って聞き始めたのは、初代パーソナリティの「大橋照子」から「斉藤洋美」に切り替わる直前ぐらいのタイミングだったのですが、2代目が僕の中学、高校とドンピシャだったため、深夜のベーマガ入力と重なる時間帯という事もあり、自分の人生において切り離せない番組で合ったということも今考えるとよく分かります。 この番組でメインパーソナリティをサポートしていた「鶴間政行」さんという方がいて、おもしろいおっさんという感じで聞いていたんですが、その後にテレビ番組のテロップでよく見る名前になったことも記憶してそうした偉い人の根本とも言える番組をリアルタイムで聞けた事が非常にありがたくも感じました。

ラジアメのスタンス

「ラジオはアメリカン」を略して「ラジアメ」と呼んでいたのですが、この番組の魅力はなんと言っても、リスナーの自撮りする録音音声が非常に親近感がわく音源であったり、それを身近に感じるがゆえに腹がよじれるほど笑けてきたりする点にあったでしょう。 恐らく、今この番組を聞くと「さっぶ〜〜〜」というぐらいしょーもない内容のオンパレードかもしれませんが、そこは時代背景とマッチした内容という事で、当時のリスナーは涙が流れるほど懐かしく、当時の自分が走馬灯のように蘇ることでしょう。 その後、パーソナリティも3代目に切り替わってしまいましたが、この時代は僕は聞いておらず、何度かイベントなどで復活放送やイベントを行ったようですが、どれも聞けていないので、なんとかして音源を手に入れたいと思います。

ラジオの時代

僕が20才前後の頃に、不動産系の荷物配送のアルバイトをしていて、ワゴン車を1日に100キロぐらいを毎日運転していたのですが、その時に人生2度めのラジオ人生が再来します。 恐らく車の運転を仕事にしている人は、今でもラジオを聞いている人が多いのではないかと思いますが、お気に入りの番組により、ふとした飲み屋で知り合った人などと話しがめちゃくちゃ合うという事も少なくなく、ラジオ談義はなかなか特殊であり、面白いものであるのは、マイノリティなのでしょうか? 当時、運転をしていてラジオを聞いていた時に、とある朝の帯番組のパーソナリティが、「はがきで車の運転をしている人は大体しかめっ面をしている」という内容を読んでいて、それ以降、対向車などの車の運転手の顔をよく見るようにしていますが、確かにみんな当たり前のように無表情であることがほとんどで、なんとなくその事実が寂しい感じがしていたのですが、ある時、文化放送の午前中の人気番組を聞いていた時に、その番組は、パーソナリティがお笑いの人というわけではないのですが、非常に面白いことが多く、その日も腹を抱えて笑ってしまう内容だったのですが、同じタイミングで対向車の運転手が爆笑しているのを見て、同じ番組を聞いているリスナーであったことを、即座に悟りました。 災害時などを考えるとラジオって今でも非常に重要なポジションであるんですが、どうしても僕の周辺の友達などで、こうしたラジオ話が出来る人が少なくなってきているので、ITがどんなに進んでもラジオって無くならないだろうな〜と考えながら、HAM資格を取りたくなってしまうのは僕だけでしょうか?

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