運を使い果たす思考

2020年1月5日

日記

日本人の朝ごはんは「お米」でしょ!と考えつつ、毎朝パンを食べている、ユゲタです。 今回は「運」をテーマにブログを書きます。 この記事を読んでいるあなたは運が良い方ですか?悪いほうですか? 僕は自分で考えてみた所、運がいいと思う時も悪い時もある、ごく平凡な感じですが、恐らく周囲の友達からは「運がいい」と思われていると思います。 早いうちに結婚できて、35年ローンとは言え一戸建て住宅を購入し、子宝は4人も恵まれて、健康にもそれほど悪い点が無い。 仕事に関しても、東証一部上場起業の経営に携われたり、独立して自分のやりたい事ばかりできる環境を作ったり、ほぼ自宅で仕事ができるストレスの溜め込まない状況などなど、 これだけ聞くと、結構羨ましい限りですよね。 もちろん、こうした事はほとんどが運で成り立ってきた事は、僕自身がよく理解できています。 他人は上記のような、良い面ばかり見て評価しがちですが、僕自身としては、自分の立ち上げた会社がさほど高い売上でも無く、安定収入があるわけでもないし、 中古で購入した戸建住宅がさほどキレイなわけでもなく、むしろ修繕に費用がかさむのが運が悪いとすら考えてしまいます。 そんな人によって受け捉え方の違う「運」とは一体どういうもので、運を良くするにはどうすればいいかという事を考えてみたいと思います。

運は必要

人生は努力次第で何とでもなるというモノではなく、「運」がとても重要な場面が多々存在します。
「人生は選択の連続」
これはシェイクスピアの名言でもありますが、まさにその通りでしょう。 何か悩み事があると、友達や先輩などに相談するというのは、その問題点に対する解決法を他人と共有して、自分の負荷を軽減しようとする行為なのですが、 個人的な経験から、相談をする人というのは、その問題解決の選択肢を自分で決められず、自分以外の人に決めてもらおうとする傾向があります。 この行為自身が運を大きく逃がす傾向があり、他人が選択した事で自己責任を逃れようとする事で、そもそもどちらを選択しても対して結果は変わらず、仮に選択したことが、悪い結果になったとしたら、その人に相談した事自体が失敗だとわかるし、良い結果になったとしても、自分の成果ではないという事になります。 ちなみに僕が質問をされた時の答えるポイントは、「しんどいけどより成長できる」という視点で選んであげます。 すると、相談してきた人が、「え〜〜〜〜〜〜!!!」となんだか不服そうにする事もあり・・・ もはや自分で答えが決まっていて、簡単な方を他人に推奨して安心感が欲しかっただけだと気がつくのですが、 相談ではなく、単に楽な方に同意をして欲しいというだけの頼みでもあることがわかります。

運と損失回避の法則

個人的にこの手の会話が非常に嫌いなので、そうした質問に気がついた時は適当にあしらうようにしますが、これは心理学で言うところの「損失回避の法則」という事を思い出してしまいます。 人は無意識に、「利益」を取ることよりも、「損失」を回避する選択をしがちな生き物です。 「運」は、こうした自分で決めている選択肢のどちらを選んでも発生します。 そして、人はその後、結果が成功したと思えれば、「運がいい」、結果が失敗した場合は「運が悪い」と思い込む生き物なんですね。 出来レースになっている選択肢があるとすれば、それは選択肢ではないでしょうね。 実は、損失回避ではなく、利益を重視した方が、結果、運がいい確率が上がるという事も理論上(計算上)考えられるので、 運が伴う選択肢は「利益重視」が最適と考えられます。

運がいい利益重視の選択とは?

例えば、就職(転職)活動をしていて、給料は安いが大手企業の内定と、通常よりも高めの給料の零細企業の内定で、どちらを選ぶかという時に、 普通に聞けば「安定している大手企業」を選択しがちですが、「給料が高い零細企業」を選択する人もいます。 もちろん、1年後、2年後に、どのくらいの収入が見込めるかという点で判断しがちですが、 少なくともこれがエンジニアという職業であれば、給料ではなくその会社に入ってどのくらいのスキルアップが見込めるかがポイントになるでしょう。 もちろん、どちらを選んでも大いに運が影響することはありますが、もうひとつ人が選択に関して重要な判断基準が「しんどい」か「しんどくない」かというのがあります。 ココが、選択に関して「運」の理論が働くポイントで、「しんどくない」を選んだ結果と、「しんどい」を選んだ結果で、その後に運が良かったと感じた時に、「しんどくない」を選んだ場合は、「当たり前」という思考になりますが、「しんどい」を選んだ場合は「運が良かった」となりがちです。 逆に、結果的に良くなかった場合は、「しんどい」を選択した時には、仕方ないと考えて終わりですが、「しんどくない」を選択した場合は、「非常に運が悪い」と考えてしまいます。 こうした選択の思考で、すでに感じる運の量が変わってくることがわかります。 要するに、マイナスな方を選択すると、その後の心理的イメージが大きくプラスに変わるという事です。

運は脳からの影響が大きい?!

そうです、運は脳と連動して発生するモノであるという事がよくわかります。 宝くじで、2桁の3000円が当たった時に、「運が良かった」と考える人と、「たった3000しか当たらなかった」と考える場合、 はたからみると、同じ結果なのに、運が良いと考える人と、運が悪いと考える人がいるという、真逆の結果に不思議に感じると思いますが、想像通り、期待値による結果が運に影響しているだけなんですね。 ゴミ箱に落ちていた宝くじをたまたま拾っただけの人が3000円当たったとなれば、「運が良い」と考えるし、 10万円近く支払って数百枚の宝くじを購入している人が3000円当たったとなれば、「運が悪い」と考えても仕方がありません。 でもこうした期待値をコントロールすることで、「自分は運が良い」という人生を送ることも可能であると考えられますね。

運をつかむための考え方の思考

それでは実際に、運が良い人生を送るためにはどうすればいいでしょうか? 人生において連続して発生する選択肢に対して、満足感が立て続けに味わうことができれば、きっと本人は、「運が良い」と思い込めるようになるでしょう。 「運」は結果が「良い」か「悪い」かという2軸で判断されがちですが、本人としては結果までの経過を合わせて判断されるので、その都度行われる選択肢が非常に重要であると考えられます。 間違っても他人と比べて、運の良し悪しを考えてはいけません。 他人との運を比較するのであれば、そのどういった選択肢の結果を比較してみるといいでしょう。 結果的な運ばかり求めていると、大きな良運ばかり求めてしまうことになり、小さな幸運をたくさん見逃してしまうことになりがちです。 ここで分かることは、運が良かったというのは、苦労して積み重なった結果であるとも考えられます。 誰でも幸運は、自分の選択次第で掴むことが出来るもので、いきなり舞い込んでくる運ばかり求めていては、ババクジしか引かない人生になりがちという事なんですね。 他人と同じ幸運を求めるととんでもないしっぺ返しをくらってしまいがちというのを、知っていると知らないとでは、その後の人生が大きく変わると言っても過言ではないでしょう。

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