人生の問題についての回答

2019年12月9日

日記

小学校、中学校、高校時代に、勉強が嫌で嫌でたまらない子供時代を過ごしてきた、ユゲタです。 自分が集中することが苦手で、机の前にずっと座っている事が当時は耐えられなかった事を非常に覚えていて、その反動で社会人になってやっていなかった勉強を取り戻すかのように読書をしてノートにまとめて書くということを癖つけるようになりました。 そんな子供の頃と、大人になった自分って何が違うのか? 子供の頃に40歳を過ぎた父親を見て、「大人」という認識だったのだが、いざ自分が40歳を過ぎても子供の気分も結構残っていたりします。 先日、自宅で購読している新聞を見ていたら読者投稿欄に「人生の正解」という事をテーマにして色々な意見が書かれていました。 それを読んでいて色々と思考がまとまってきたので、ブログに書いておくことにしました。

子供の頃は答えのある質問が多く、大人になると答えのない質問が多い

子供の頃から勉強ができて、スポーツもできて、友達の多かった友達が、社会に出ると行き詰まってしまうケースって意外と少なくないようです。 僕のまわりでも、成績、スポーツ優秀で、友達の中でも悪く言われることが無く、人気者だった同級生が、学校を卒業して地元の郵便局に就職したと聴いていたんですが、3年ほどで精神疾患になり、半年ほど休職しているという話を聞き、驚いたのを覚えています。 新聞の投稿欄で多くの人が書いていたコメントで「子供の頃は何でも正解があったけど、社会に出ると正解のないことだらけ」という事が、僕も非常によく分かりました。 本来、人生の分岐点などがある場合にアドベンチャーゲームのようにどちらの道を行けば正解で、逆を行けば泥沼の不正解なんていう、予定調和は有り得なく、どんな道を選択しても、成功できるし、失敗することも起こりえます。 失敗した時には、どのポイント、どの操作を誤って失敗したかを自己分析するかと思いますが、これが子供の頃は、ゲーム感覚そのものだった事が記憶として蘇ってきます。 成長した先に、正解のない世界に足を踏み入れて、この感覚を切り替えられない人は、人生で取り残されていくのだという意見に非常に目からウロコ状態でした。 ちなみに、僕の同級生は、職場で年長の人からのしつこいぐらいのいじめに遭っていたそうです。 細かなことは分かりませんが、そうした目上の人に対する対峙能力を磨き上げなければいけなかったのかもしれませんね。

どんな悪人も自分が正解だと考えている

子供の頃に見ていた漫画やアニメを大人になってから見ても面白く感じない事ってないですか? これは、勧善懲悪をやっつけるというストーリーが今現在の自分に当てはめることができずに感情移入できなくなってしまうからなのだそうです。 子供の頃に○○マンというテレビ番組を見ていると、世の中を壊して回る、怪獣が出てきて、それをやっつける正義の見方に自分がなったような感覚で楽しめるのですが、大人になると人間味のある悪役のほうが、「そういうヤツいるいる」という見方をしてしまうからなんでしょうね。 映画などを見ていても、評論が分かれるのは、この辺の感覚で好き嫌いがまるっきり逆になるのは、色々な人の話を聴いていて逆におもしろいポイントでもあります。 そんな中、犯罪を犯している誰が聴いても悪人であっても、その本人は自分がやっている行為を正解だと疑っていないという事を知りました。 犯罪を犯す人には必ずその要因となる出来事や思考があり、子供のことのような単純に悪いことをする悪人というのは、世の中には存在しないという事を人は大人になると自然と知っていくのだそうです。 こうした事を考えると、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉の深い意味を、理解できたような気がしますね。

人生の選択肢に正解の回答はあるのか?

正解のない人生の岐路に対して、正解を見出したいという人の気持も非常によくわかります。 果たして、大人になった今、人生の正解をどのように考えることができるのでしょうか? これに対する答えは、万人に対して1つの答えがあるわけではなく、一人ひとりそれぞれに正解が存在しているのだろうと想像できます。 もちろんこれは、自分ごととして、自分で正解を見つけないといけないし、必ずしも人の正解が自分の正解ではないという事も理解しなければいけません。 少なくても、正解を求めない人というのは、何かに失敗をした途端に物事をストップしがちで、 正解を追い求めるという人は、失敗を恐れず、仮に失敗してもその正解を求めて突き進んでいく性質があるようです。 コレ自体がもしかしたら正解なのではないかと、僕自身が考えているんですが、人から「この人は鈍い」と思われてもいいので、失敗したという感覚を感じなくなるというのも一つの正解なのではないかと考えました。 世の中で「天然」と言われている人が非常に羨ましく思えてきました。 正解が無いから何をしてもいいという事ではなく、正解と言えるような事をしなければいけないのですね。

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