飽きっぽい人の為の小さな目標の立て方

2019年12月30日

日記

言うは易し、行うは難し、思考は楽しと考える、ユゲタです。 言うことは簡単だけど、実行するのは難しい、だけど、考える事は楽しまないと損だという、ことわざをもじった、個人的な格言です。 人間が霊長類で最も優れている点は、思考なのですが、結構思考を苦手としている人は多いようです。 先輩や上司から「お前少しは考えるよな〜」と言われがちな人は今一度考えるという事を考えてみてはいかがでしょう?

緩い目標って非常に重要

やりたいことがいっぱいあって、片っ端から手を付けていく行動派の方は、周囲から見ると非常に活動的で魅力的な方が多いのですが、その反面、1つの事に長続きできないとか、やっても何か物足りないと感じてしまう人がいるようです。 会社などの組織であれば、マネジメントしてもらって、甘えていられるのですが、フリーランスや独立している人などはこの辺のモチベーションも自己コントロールしなければいけないので、独立してから悩み始める人のこうした話をたまに耳にします。 WEBで集客をしようと思ってオウンドメディアを立ち上げても、1,2ヶ月ほど続けてなんだか、成果が上がったように思えなくて、気持ちが萎えてしまう。 外部のコミュニティなどに参加して、色々な人と出会って話をするのだけれど、それぞれの人からいろんなアドバイスを貰ったり、助言をしてもらうのだけれど、実際のところ、何をすればいいのか、整理しきれない。 そんな人は、活動的だけど、自分は不器用だとよりネガティブに考えてしまいガチなのだそうです。 でも実際は、自分で全てを管理する必要もなく、モチベーションを維持するモチベーションなどいらないという事に気がついておらず、一生懸命何かをしなければいけないという自分に対する意識のお尻叩きが自分を苦しめているみたいですね。 こうした人にコンサルティングするのであれば、やりたくないことはやらなくていいし、楽しくやれることのみをやることを推奨するのですが、実際に仕事ということもあるので、やりたくないことを全てやめることはできないという事実にみなさん戸惑うので、「緩い目標」という個人スキルを伸ばすようにお伝えさせていただいております。 「緩い目標」というのは、いわゆる「ゴール」ですが、「達成目標」というようなレベルではなく、「今日はここまで!」とか「とりあえずこれだけやる!」という程度の目標をクリアしていくことで、自動的にモチベーションは維持できるし、何をやっても楽しく感じられるようになるという手段です。 制作案件などでよく使用される「マイルストン」をもっと緩くした感じだと考えてください。 どのくらい緩いかというと、それは個人で好き勝手に決めていい程度なので、ここにハードルも何も存在しないというとにかく緩く緩く行うのが特徴です。

簡単な目標の立て方

そんな緩い目標など立てて、最終的にゴールが遠くてうんざりするという方もいるかもしれませんが、フルマラソンを走る時に、プロではない人はゴールのイメージをしては駄目で、とりあえず5キロ先に30分以内に到達するという事を繰り返す事が重要で、実際にジョギングをする時に走ることとは別の事を考える「デソシエーション」というジョギング方式をすると、気がついたらゴールしていたという事も何度も有りました。 これを仕事のタスクや自分の生活で使えるようになると、何の迷いも無くなるため、多くの人にオススメしているのですが、どうやらほとんどの人が「コツコツ繰り返して行う」という作業が苦手で、目標を立てても続けられないという人がいるという事も認識できました。 そこで、緩い目標をどのように立てればいいか、僕なりの方法論を記述しておきます。

1. 楽しいと感じる目標を立てる

「目標」と聞くとどうしても、背伸びするようなゴールを設定してしまいがちですが、楽しいと感じないゴールは始めから立てなくても構わないという事です。 楽しい目標を立てるというのは、非常に自分にとって都合のいい話だと思われるのですが、実際に過去に僕の知人や後輩、部下などに、「自分の楽しめる目標を立ててみろ」という事をやらせてみたところ、これがなかなか難しいらしく、半数以上は目標が立てられない人がいました。 どうやら、この目標が立てられない人は、「自分が何を楽しいと思うのかよくわかっていない」という風に、改めて気がつくようです。 要するに、普段モチベーションが維持できない原因もこの辺にあるという事がわかりますね。

2. いつでもゴールを変更しても良い

一度決めたゴールを、どんなに緩くても必ず達成するというのが、ルールのように感じますが、あくまで自分が決めたゴールであり、そのゴールが厳しいと感じたら、いつでも、もっと緩くして大丈夫です。 これを人に言うと、なんだか人として少し劣っているように見られるかもしれませんが、人になど言う必要がありません。 あくまで自分の中で消化することが目的だし、最初のうちは、どんなボリュームが多いのか緩いのかすら分からないという事もあります。 意地でもクリアするレベルはもっと先にあると考えてください。 実は、自分の本当に楽しい目標が立てられるようになると、放っておいても自ら高い目標に対して達成し、それを楽しめるようになります。 まあ、最初はそんな事は考えずに、達成できる快感を感じるようにしましょう。

3. 一石二鳥は考えない

せっかく目標を立てるのだから、その目標を達成した時に、何かしらの成果を得たいと考えたいと考えてはいけません。 もちろん、勉強する目標で、結果学習することになり、試験などでより高い点数を取ることができるようになるのですが、「緩い目標」は、必ず1つの目標だけにするようにしましょう。 もちろん、目標セット初心者の話なので、慣れてきたら、一石三鳥でも四鳥でも、好きなだけ効率を追求していいと思いますが、それが重荷になるようであれば、そんな目標は立てるだけマイナスになってしまいます。

4. 一言で言える目標にする

誰かに説明しなくてもいいので、一言で言える必要は無いのですが、実はこの一言が自分にとって非常に有効に繁栄します。 「一貫性の法則」という人は自分の言ったことを正当化しようとする心理学を、自分自身に刷り込むために、シンプルな目標にすることで、その目標を簡単に思い出すことも出来るし、そのコンセプトに迷うことが少なくなります。 複雑な目標にしてしまうと、「そもそも何がやりたかったんだっけ???」となりかねませんからね。

飽きっぽい人の特徴

緩いけど、ダントツに人気がある芸能人の所ジョージさんは、音楽もできれば、絵を描く才能もあり、世田谷ベースでは物作りを行ったり、趣味の車や、ありとあらゆるホビーを、こち亀の両津勘吉レベルでリアルにやっている人なのですが、実は所さんこそが、「緩い目標の達人」と考えてもいいでしょう。 音楽も絵も、やっていることは、一日千秋では習得できない為、彼は趣味として楽しみながらコツコツと習得していったことが、よくわかります。 日々何かを作り、何か行動をして、そしてそれらを周囲が見てもわかり易く楽しんでいます。 こうした目標を立てることができない人や、自暴自棄になりやすい人は、自分を理解できていない人という事と別に、「飽きっぽい」という特性がある人が多いようです。 飽きっぽいというのは、物事を続けることができないだけでなく、何かを達成する前に諦めるポイントが明らかに早いタイミングで訪れて、その原因にすら気がついていない人なのですが、 これを、環境のせいにしたり、他人のせいにしがちな傾向も併せ持っており、組織にこうした人がいたら、周囲を振り回す悪魔的な存在になるケースもあります。

楽しむことは万人に与えられた快楽

冒頭で言った、人類は思考できるというメリットがあると言った事と重複しますが、楽しむ事を、他のどの生物よりも遂行できる生き物であるとも言えます。 「一度しか無い人生、楽しまなきゃ損」というのは、本当にそのとおりで、誰もが楽しむ権利を持っているし、楽しめる環境を作る思考を持っているはずなので、自分はそうした素質が足りないと考えるのは、諦めが早すぎる飽きっぽい人の典型的なのかもしれません。 僕が久しぶりにあった友達に、ほぼ100%ぐらい聞く質問で、「最近のお気に入りは?」というのがあります。 これは、好きなアイドルや、テレビ番組、プログラム言語・・・数々のジャンルがありますが、友達それぞれで、ジャンルは変わるし、人が楽しんでいる事は自分がやっても楽しいという持論もあります。 友達が楽しんでいることを自分でも同じ様に楽しめるのもまた能力なのかもしれませんが、それを友達に話すと、二人でさらに楽しくなることも多く、個人的に結構オススメの手法でもあります。 さて、あなたは何を楽しみますか???

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