中間業者は今後消える?!デジタルによっておきる流通革命

2020年10月4日

テクノロジー

eyecatch まだ世の中に無いモノは、人に受け入れ難いですが、それを作る側の人でいたい、ユゲタです。 1700年代ぐらいから、電気の使用がはじまり、1800年代に、実用化され、 エジソンが電球を発明したのが、1879年。 その後、1900年代に、パソコンが実用化し始めて、「IT」や「デジタル」という言葉が生活に入ってくるようになりました。 そして、2000年のなる前辺りから、インターネットが普及してきて、人の生活は180度変わってきているんですが、AirBNBや、Uberなどのサービスは、これらの歴史が作った現時点での人が便利な世の中になるであろうサービスなのですが、何故か日本国内では、見えない既得権益が優先されて、一般的な便利や、効率は二の次になってしまうようですね。 誰もが自分の飯の種を手放したくないのは分かりますけどね。

流通における中間業者

経済における中間業者という立ち位置も、このデジタル時代の波で、無くなる可能性が高い業種と考えられます。 これまで、会社に出入りしていた他社の営業マンは、他社の色々な商品を提案して、その面倒くさい取引手続きなどの処理を賄ってくれて便利に取引をしてきたのが、ある日突然、ネットでそうした情報が得られ、人を介さずに簡単に注文ができて、簡単に納品をしてくれるだけでなく、中間業者が無い分、金額も相当に安くなるという事に気がついてしまった担当者は、果たして今後も中間業者を使うという事にメリットがあるのでしょうか? 逆に考えると、この中間業者はネットに載っていない情報を提供しないかぎり、クオリティが出せないという事は容易に想像できます。 中間業者というと、他にもそれぞれの業界における流通という部分にも、デジタル時代には、大きく変わってくる中間業者が存在します。 店舗でモノを販売する時に、これまでは流通を通して、モノを仕入れてきていたのが、店舗と製造会社が簡単に直結できる、マッチングサービスができてしまうだけで、これまで手作業で行っていた中間流通業者は、全く入る余地が無くなってきます。 思い出されるのは、Amazonの登場で、世界中のリアルな本屋さんが、閉店する流れになったのは、記憶に新しいと思います。 要するに、デジタルになるっていうのは、世の中がまるっきり変わってしまうという事を受け入れないといけないんですね。 変わることを嫌いがちな人が多い保守的な日本が、世界的にITが苦手な人が多い事や、行政などのITシステム化が進まないという事が、結果やあらゆる数値を見て、非常によく理解することができます。

ハブられる中間業者

中間業者は、全くの不要になるというわけではなく、上記にも書いたように、ネットにない情報を持っているという人や、ネットに書いている事が難しいので、それを解釈してくれる目利きのきくいわゆるIT翻訳家のような立ち位置の人は、コンサルティングという立ち位置で今まさに持てはやされているようです。 確かに、プログラミングが分かるビジネスマンであれば、コストをかけずに、自分で便利なツールを作って簡単にビジネスに利用して、低コスト、高利益な商品を提供することができてしまいますが、多くの人が、そんな事はできないという思考が定着しているため、デジタルを利用しきれずにいる状態でもあります。 日本は、まだまだ中間業者は必要とされるかもしれませんが、特定業界の特定の流通を破壊して、これまでに動いていた無駄なお金の流れを、中間業者以外の全員が得をするデジタルでの仕組みを作ることで、流通改革をしようとしているベンチャー企業はたくさんあります。 現に僕の元に、そうしたシステム構築の話が、次から次へと相談しに来ている人も多く、確かにそうしたシステムができると、製造する人、購入する人、販売する人という中にある中間業者は一切いらなくなるので、モノの値段も安くなるし、販売店も仕入額が安くなるのでコストが軽減するし、製造者も、より高値で仕入れ値を上げられる為、全員が得をする流通が作られてしまいます。 ようするに、中間業者がハブられている状態ですね。

時代の確変に追いつくために

ハブられた中間業者というのは、これまで、作りもせず一般への販売をするわけでもなかったので、正直商売をする時に、必要だった情報の部分を担っていたわけですが、インターネットによって、その役割は移り変わるという事を受け入れなければいけません。 色々な商売で、時代の流れで不要になる職業は発生してしまいますが、その中でも独自性を追求したり、全く別の新たなニーズを引き出すようにして、ビジネスは成り立っていくモノと考えると、今ある仕事を法律的や、目に見えない何かしらの知財などで守られているとあぐらをかいていると、とんでもないしっぺ返しを食らうことになるかもしれませんね。 テレビ業界も、youtubeの存在に、いまさらながら恐怖を覚えていますが、毎日のように、youtubeやネットにアップされている、のショート動画を垂れ流すだけの番組が次から次へとテレビで放映されています。 もはや、テレビで見なくてもネットだけで十分な世の中になってきている証拠ですね。 そして、人々の家から、これまでのテレビというのがなくなり、ネット接続されるだけのデバイスに、ある時比率が傾くと、テレビ業界の崩壊にも繋がるかもしれません。 テレビ業界は、広告代理店という大きな既得権益中間流通があるため、こうした業界は今のうちにデジタルにおける存在価値を確立しなければ、5年後、10年後は、明るくならないかもしれません。

理想のデジタル流通

インターネットサービスを作る側の人であるボクは、こうした無駄に利益を貪る既得権益をひっくり返すサービスを作るのが正直、世直し的なボランティア活動という間隔で好きなのですが、開発エンジニアの世界にも、HR関連という中間流通業界があります。 まさに、人材エージェントとかカッコいい風に言っていますが、彼らは、転職を進めて自社の利益をかさ増しする典型的な中間業者で、それを駆逐しようとする、人材マッチングシステムを開発してサービス展開している人が、本当にたくさんいるという事態も目の当たりにしています。 ネット広告は、「今の仕事に満足していますか?」というようなキャッチフレーズで、転職を促すワードを毎日頻繁に目にします。 こうした、デジタルにおいても、不要とされるデジタル中間業者も、日々生まれて来ていますが、こういう会社は、転職をする求職者に対して本当にいい将来を約束するわけではなく、有り体な一般論を振りかざして高価な単価でやり取りできる、人材という無形商材を利用しているだけなので、実は誰もが得をしているのではなく、紹介会社の一人勝ちになっている状態が多数あるようです。 作る人、買う人、その中間としての売る人という、この三角関係が、世の中でもっともシンプルな関係で、それらの人すべてが特をする流通にならなければいけないはずです。 さあ、この中に入っていない人は、今から自分の立ち位置を考え直して、この先無駄と思われないように、自分の仕事に価値を見出す必要がありますね。 もちろん、Amazongoのように、店舗すらもデジタル化させてしまう時代に突入しているし、製造するのも、全てロボットでできてしまう時代も、そんなに先ではない事を考えると、購買者が特をすることだけを考えたほうがいいのかもしれないですね。 今日もそんな事を考えながら、Amazonサイトをポチりますか。

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